先週来、日本列島大寒波にお見舞われ、TVニュースは、
大雪で孤立した山間部集落を中心に厳しい状況を流し続けています。
山間部だけではなく、国道・高速道などでの車渋滞状況なども中継しているが、
そんな猛吹雪、積雪の現場で中継されるアナウンサー、リポーターも命がけの生中継。
それでなくとも除雪作業中での事故、車中での事故が引き起こされているのだから、
彼ら現場中継する人々にも危険が付きまとっているはずだ。
ただ、年の瀬ということだから?ニュースも半端じゃない。
いろいろ驚き、胸痛むニュースが多く飛び込んでくる。
吾輩は、寒さに負けて、外出もままならず家籠もり、
猫ちゃんと共に暖か布団に丸くなったりしてちぢこまっているという状況だ。
ところでダントツに「へ~っ!」と映像にはまったのが、
インドから届いた猿族の奇跡。
とある町での話。
線路に出てきて遊んでいた野生のサルたちの仲間の一匹が、
線路の高圧線に触れて感電し気絶したのだという。
映像はそこからのものだが、これが驚きなのである。
感電気絶している猿にたいして、仲間のサルが、咬む叩く、体を振り下ろす、
壁にぶつけるも一向にグタッとしたまま意識を回復しない。
挙句の果て側溝の水の中に投げ込み、引き上げたり水中になげたり。
水の冷たさのショックで、ようやく意識を取り戻した(?)のか、
ともかくも目を開き意識回復に至ったのだ。
水中のサルは、蘇生にあたった猿に引き上げられて一命を取り留められたこの一件、
まさに奇跡の生還を果たした気絶猿も然ることながら、
蘇生施術猿の勇敢で必死の介抱ぶりに、人間顔負け!
いや野生の猿なればこその本能的?な感性に伴う救助行動。脱帽!!拍手!!お見事!!
私たち人間社会は、それなりに科学的で工学的で物理学的に整備された
救助マニュアルに導かれて、かろうじて救助活動ができシステムがなりたっていて、
助けられる思いである。
私個人でいえば、そんな場面に遭遇しても立ちすくむに違いないし、
ようやく決心しても恐る恐るにして気弱い依存型の構えだろう。
否、もう少し信じて、緊急場面に遭遇すれば、私の野生が芽生え、
その証明となる果敢な行動を成し得ることであろうと期待したい。
まもなく、クリスマスがやってきて、新年を迎えます。
お年賀状はもう書き終えましたか?
2014年の終わりに、この一年に感謝して、皆様と共に、
今まさにこの時から始まる未来に夢絶やすことなく
健康に過ごすことができますよう、お祈りいたします。