ティアラの関心ごと:新型コロナウイルス禍の終息2022年への希望

もう2年にもなる新型コロナ感染症は、ある地点から一気に世界的な感染拡大へ加速し始め、論理的に解明できない状況の中、世界各国の国民は、無関心でいることもあれば、早々に先手を打ち、感染拡大の基本的エビデンスに従って警告を発して国難への影響を防止するなどして慎重な対策が取られたところもありました。

国民性の違いは、国民の主張の強固さや、軟弱さ(無関心なまでに感染の危険に対応しなかったり、宗教的なコミュニティの感染症に対する呼応しない信じ方があったりして、“軟弱さ”というべきことではないけれど)、危機意識への無関心さが、色々なあり様であったのではないでしょうか?

日本国という限られた中で、眺めてみても、これだけ何だかんだと、いろんな分野の学者や多くのメディアの方々が、論じ合う(というか口論めくこともあり)のを理解しようとするのだけれど、簡単には裏付けられた自らの行動を決するには、やはり難しい。そのような背景もあってか、文句は言えるものの、基本的なスタンスは、確たる自己の信念に結びつかず、案外、無関心であったのかもしれないと思っているわけです。無関心でいることの意味は、怠惰な響きがつきまといませんか?

最近になって、新しいコロナウイルス変異株の名称として、オミクロン株が流行してきました。すぐそこに年末・年始がやってきました。ここにきてコロナ変異株についてオミクロンと名づけられ、ギリシャ語のアルファベットからとっていると発表されると、無関心さは払拭され、関心に変わるものですね。
な~んでか?なんでそ~なるの?ってな訳です。WHO(世界保健機関)が名付けたものですが、ニュースでも話題になったのは、名称=輝ける冠=のなれ初めがまた、興味深く面白い。オミクロン「O/o/omicron」は、ギリシャ文字の第15番目。

コロナの変異株は、イギリス株、インド株、などと最初に見つかった国の名前を使って呼ばれていたが、WHOは差別や偏見につながるとして、2021年5月から、意味を持たないギリシャ文字で表すことにしたという話です。さらには、オミクロン株についてTVや新聞で状況説明される中で、ギリシャ語の15番目の文字云々の話を見すごし、大きな関心を寄せることなく過ごしていたけれど、面白い裏話があるもので興味を持って調べてみると、見つかった順に、アルファ(α)株、ベータ(β)株……ミュー株までの12種変異株が見つかっていたのですが、ミュー株の次は、ニュー。これは英語との混同を避け、クサイは英語表現でXiと表現することになり、このXiは、これを姓(習)とする人が多く、また中国の習主席とも重なる)為、これら二つを飛ばして、15番目のオミクロン株と名付けたというものです。おまけをつけるならば、WHOは今後の変異株の名づけは、ギリシャ語が不足した場合、星座の名前を当てる予定らしいです。

この話、面白いようで証もない話だなと思いますが、少し楽しめていただけましたか?

まあ、日本の社会的感染対応のプロセスは、いろいろ問題を抱えてましたが、最近は、説明と方針・対策を早め早めに発出していただけているように思えます。こんな少しロマンチックな裏話が潜んでいるのなら、新型コロナウイルスの変異株に関心を寄せて表記の見出しに私達の大切な関心事であり、無関心にしてはならない思いを表現してみましたが、不謹慎でしょうか?

さて、年末もあと僅か。新年を迎えて、皆様は第一に、この不自由なコロナ禍からの脱脚を願っていらっしゃるのではないでしょうか。

2022年も、幸先よく、健康な歩みとなりますよう、そして皆様のお幸せを祈念申し上げます。2022年も、ワークステーションをお尋ねくださり、人生に彩りを加えていかれますよう願っております。

 

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
よろしければクリックお願いします♪


◎看護師のお仕事探しはメディカルステーション

ノンちゃん

投稿者: ノンちゃん

大阪・住友病院で教育担当副部長を経まして、系列看護学校の副学長を歴任。その後、活躍の場を他の総合病院に移し、看護部長として就任いたしました。現在はワークステーションで登録スタッフの方の相談役として、様々なアドバイスを行なっております。長年の臨床経験・指導経験を元に得た知識を、皆さんにお伝えできればと思います。