4月2日、高校野球観戦は、在ろうことか優勝戦を観戦するということなのである。
何十年ぶりのことかしら?40?年にはなる高校野球観戦チケットをゲットした
興奮を背負いながら、友人と二人で甲子園へ。
電車は姫路行きの通勤特急へと案内されるままに乗り込めば、
地元大阪と近畿圏京都の高校野球の勝負とあって、乗客のいでたちは、
通勤者はかき消されるほどに応援モードの賑わい。
ほっと快い安心感に守られて座席に座るや、
沿線沿いに咲き乱れる桜の花を楽しみながら
甲子園駅へと誘われた幸せ心地ではありました。
10時40分頃には、球場の4・5ゲート(一塁側)から特別自由席へと余裕の闊歩。
一塁側スタンドは大阪履正社高校、3塁側スタンドは京都龍谷大平安高校であることを知り
地元応援できることを喜んだ次第。 日差しがきつく暑いくらい(予報では20度)で、
既に陣取っていた観客も一枚一枚薄着になり始め、早々とビールに焼きそば・たこ焼きなど
店屋ものを買って食べ始めれば、私たち淑女おばさんも、そりゃあビールの注文となりました。
簡単な手作り弁当を広げ、めっちゃ美味しく気分良く出来上がっていきましたね。
こんなことも、ホンとに40?年ぶりの追体験、褪せることのない若者気分が蘇えらせつつ
試合開始のサイレンに興奮しましたよ。
既にご承知の通り、6:2で 龍谷大平安高校が優勝、
履正社高校は準優勝という結果に終わりましたが、
何しろ春夏通算最多出場の京都勢と
6回出場で初めて決勝に進んだ大阪勢による始めての決勝戦。
龍谷大平安高校のあの堂々とした整然とした落ち着きすら感じるあの、
本塁打や初回2塁打など長打絡まる着実な加点、好捕、継投策等など攻守云うことなし。
履正社高校も前日の素晴らしい逆転激戦からのチーム一丸体制で、
塁に出ながら得点に結びつかず残塁に終わるシーンが
何度か繰り返され息のつまりを感じましたが、あの金岡選手の仲間を励ます姿は、
遠くからでも伝わってきて胸に響く感動を味わったものです。
優勝した原田英彦監督の感極まったインタビュー、
選手たちには「かっこいい監督と慕われているようで、確かにかっこよかったですよ。
まあとにかく、若い世代の夢と希望は褪せることなく
近畿の野球王国復活の試合を思いっきり楽しんだ一日でした。