原発はエンドレスな問題

「原発」

この問題、どう考えてみても良き終結を持って
使い切ることのできない不遜なる問題ではないだろうか?

原子力そのものへの科学的技術の進化は、
「安全」への誘いであって良いけれど、
原子力爆弾が象徴する「破壊」への誘いはいかがなものか?

2011年3月11日の大震災による
安全神話の崩壊は考えもしなかった不慮の出来事。
しかし、私たちは決して、身近な生活圏の(人口密集地の)中に、
原子力発電所を建てようとはしない。
警戒心あらわにして反対を唱えるし、安全は神話だと言い切るに違いない。

原子力発電所の立地条件は、色々に多方面からアセスメントされての立地ではあり、
科学的で未来的に公益性のある最大公約数の
OKアセスメントのバックがあってのことではあるけれど、
そしてまた、私のような知識の程度では計り知れないが、
高度に立証できる安全科学と利便性が融合しているのであろうけれど、
それ故に表面化されず、もみ消しになってしまう知識は、
不慮を予測しながらにして死に体の犠牲になってきたのだろう。

今にしてこんな風に思うのもどうかという話だけれど、
単純に考えてみても、使用済みの核燃料の貯蔵はまもなく世界中が満杯になり、
再処理をしても核のごみとして残る混合酸化燃料は
まったくゴミでしかなくコンクリート詰めにして、
地球のどこか地中に埋めると言うのだから絶対エンドレスなのだ。

こんな風に考えめぐらせていると、私たちの医療環境にグッと思い当たる。
施設内に小規模原子力(放射性物質)を携え
公益性十分な人のお役に立つことを提供しているのを思う。
日常茶飯事の検査・治療としての認識深く、
何の不便・疑問も感じずに(とは言い過ぎかな?)現代医療の先端を走っている。

社会的資源として、確かに有益な提供なのではあるが、不遜にならず謙遜に、
検査治療の放射性物質は、
どのように安全に準備され施工され安全に保管されているのだろうか、
身体に及ぼす影響はいかなるものなのか、
ここで生じた廃液はどのように管理され、どう処理されているのだろうか。
そんなことを考えてみてはいかがだろうか?

世の中は今、衆議院議員選挙が始まったばかり。
争点はまさに脱原発か否かではあるが、問題ありすぎて、簡単には断じて語れない。
ほんとに難しいねエ!!

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ノンちゃん

投稿者: ノンちゃん

大阪・住友病院で教育担当副部長を経まして、系列看護学校の副学長を歴任。その後、活躍の場を他の総合病院に移し、看護部長として就任いたしました。現在はワークステーションで登録スタッフの方の相談役として、様々なアドバイスを行なっております。長年の臨床経験・指導経験を元に得た知識を、皆さんにお伝えできればと思います。