皆様其々の2024年度がスタート!! 祈念することは何でしょう?!

令和6年(2024年)1月1日16時6分、石川県能登地方に震度5強の地震発生!

寝転んでTVを気楽に見ていた私は、ぎしぎし音と揺れを体感し、視覚に於いても我が家の室内は、明らかに横揺れ・重なりくる揺れの様相は、地震を認知し一種の恐怖感をもって直ぐに起き上がり、次に如何なる体勢でこの地震の流れを受け入れようか、不明快なまま、とにかく床に体を四つん這いに構え、如何なる地震にも即応できると思しき構えの体制をとって、ジッと地震の成り行きを、見届けていたと思う。

何しろ部屋では独り、親しき人影は何もなし。玄関の外にも人声のしない不備なる地震発生時の状況は、瞬時恐怖感を覚えたものです。

地震の震度が大きくなっていくのか?
これで収束していくのか?
息を凝らして、眼を凝らして頭を集中させるという3段の構えで、「如何様な地震の震度や揺れにこの身を守らなくっちゃ」という真剣な構えを真面目に整えて、様子を伺おうとした瞬間、TV速報に切り替わり、警報周知となって、ある程度、安心の構えに。
ちなみに、この時の石川能登半島で起きた地震規模は、震源の深さ:ごく浅い、規模:マグニチュード7.6という地震の概要だったようで、大阪市では震度4の影響。

これは、最近の地震の経験値としては、はっきりと身体感覚で相当大きな地震が捉えられ、TV速報が流れつづけていたので、独りよがりな恐怖心も湧くようなことなく冷静に状況を、受け止めていったように思います。
ところが、それ程間をおかず、津波発生情報が流れ、能登半島を中心にした日本海海岸の映像が映し出されると、その最初から目の当たりに見る海岸は、非情に不気味な「海のうねり」というか奢るなかれ、地震規模からして今から起こる海の不気味な静けさ?
白く波立つ巻き返しエネルギーの執拗さという表現が正しいのか?どうなのか解らないけれど、しきりに予告される白波の遠近感は、この期にジ~ンと不気味に迫ってくるあの映像は、身の引き締まる恐怖感が湧いてきたように思います。

地震規模・速報は、タイムリーにあちらこちらに能登半島全体が、地震の悲惨にさらされている様子を伝えるが、映像が無ければ、想像に難い。
翌日になって地震津波に侵食された光景は、言葉に尽くせず頭を垂れて立ちつくすばかり。

令和6年の始まりは、このような災難に遭遇して始まりました。
それぞれに個々人の方々が、遭遇し抱かれた思いは、多岐にあると思います。
TVのできる限りのタイムリーな映像から、その時に何をしないといけないのか?
どんなことをすべきなのか?

被災地に居る方々の悲惨な映像を負いつつ、ある意味、悲しみを共にし、良き結果を皆で喜び、経過措置に希望を失わず共有して応援し、支え合う温もりの距離感を実感し合う等、私は今回のリアルなマスコミの方々の取材力に、感謝申し上げたいと思っています。

現場には立ち会え切れないために、被害の大きさに対して、想像力が働かず、あるいは想像力の不足を補ってくれ、何をどんなことをする必要があるのかを、しっかり伝えて下さったように思います。

令和6年の始まりは、この地震・津波災害速報から始まりましたが、悲嘆にくれるのでは無く、学びの宝庫を得て、これからの弛みなく力強い前進の力を、国民全体に蓄えてくれたように思っています。

その様に祈り感謝して、新しき年の始まりのご挨拶とさせていただきます。

今年もまた、ワークステーション・メディカル事業部内で発信しております、ホームページや社員ブログを こよなく愛してお読みいただきながら、皆様と共に邁進してまいりたいと思います。

ノンちゃん

投稿者: ノンちゃん

大阪・住友病院で教育担当副部長を経まして、系列看護学校の副学長を歴任。その後、活躍の場を他の総合病院に移し、看護部長として就任いたしました。現在はワークステーションで登録スタッフの方の相談役として、様々なアドバイスを行なっております。長年の臨床経験・指導経験を元に得た知識を、皆さんにお伝えできればと思います。