お店でお食事をすると、色映えがするためか、
よくお皿に乗せられているあのパセリ!
一見、親しみにくい野菜というか、目につくものの単なる添え物じゃないか?
ウザい野菜という斜め目線でほとんど返品されている。
ところが、舐めるんじゃあないよ!
あの独特の香・苦みは、アピオールなどの精油細分で、
腸内の悪玉菌を退治し、また食欲増進につながる。
ってなわけで、食中毒予防の働きに注目して
料理に添えられるようになったという謂れがあるのですから。
(もしかしたら料理士さん達、このパセリ様の効用を知らねえんだな?
勿体ないことするねえ。って鼻で笑っているかも…)
パセリには2種類あって、日本ではあの縮れ葉のカーリーパセリが生産されているけれど、
ちょっと硬い目の葉で苦味感が強いから馴染めないのかもね。
(あぁ!勿体ない。世界的ポピュラー野菜というに…。断然!栄養豊富なんだぞ!!)
私は、そのままでも食べられるくらい。あの苦みが好きですよ。
料理に使える分野は案外簡単で、なんにでもどうにでもって感じですね。
女性の方々には特に、どうぞ敬遠しないで優しく胃袋に納めてあげていただきたい。
代表的な栄養素は、皮膚・粘膜の健康維持、免疫力を高めるβカロチン、
カルシウムを骨に定着させてくれるビタミンK、強い抗酸化作用のあるビタミンE、
貧血予防の鉄分やカリウム、風邪予防のビタミンCなど、
栄養価は緑黄色野菜の中でトップクラス。
特に、ビタミンE、Cや鉄分の含有量は、半端じゃない。これホント。
生活習慣病の主な原因の一つが、活性化酸素による血管や細胞の酸化と言われていますよね。
βカロチンは、酸化を防いで血管生命を維持してくれ、動脈硬化を予防してくれると
考えられている。兎に角、パセリの抗酸化力は注目度が高い。
どうです?
パセリは添え物ていどの認識をお持ちの方々!
目から鱗のニュースではないかしら?
さて「パセリの森」のお話は私の友人から届けられた、暑さからの開放、癒しの優しい話。
今、関西(甲南大学)で展示されている「カンボジアの孤児たちの絵や工作品」。
友人の彼は、そこを訪れて作品鑑賞したらしい。
作品の一つに目をとめたのが、小さな画用紙いっぱいに緑色で描かれた「森」。
カンボジアの孤児が描いたもので、紹介してくださった。
緑の青々とした色具合は、何とも言えず生き生きとしていて、画面いっぱいなのだ。
孤児たちの生命力、希望、夢が、まるで見ているほうに
降り注いでくるような作品にびっくりしたのですが、
私の頭は、なぜか「パセリの森」のようだとのインスピ。
これがのんちゃんの「OH!ファンタジック!」な世界観。豊かな生命力に乾杯!!