一番身近で困惑する体内トラブルは、コレだぁ!!

何?といっても、多くの女性を悩ますのは「便秘」。(ですよねェ)
便秘は、腸内細菌によくない影響を与え、腸内に溜まったウンチが、
これまた餌となってクロストリジウムなどの悪玉菌が増殖する。
この状態がロクな状況を招きかねない。
何しろ発がん促進物質、アンモニア、硫化水素、などの
有害物質やオナラの元となるガスを発生させ臭い。(やだねェ)
そして発生した有害物質は、どんどん腸壁から吸収されて
血液をめぐるという経路をたどるのだから、
そりゃあいろいろな病気につながっていくわけですよね。(わかるんだけど~)

この便秘! 愚問ながら高齢者、女性に多いのは何故?
(ちゃんと根拠があるってことも解っちゃいるけど治せない!!)
排便は一日1回、食の消化⇒排便の時間は24時間が目安。
ウンチの水分量は、一般的には80%ということだが、
大腸に長時間とどまっていると、
水分がどんどん吸収されて70%以下となって便が固くなり、
腸内で動きが取れなくなる。(困ったウンチの行方)
便秘解消には、便秘の4つのパターンが紹介されていて、
自身のパターンを把握して対策をとることが周知のことだが大切なんだけど…
(…それがピタッと合わないんだよね)
例えば ・一日1回の排便を心がける
・食物繊維をよく取る(善玉菌の餌になる、水分を吸収してスムーズに運ばれるウンチを作る)
・生きたビフィズス菌や乳酸菌の入ってるヨーグルト、乳酸菌飲料を取る
・腸内細菌は十人十色というから、色々なヨーグルトを試して自分に合うのを見つける(指導は受けるが、簡単に合う物が見つからない。成果が表れないのだ)
・ウォーキングや腹筋などでウンチを出す筋肉を作ること
(とも言われるけれど、成功!って感動に至ったためしがない。多くの女性方がそうじゃない?高齢者に至っては尚更じゃない?)

だが…しかし…!
現役をリタイアした高齢域のノンちゃんが、
しっかり注意を払って守り出したことがあるのです。
それは確実に成果が得られ始めたから。
誰しも定年(職業からのリタイア)後の生活動作量は
若い頃よりはず~っと少なく緩慢にもなって、
体全体の筋力(殊に足腰の筋力や腹筋力)は確実に衰えてくる。
当然、便秘の状況は回避されることもない。

再び、だが…しかし…。
若い頃よりは随分と、生活上の時間的自由とゆとりが得られるというところに、
スムーズな排便の光明が潜んでいる。
生活のなかで、時間の自由とゆとりを得たからには、
落ち着いて事を運ぶことが大きな有効性を導いてくれる。
食事は、食物繊維をよく噛んで食べ
(そうすれば咀嚼力が付き、唾液が分泌されてよく混ざり合い消化が良くなる)、
穏やかな食事はゆったりと体全体が好サイクルを促してくれるのだ。
また、一日24時間1回を意識して、急かされることなく排便を試みれば、
ゆっくりと穏やかに排出成功となるのだ。
さて、便秘は高齢者に多く、また男性よりも女性に多いは、
よく言われていて周知のこと。
根拠としては、社会的なもの、生活習慣的なもの、
女性特有の身体構造にも関与している。

少し挙げてみよう。
・排便に必要な括約筋、腹筋力(男性 > 女性)
・女性の方が排便のリズムが狂いやすい(外や人前での便意を躊躇、我慢するなどで、排便反射が鈍くなる。
・ダイエット=食べないことによる腸蠕動運動がおろそかになる(男性 < 女性)
・女性独特の黄体ホルモン、プロジェステロンが体内に水分を蓄積しようとする。その時に排便に必要な水分が補給されなくなる(生理、妊娠時に経験することがありますね)
・女性は骨盤が広く、そこに腸が加水しやすくなり不安定になる。また下半身に脂肪がたまりやすくなり、血液も骨盤に滞り腸の働きが弱まる。
・便秘薬などの濫用(男性 < 女性)=男性の場合は便秘より下痢に悩まされる傾向。

