私にとって知ることのなかったブラジル出身の写真家=セバスチャン・サルガド氏が、2019年の9月に来日されて、ICOM(国際博物館会議)京都大会での基調講演(テーマ「アマゾン熱帯雨林の保護」)をされました。その講演の中で、「生物の多様性を守るためにアマゾンは重要」で「その自然を守るためには、先住民部族のテリトリーを犯してはならず、保護を強化すること必要」と力強く訴えられました。サルガド氏の視線は人間から自然、ひいては地球そのものに広がるという。アマゾンの自然はまだ8割が残っていてそのピュアな部分をと紹介されたようだ。(9月11日毎日新聞夕刊より引用)
最近、ハワイ先住民の聖地、ハワイ島の聖なる白き山、マウナ・ケア山にも、先住民の新天文台建設反対運動が勃発している(このブログを掲載した時には、もう2ヶ月も経ていて、ニュース性は遠のいた話ということになるかもしれないが…)
ハワイ諸島のなかで、最も高い山「マウナ・ケア」。標高は4205mで富士山よりも約1000m高い。マウナ・ケアは、頂上まで車で行けるとはいえ、道が舗装されていないので一般的なレンタカーで行くのは困難ということです。高山病対策として、眠くなっても眠ってはいけない。眠ってしまうと、酸素の摂取量がより減ってしまうとか。途中、標高2800mの地点にある「オニヅカ・ビジター・センター」があるが、ここで何か食べ物を食べながら、高度に体を慣らすのだとか。
このセンター名は、日系三世の宇宙飛行士、エリソン・ショージ・オニヅカ(鬼塚承次:日系アメリカ人だから?親しみを持って彼を記憶している方は多いのではないかな)という人物に由来していて、彼はアメリカ空軍の大佐で、宇宙飛行士である。
1986年1月に、宇宙ロケット打ち上げに失敗して、搭乗していた宇宙飛行士たち全員が死亡したと言えば、記憶に残っている方も多いと思う。
話を本題に戻してみるが、ハワイ先住民は、何のためにどんな運動をしているかと言えば、先住民たちは、この聖地の山に、これ以上天文台が増え続けることを望んではいない。既に10年もの間、反対運動が続けられてきたのだ。マウナケア山の山頂部は、空気が澄んでいて天候も安定していることから、世界の天文機関が13基の天文台を設置し、観測されてきた。そして新たな天文台の建設が、2009年に決定されて2021年(2年後)の運用開始を目指して建設が始まろうとしており、これに関わる国は、米国・中国・インド・日本の5か国とか。
ハワイの先住民にとって、この山は雪の女神ポリアフをはじめ数々の神が棲む聖地とされる場所である。これ以上は増やしてもらっては困る!我々の聖地を守る!その一念で、10年にわたる反対運動のエネルギーを絶やすことなく続けてきています。
世界的なこのようなニュースを知るたびに、考えさせられることではある。そのことをどう受け止めて、どのように自己の活動(行動)エネルギーにすればよいのか?
なかなか、地球を!世界を!自然を!人類の生存を!その他…思考のイメージ化ができないねェ!?
ここ数年、日本は甚大な災害に見舞われており、災害に備えての対策は、年々充実度を増し、意識の徹底化が図られてはいる。けれど、その災害は、何故に起きた?どうしてこうなるの?地球のしくみがどう変わってきているのか?たかが地球の一部:日本の自然のしくみが解らない。開発による自然の変化が解っていない。困ったものだわ!憂いだね。
地球の未来を考える!人類の生存にとっては、やはり考えてみることが重要であると思っている。そして、未開の海・川・森・砂漠・山・荒野・∞の課題が大有りの一方、AIの発達、技術革新が主流になって、便利で有効な経済的側面の開発は、訳の分からない便利さに押し流されそう(既に押し流されているのだわ)。
呆然と立ち止まって、ある意味流されて、暮らしているのでありますが、皆さんに、何を伝えてみたかったか…?書けば書くほど、まとまってこなくなってしまいました。