東日本大震災は、2011年(H23年)3月11日のことである。
月日の流れは速く既に7年を経過し、すぐそこに3月11日を迎える。
2018年が始まって、早や3か月の速さを推して知るべしと、
おそろしく思うが、何がどのように変わったというのだろうか?
東北の方々の復興は、人を失った悲しみ・癒えぬ喪失感との
対峙から逃れようもなく、まもなく仮設住宅退去期限終了の向こうに、
忘れ得ぬ悲しみと新たなる不安がある。
7年間居住した仮設住宅で築いた被災者仲間の連帯感に支えられ
生きてきたことの終焉は何とも言い難し胸の内である。
私たちはそうした歳月の苦難に対し思いを寄せるべき時なのだと思う。
さて、春うららなるかな~!
寒風の和らぎを感じ始め、すでに梅の花は香ばしく目にも優しく届くこの頃です。
あれよあれよと一息入れる間もなく早や3月。
何十年ぶりかの東北にもたらした豪雪の傷跡は哀しく辛いが、
ようやく雪解け始めている。
そして芽吹く旬菜、旬魚の食材が食卓をにぎわす季節でもある。
春夏秋冬の旬菜は、気候変動に影響された豊作不作により値段変動が起こるが、
目にすればとにかく、濃厚な旨み、淡白な旨みに生かされ食されるのが旬彩の習わし。
いやいや家庭の味付けは、何ら普段からの味付けであって、
変化は感じられないかもしれないが、旬のものそれ自体が季節を彩ってくれる。
そして平昌オリンピックが終わり、いよいよパラリンピックの平和祭典
(政治的と言われているがテロ発生の危険な雰囲気もなく、
極寒の中での競技は厳しすぎるけれど…)はまもなく開幕する。
日本は幸先の良い好調な結果を生み出しそうなアスリートのパワーを感じるが、
当然日本だけではなく世界中が活気づいているのだろう。
先のオリンピックでは、今までのメダル数を上回り13個。
多くの選手から、見ごたえのある感動を受けた興奮が今なお残っていると思いませんか~。
最近は、TVなり週刊誌・新聞なりが、
団体や選手個人のエピソードを特集して紹介されるので、
よけいドラマ性が成績に反映され、感動の深みが増しているようにも思う。
パラリンピックでも新たなスポーツ景色の感動を味わわせてほしいと願いますよね。
皆さん!パラリンピック、しっかり応援し、
勝ち負けに関わらずスポーツの感動を味わいましょう!
今日の出来事、事の成り行きは常に流れる。とどまりを赦されないから、
新たな出来事に心を移されていくが、多くは、掴みどころをも押し流されて忘れもする。
わが身に降りかかってこない限り流れてゆくのも止む無しとばかりに。
軽率な言い方かもしれないが、流れゆくことは、案外、心を忙しくするようでいて、
安心安寧をもたらしてくれるものだなと思うこともあります。がどう思われますか?