女性と男性の特性による便秘の根拠は、
大体において上記に挙げたようなことではあるが、
便秘の弊害は、全身的に健康上の問題を引き起こしかねないということ。
女性は、社会的外見的な身だしなみ、服装などに気を配るあまり、
無理な体型(ハイヒールなど)、無理な履物、冷え込んでしまう薄着など、
真に気を配らねばいけない問題がある。
とかくそれらの問題をスルーさせている場合が多く見受けられるが、
極端な負担要因は避けて、健康を守る、生活を守る、
健全性を習慣化させていきたいですね。
(偉そうなことは言えませんが…。ノンちゃんの老婆心を少しばかり)

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インフルエンザに捕まっちゃた!?

今年に入って流行の勢いがやや収まったかと思っていたら、
2週間前には、小中学校では、休校措置が相次ぐなど、
流行の勢いが盛り返した矢先のこと!!

10日程前の夜、何時もより脱力感強く、
疲れた感じを癒すため、早めの就寝をした。
翌朝はベッドからなかなか離れづらく、
全身倦怠感の体の重さに萎えながら、それでも昼過ぎには起きて、
約束していた友人達との夜の食事会に気を良くして、
いつもよりは鈍魔な動作ながら、少しはおしゃれもして時間には出かけたわけです。
食事会は楽しかったし、美味しいお料理を食したものの、
でも実は…?少々体の芯がゾクゾクしていて食欲が弾まなかったかなぁ~。

翌日は日曜日。
もう完全に動く気力はなく、節々は痛むわ、頭痛はするわ、
咽頭痛があるわ、微熱感もあるなど、昨日よりは確実にダメージが大きい。
風邪の始まり(ウンニャ?インフルエンザ?)と自覚して、
日曜日でもあり今日一日を寝込むことにして、
2包ばかり残っている市販薬「カイゲン」を先ずは1包服用して
ベッドにこの身を長らえた。
一日中倦怠感に覆われ、食事をつくる気にもならなかったが、息子からは、
食欲なくても水分気のものは口にして!その症状はインフルエンザだよ!気を付けて!
とのメールに励まされ、ぶっ倒れてはイカン!気合いだ!気合いだ!
ま、そこまでの気力にはならないまでも、なんとかめげないで頑張らなくっちゃ…。

翌月曜日は、症状は一段階アップ。
38.5℃の発熱(私の平熱は36℃前後だから、ちょっとキツイなあ)、
咽頭痛、頭痛(頭を上げられない)、横ず去りしながら、そぞろ歩きでトイレに行き、
お口グジュグジュ洗い、水分補給し、冷蔵庫内をあさりながら、うどんスープやら、
コーンスープ、ワカメと卵のスープを温めて食べるということはできたのだから、
偉いもんだと思う。

ところで、クリニックに行こうと思うけど、そこまでの行動はできない。
とにかく倦怠感が堪える。頭痛、咳も出始め鼻水もひっきりなしに出る。
しんどくて行けやしないよぅ~。参ったなぁ。
この苦しみをとにかく明日までは頑張って耐えよう…なんてね。
近くの従兄妹に連絡することもできない。
(もしかしたら、高齢者の孤独死ってのは、
全身に蓄えられているエネルギーがあるうちは頑張れる、頑張ってしまう。
やがて持てる治癒力が飽和状態になって、ストン!と
エネルギーが消耗されつくして萎えていくんだろうか?
それはちょっと怖いなぁ。とにかく明日までは頑張ろう…と)

明日は出勤だけど、行けそうもない(行っても迷惑かける)。
夕方、会社に連絡してお休みをいただくことになった。
とにかく起きていられない。もう寝よう。
その後、3日間、結局はクリニックにもいかず、
ようやく新たに咳止めの薬を買ってしのぎ続けて、
徐々に回復に向かうことができた次第。

よく頑張ったね!だけど無謀なことを!あほちゃう?
(ってな声が聞こえてきそうな お馬鹿さんな話ですね)

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(何時もより・例年より)…すぎるってことの展望は?

