7月季の味わいは如何に?

6月は水無月。
春暖、梅雨、五月雨、などとかく湿っぽいうっとうしさがつきまとうけれど、
一方、風物詩を眺めれば、若鮎踊り、田植え、雨露が似合う蛍狩り、
紫陽花の花など、味わい深い恵みに満たされる。

しかし月日の経つのは速いもの、早や7月の候となり、
30日から1日(この後も続く大雨強風予報)にかけて、
本降り強風の大荒れ天気。

悪天候が予報されながらも、1日、私は有馬温泉に出かけたものです。
内心、土砂崩れや崖崩れの無いことを祈りながら、電車とバスを乗り継ぎ、
山道を散策するという約2時間半の道のりを辿り、
たっぷりの雨水に滴る六甲山系有馬温泉の宿に行き着くことができた。
途中、湯けむり一人旅もまあ味なものだな?と思いつつも緑樹茂る山中を歩けば、
そこに屈強な男性一人とすれ違う時には、失礼ながら恐怖感の緊張に身体が強張る。
何事もなく時の流れは順調に運んでくれたので、
あとは美味しいであろうランチと温泉に
この身を浸らせることができる楽しみが待っている。

確かに、ほとんどディナーメニューに近いランチを注文し、
美味しくいただきましたが、ちょっと難を言えば、仕上げのごはんが不味くて、
「このごはんのお米は何処産を使っているのですか?」と聞けば、
「三田のお米です」とおっしゃる。
しっかり地元農産物を応援しているのだから、文句はつけられないんだけれど…、
炊き方の問題だろうか?ちょっと、否それなりに不満を感じた次第。ごめんなさい!

さて、有馬の温泉は、金泉で有名。(もうすでに皆さんはご存知か)
日本最古の温泉で、大地に湧き出ていた自然の温泉との案内。
含鉄、ナトリウム、塩化物強塩高温泉で、錆色=金色濁りの温泉でしたよ。
ラッキーだったのは人がほとんど居ない温泉に浸れたこと。
「よくもまあ一人旅なんて…。寂しくて悲しみて…
やがて可笑しみに苦笑い。ま、一人旅も良いじゃないか?
10月同窓会幹事を引き受けて、ここまでやってきたンだよ」と慰める。
“如何に関西バージョンのアップライトを仕掛けるか?”
随分と苦労しているのであります。

急に外国人旅行客が増え大阪のど真ん中は騒々しくてんやわんや。
ホテルの予約は儘ならずビジネスホテルの設えは、同窓会の雰囲気を相乗してはくれない。
予算に限度があり、幹事は労苦を惜しんでは成り立たない。
岐阜に住む同級生の支援に励まされて、有馬温泉まで乗り出してきたのでありました。
祈る成功!

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ノンちゃん

投稿者: ノンちゃん

大阪・住友病院で教育担当副部長を経まして、系列看護学校の副学長を歴任。その後、活躍の場を他の総合病院に移し、看護部長として就任いたしました。現在はワークステーションで登録スタッフの方の相談役として、様々なアドバイスを行なっております。長年の臨床経験・指導経験を元に得た知識を、皆さんにお伝えできればと思います。