昨年12月末のこと、息子が東京での仕事終いしたあと帰郷して、
こんなことを言いました。
「お母さんの認知症予防に、
タブレットを使って頭の回転をさせればいいから」
というわけで、大手電気器具販売店に行って、
「お母さんにはこの程度の機能があれば混乱しないで使いこなせるから」
と、タブレットの機種を見立てて買ってくれました。
息子の簡単な説明に、解ったのか解らないのか、
何がどうすればいいんだか判らないままに
「わあ~うれしいありがとう」なんて言っちゃったりして、
息子からのプレゼントにうっとりして感激にボ~っとしておりました。
とりあえず頭を回転させるゲームとラインの使い方をマスターしたものの、
操作に時間がかかり、発展的な操作ができず、
息子にセットしてもらったままに機能させていたわけです。
ところが発展的操作ができないと、タブレットはもうすでに面白くはなく、
単調な器械具でしかなく、そのまま放置されることになるのでしょうね。
そこで、先日から、パソコン教室アンドロイドコースに
通い始めることにしてみたのです。
よく解らない専門用語ついて説明を受けながら、
操作するという方法で習い始めましたが
これが実に、驚きの興味深々目線になって、知れば知るほど、面白い!!
タブレットの命が生かされてきたこのごろと、相成りました。
タブレットの便利さは、大きすぎず小さすぎず、
自分の身の程に応じた大きさを選ぶことができ、持ち歩きが便利。
何しろパソコンよりも起動が速いし、バッテリー寿命も長い。
見やすくて画像がきれい。
単純なゲームだけでなく、ニュース、書物、ミュージック、語学、
等々が引き出せるのだから、バリエーションに富んで楽しく遊べる。
いろんな形での頭の回転ができて面白い。
今はもう寝床にまで持ち込んでしまうという、
少々お宅人間になりかけているのだろうか?
いやいやそこまで本物にはならない程度に楽しめているということです。
高齢者にとっては、自分の興味の方向に探索できるのだし、
それに伴って頭も働いてくれるはず。
世界は広がっていくものだなあと思うし、いろんなジャンルに飛び込んで、
視野も広がってくるという期待が広がる。
などなど、決して悪い道具ではないと思われる。
これからは、タブレットの時代がやってくる
といわれてもいるようでもあり、
「私にもやれる優れもの」と認識できたので、一つお勧めした次第です。