昨年終盤の頃より、今季の冬は暖冬との予報が出されていて、
雪ならではのスポーツを楽しむ人々にとっては
さぞかし残念な思いで年越しをしたことでしょうか?
その様な領域の趣味を持ってなければ、暖冬はありがたく安心、
良かったぁ~ってことになるのかな?

1月後半は、神様が日本に世界中に仕掛けた
(人の手でどうすることもできないとてつもない)自然界が為せる超気象現象。
大雪予報がしきりに流れていながら、
関東にもたらした大雪による交通マヒ
(交通会社のプロ技としてはありえない通勤電車の混乱)、
けが人続出等々の被害状況がニュースに流れて、
驚き冷めやらぬ先週土曜日(23日)から南部地域の大雪警報へと変動し、
その通りに、台湾・沖縄・九州・西日本域の大雪。

普段経験したことの無い大雪寒波襲来は、
嬉しいやら防御対策をどうすりゃあいいのやら。
自然の法則にのっとった現象ながら、
何事も日常の生活基準を超えた予測不能な過ぎる
自然の襲来は影響が大きすぎる。
気候変動は激しく予想を超えて備えもままならない。
とにかく惨状を引き起こしてしまうのだから恐ろしい。
侮ることは許されない!
(死亡された高齢の方々もいらっしゃり、ご冥福をお祈りいたします)
どうか被害をもたらさない(最小限にして)
通過してほしいと願うばかり(愚問自答なり?)

さてさて、身近なところで話を進めてみましょう。
冬から春にかけて、スモッグですっきりしない日が増えてくる。
黄砂、花粉の影響は、最近、よりひどくなっているようで、
大気中に漂う浮遊微粒子状物質(SPM)、
特にPM2.5の問題は、解消していく気配はない。
微細なため、肺の奥まで入り込む可能性があり、
死亡者数との関連が大きいとも報告されているから怖~い話である。
PM2.5の発生は、大きく分けて、砂漠の砂塵や海からの海塩、
火山の噴火(これらは自然発生)、工場からの排煙、自動車の排出ガス、
家庭の暖房器具(人間の活動からの発生)などがあるが、
自然発生からの対策は困難なのだと。
ではでは、問題となるのは、人間の活動によるPM2.5対策。
もっとも身近な問題は、たばこの喫煙による発生で、
PM2.5より深刻で危険ということを認識したいものだ。

現役時代、患者さんたちの巡回をしながら
(あるいは呼ばれて)訴えられた最多の苦情は、
「看護師さんの喫煙後に吐く息が、とても臭くて呼吸するのが苦しい、
吐き気がするので、何とかしていただきたい」と。
喫煙後の口腔対策をしないままに、患者さんの前に立ってお世話しているのだ。
医療介護に従事する皆様(特に看護師・介護士)、
肝に銘じてマナーとして心得ていただきたい。
喫煙室での喫煙は、危険度超アップしているんだよ!!

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新年のご挨拶を申し上げます。

改めて、皆様のご健康とご活躍をお祈りします。
皆様のお正月、如何様にお過ごしになりましたか?
何か目標をもって2016年を歩みだしたことでしょうか?

さて、年頭の話題は、「カフェインとり過ぎ」害要の見出しで始まりますが、
今年もどうかご愛読いただきますようお願い申し上げます。

カフェインとり過ぎると中毒になる!!
恐る恐る、何でも「…しすぎる」は、ロクなことはない。
体に悪影響となることは、よく解っているつもり…??
ながらも、昨年(12月22日)の新聞(TV)で、
「20代男性、カフェイン中毒で死亡」とは仰天ニュースでしたよね。
あまり聞いたことがない話。
だけれど、解説を読めば、アメリカなど外国では、しばしば報告されているようだ。

コーヒー、紅茶の心地よさは、勿!その旨さにあるというものだし、
集中力を高められる、目を覚ませる、記憶力の向上、等々、
覚醒作用のあるせいで脳の働きが活発になる。というあたりは、
眠気覚ましのコーヒー(紅茶)の効用として周知のところ。
摂取後、30分ごろから効き始め、3~4時間でピーク、6時間で消えてくるという
効果タイムを知っていれば、飲みごろのベストタイムを工夫できよう。
ところで、最近はカフェイン含有炭酸飲料なる物がヒット商品になっているらしい。
死亡した男性も、深夜仕事に備え、よく飲んでいたらしいが、
「過ぎれば毒」となるカフェイン中毒死を招く。なんだか、身近に怖い話だね!?
さてネット探索したら
「代表的な飲料に含まれるカフェイン含有量」という一覧表があったので参考までに。

