子ども心

8月のお盆は、会社方針で「盆休み」のところもあれば、
夏期休暇として6月~9月の間に3~7日、自主設定できる会社もあれば…
てな具合でいろいろ。有り難い。

いずれにせよ、この夏の暑さは曰くいい難し。
のた打ち回る気力も失せ、ベランダの金属柵に寄りかろうものなら、アチッ!!*
子どもの泣き声も、烈火のごとくに泣き入って、母親との戦いの声が聞こえてくる。

どこを振り向いても、異常な暑さには参りもしますが、
これが今年の夏の風景と受け止め、子育て真っ只中のお母さんに敬意を表します。

お盆には、郷里に帰っての墓参りが付き物で、地元で開催される盆踊り大会も
今さらながら懐かしく親しみを覚えて、従兄弟の孫たちと一緒に出かけもすれば、
地元の子ども会共催というわけで、ジュースやお茶、
小さな130mlビール(最小缶)などが呑み放題に用意されていて、
なんと!5~6歳と思しき孫たちは、自分用のジュースを持ち帰るどころか、
お父さんお母さんにと、せっせとビールを取り運んできている。

ほ~っ!?感心するやら恐れ入るやらで見ていたけれど、
そのうちエコ袋はそれなりに膨れ上がり、お父さんは

「お前、ここの子ども会のお金で用意してんだぞ!
ここの子ども会に入っていないのにこんなにたくさん持ってきて…。
見つかって叱られても知らんぞ」

と言いながらも決して棘だってはいない。
むしろ顔には笑みを浮かべてお母さんと談笑しながら、その場を立ち去って行った。

ドンマイ!ドンマイ!この暑さだもの。

日ごろの子育てに感謝!子ども心にそう思ってのことだろうか。
機敏に獲物を仕入れてくる頼もしい子どもの思いと受け止めてみようか。

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ノンちゃん

投稿者: ノンちゃん

大阪・住友病院で教育担当副部長を経まして、系列看護学校の副学長を歴任。その後、活躍の場を他の総合病院に移し、看護部長として就任いたしました。現在はワークステーションで登録スタッフの方の相談役として、様々なアドバイスを行なっております。長年の臨床経験・指導経験を元に得た知識を、皆さんにお伝えできればと思います。