ちょっとおかしい間抜けな麻痺した感覚かなと思ってはみるが、ここしばらくは、オリンピック開催する?開催しない?オリンピック無観客でする?観客動員する? 論争で、メディアでの話は騒々しい。
お互いある程度の思いやりを持って、相手の意見を聞き、誰が正しいとか正しくないとかではなく、皆が正しい答えであるかどうかは解らない などと言ってはいるけれど、どうも二分した感情は交わり合いにくい。そんな騒々しさに巻き込まれながら、季節を振り返ることなく、何時の間にやら夏が来た(来ていた)。
夏の風物と呑気な事を言っておれない、激しい雷雨、豪雨の予報を受けて、警戒はしていたけれど、まさかの熱海の土石流災害は、人災と言うべき大騒動。
大阪の土砂崩れによる家屋倒壊も、あるべく事の現象なのか?思いもよらない何らかの環境被害?なんだか、日本全体、ピシッと佇まいを整えきれない油断・慢心・忘れ去っている危機への記憶。
あらためて、犠牲になられたすべての人々が、静かに私達への警告・警報を鳴らして下さっていることを覚え、ご冥福をお祈りしたいと思います。
オリンピックは、開催することに向ってかじを取り後戻りはできない。
オリンピックに参加するアスリートの方々の胸の内は、ひたすらに、オリンピックに向けられて気持ちを整えておられる。
私達は、そのアスリートに向って、「闘ってください。私達はしっかり応援しています」とエールを送りたいですね。