NO 種類 量(ml) カフェイン 含有量(mg) 備考
1 玉露 150 180  
2 コーヒー(ドリップ) 150 100  
3 コーヒー(インスタント) 150 65  
4 ココア 150 50  
5 栄養ドリンク(カフェイン入り) 100 50  
6 抹茶 150 48  
7 ダイエットコーラ 350 45  
8 コーラ 350 34  
9 紅茶 緑茶 ほうじ茶 烏龍茶 番茶 150 30  
14 玄米茶 150 15  
15 麦茶 150 0  
16 黒豆茶 150 0  
17 杜仲茶 150 0  
18 ハーブティー 150 0  
19 ルイボスティー 150 0  

ところで、気軽に購入し、飲んでいるペットボトル飲料は、
意外とカフェインを多く含んでおり、500mlと量が多い。
ペットボトルから摂取しているカフェインについても注目する必要があるというわけです。

ペットボトル飲料 カフェイン含有量一覧

  種類 量(ml) カフェイン 含有量(mg) 備考
1 一級茶葉烏龍茶 500 100 アサヒ
2 がぶ飲みミルクコーヒー 500 230 サッポロ
3 アップルティー 500 50 サントリー
4 ペプシコーラ 500 50 サントリー
5 ネックス 500 50 ペプシ
6 ボス とろけるカフェオレ 500 200 サントリー
7 リプトンリモーネ 500 50 サントリー
8 リモーネ ホット 280 28 サントリー
9 烏龍茶 500 100 サントリー
10 緑茶 伊右衛門 500 50 サントリー
11 緑茶 伊右衛門 ホット 345 69 サントリー
12 贅沢ロイヤルミルクティー 500 100 サントリー
13 ジャスミン茶 500 65 ダイドー
14 やみつきカフェオレ 500 175 ダイドー
15 やみつきミルクコーヒー 500 205 ダイドー
16 秋ブレンド茶 500 65 ダイドー
17 冬ブレンド茶 500 80 ダイドー
18 Tea’s Tea Manhattan ミルクティー 500 170 伊藤園
19 ウーロン茶 濃い味 500 120 伊藤園
20 ウーロン茶 500 65 伊藤園
21 おーいお茶 緑茶 500 60 伊藤園
22 おーいお茶 緑茶 濃い味 500 105 伊藤園
23 金の烏龍茶 黄金桂101 500 70 伊藤園

また、別のデータに、カフェイン摂取量と体重に相関性があるようで、
「カフェイン摂取量と体重の危険ライン一覧」の表もネットで探せるので、
参考までに一度ご覧になってみてはどうでしょうか?

それでは皆さん、2016年を、健康に有意義に楽しく過ごしましょう。
前に Go!Go!Go!

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先日、意味深クリスマスライブに…!?

11月初旬(1ヶ月前)、私の広島に住む友人が“乳がん”のために天に召されました。
という突然で厳かな出来事がありました。
彼女につながる広島の友人ご夫婦が、素人仲間でOKライブ活動をしていて、
とにかく音楽が好きで「好きこそものの上手なれ」のはまり役。
広島市内にあるジャズバーの‘粋で可愛いお洒落なママさん‘が、
クリスマスライブするなら会場提供して下さるという計らいに乗じて、
天に召された彼女を忍ぶXマスライブを決定。

そんなわけで、私にも出演オファーがありましてね。
古希路を歩みだした私、恥ずかしがっていてはチャンスは二度と来ない!
てな思いに突き動かされて、
「ガンでなくなった彼女を偲んで歌を歌ってみるのも良いか、
そう簡単に、こんなトライはできないじゃない?今が出番!」
とばかりにお引き受けしたものです。

