4月8日、日本の政府は緊急事態宣言を発令しました。
即世論調査の結果は、大半は「発令は遅かった」の評価を下しているが、7都府県外自治体からの不評を買ったり、国と自治体との意見集約が困難であったりと、その対応は複雑な模索に窮しているようです。
しかし、緊急事態の発令の功あってか、東京の街中の人波は見事に消えているから凄い!
わが町、大阪は、TVなどの映像で見る限り、何とも大きな影響になっていないのか、多少人の行き交いは減少している程度のように見えます。
ともあれ、7都府県(東京・千葉・神奈川・埼玉・大阪・兵庫・福岡)の各知事の外出自粛要請は本格化し、具体的にはなってきているようですね。大阪と兵庫知事は共に記者会見をして「関西一体となってコロナを抑えたい」と。祈るような願いを発信されていました。
一つの指針は示され、この惨禍にスピード感を持って対応して、私たちの命を守らねばとの方向は大きく動くことになったと思われます。
遅きの対応ではあり、対象外となった愛知県と京都府は、4月9日、無念感を表明し、対象枠に入れるようにとの要請を行ったわけで、この感染者数の急激な増加、数字的には収束の兆しは見えない状況への対策の模索に、何ともやり場なし。
今この時、真に私達は、何をすべきか?どう命を守るべきか?
やはり、繰り返すことになるが、3密(密閉、密集、密接)の感染リスクを厳重に回避すべきことでしょう。3密が重なる場所には絶対に行かないよう、手洗いうがいの咳エチケット(マスク着用)を実践するようにを徹底し、自らが周囲の人々を巻き込まないように注意して過ごすしかないだろう。
これを、今しばらくを乗り切っていこうと、声大きくして呼びかけたい。
参考までに、真言宗豊山派壽徳寺(じゅんとくじ)のお坊さんでいらっしゃる松村妙仁氏が、仏教(真言宗)にある3密について語っていらっしゃるので、これを合わせ読まれておくと、心穏やかに過ごせるのではないかと思われます。
○身密=身(からだ、行動)
○口密=口(くち、ことば、発言)
○意密=意(こころ、考え)
身体の状態や、行動、言葉を正しく整えれば、自ずと心も整えられる。
3つのバランスを大事に重ねることで、心穏やかに過ごせる。
という教えだそうです。正に、しかり!と思いませんか?