もしかしてだけど…!?私の偏見かな?
女性の領域の話だけれど…。
私は、中学生になって「月経」という現象に出会ったが、
何これ?少々白々しく構えながら、想像に難くない未知への自覚した始まりを感じた。
変化に気が付いた母には嘘ぶいた返事をしたものの、恥ずかしい気持ちが先立ち、
顔を合わせるでもなく、ま、いつも通りの行動パターンで通り抜けたものだ
(勿論母にしてみれば、我が子がこれから先、女道を歩んで行くことへの、
心づくしのお膳仕立てを用意してくれたものの、照れちゃいましたねえ)。
さて、いきなりとんでもない話をし始めたわけだけれど、
実は私中学生のころ器械体操部に所属していて、
生理の始まる1週間前くらいから体調の不快感を感じ、
実際の期間になれば激しい腹痛に見舞われ七転八倒状態。
体育系クラブは練習そのものが激しい。
女性期に出くわした場合、どうなのよぉ?休むのってある意味当たり前よねぇ?
って。でもそれって、女子部単独での練習ならば理由にもなるだろうけど、
男子部と合同、あるいは女子部の監督が男性ならば理由にして休むことなく
練習に励むということになるんだろうね。
ま、こんな甘い考えで通り抜けてきた青春時代でもあるんだよねぇ…。
先日、ちょっと驚いた話題が提供された。
確かに女性の生理に関しては表ざたにはしないし、
体調不良の理由が自己の生理のためという弁明にはし難い。
女性の生理に関わるコンディションには、個人差が大きく、
身体面に出る場合とメンタル面に出る場合があって、繊細な問題である。
そしてまた、女性間では解る解ると気軽な問題であるとしても、
男性には解り辛い問題でもある。
からして、社会に出て働く女性たちは、男性が上司の場合、
生理による体調不良を理由に休暇申請はしにくいから、
他の理由で休むか、頑張って働くって選択をするよね。
特に男女雇用機会均等法が施行されて以降、堂々と生理休暇の権利はないしね
(これはこれで良いのだけれど…)。
問題は、我慢して放置して思わぬ病気を招いているということ。
何も生理だけに関わることではないけれど、
子宮内膜症や不妊を招く誘因・原因となるならば気を付けなければいけない。
特に、近年は高齢出産と帝王切開による出産が増加しているという。
女性ならではの支え合う目線を養うことが大事だ。
ところでもう一つ。
帝王切開で出産した若い母親が、自然分娩した女性に引け目を感じて、
悲しい、自然分娩児より弱いと言われた、母親として情けない、
良き母親になれないのでは、母親として失格などと、
他と比べての心理的な悩みの発言をしている。
生れ出てきた赤ん坊は、元気で可愛いにもかかわらず、
帝王切開に負い目を感じて子育てしているという。
これってもしかしてだけど…、
何か成長の過程で育まれていない要素がある気がして…。
自分が皆と同じく普通のコースを辿れば、友人や身近な人々の中に異常とか
普通でない形を辿らざるを得ない選択をしたことに対して、
偏見を持ってしまう側に立つのではないかと。
私の偏見かもしれないけれど、そんな心配な思いを感じたものです。