ライブは、日ごろの素人ライブ仲間との交流で積み重ねた
爽やかな関係に支えられて、ボーカル役を持ち回りしながら、
また私のようにオファーを受けて出演する方もいて、楽しいライブとなりました。
私は何を歌ったか?
「ユー レイズ ミー アップ と 武満徹の小さな空」。
後で録音を聴くと、とてもじゃないけど聞かせられない領域だったよォ~。
けどね、その時、会場の皆さんは私の歌をし~んと
涙を流しながら聴いてくださったりしてね。
天に召された彼女に繋がったのかな?そう思いたいね。

さて、皆様!クリスマスのほろ酔いも抜けて、
早々に師走の目まぐるしさに突入ってな状況でしょうか?
今年一年を振り返って、あなたの中に何か一つでも、
心に留まることがあったでしょうか?
探してみてください。
あなたの心に残る感動・感謝・痛みの裏にある思いやりなど、大切に刻んでみてください。
そして、新たな年をお迎えくださいね。皆様のご健康とご活躍をお祈りしております。

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最近、私の好きな詩・歌に何想う?

数年前、加齢に伴う現象(唾の分泌減少、口腔内筋肉層の衰え、
及び食物の咽頭通過時の交通整理機能衰退など、
むせて咳き込む不手際が起きるようになっていた)にケア対応するには、
喉頭筋を鍛えなくちゃと、2~3年前よりボイストレーニングを受けている。
これは結構効果のある対策と自認できるほどに、
むせて咳き込む症状は改善していて、ほっとしている。

ボイストレーニングはご存じのことと思いますが、
呼吸法、発声法の訓練を受けながら、声を出して歌うというセットになっている。
これまでに色々な歌を消化してきましたね。
詩がすきであったり、メロディーが好きであったりと、
わずか週1回30分のトレーニングながら、
世界の歌曲に自身を無垢に投入させることができるので、
充実感があり楽しめて気分が柔らかくなるという効用感に満足してるってこの頃です。
(自己満足に至るかな?)

このトレーニングを通して、
遠い存在だった作曲家:武満 徹さん(1930~1996)と再会。
彼は、知る人ぞ知る日本を代表する音楽家(作曲・作詩・作詞)なのだが、
私が20代のころ、初めて大阪フェスティバルホールで彼と出会ったのだけれど、
オーケストラ近代音楽への模索というか挑戦というか…??
私には難解すぎて馴染めなく近寄れなかったなぁ…。
ところが、ボイトレの先生、「この歌あなたに合ってんじゃないかしら?」と、
武満 徹さんの作詞・作曲「小さな空」を紹介してくださった。
ピアノで聞かせてくださったメロディーは、
なんとも日本的な曲想で可愛らしく洒落ている。
即!心はしっかりのめり込んでしまったという素敵な出会いがありました。

武満さんの音楽には、人間の根源を伝えるというメッセージ性があり、
合唱曲も多く手がけられているが、なかなか味わえるのです。
人間の存在に語りかけてくるような…。
それは、異なった生活、異なった思想や感情、を持っている
人間への見極めを大切にしている音楽性を創り出しているとうか…。
彼の言葉を引用しますが、
…(中略)作曲家にとって一番大事なのは、聴くってことだと思う。
単に音楽を聴くだけじゃない。命っていうか生きてるものとか自然とかすべて、
それを聴くってことが大事なんだ。…(後略)
「聴く」文化性(感性)は看護においても通じるもの。
人の日常生活動作から、声、皮膚、表情に、静かに温かく、
目を凝らせ手の感触を聴きケアへの一歩を施しながら、
さらに反応から何を聴き読み取り受け止めるのか!
という日常の情景を飽きずに大切にしたいね。

「小さな空」

①青空みたら綿のような雲が悲しみをのせて飛んで行った*(  )
②夕空見たら協会の窓のステンドグラスが真赤に燃えてた*(  )
③夜空を見たら小さな星が涙のように光っていた*(  )

*(悪戯が過ぎて叱られて泣いた子供のころを憶いだした)

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どうやら萎縮しているらしい 十三夜の独り言

この頃ゆっくりと立ち止まってあたりを眺めることがない(少ないのだ)。
時間の流れのままに身を任せ過ぎているらしい。
思考をめぐらせて頭を刺激していない。
自分の時間をどう過ごすか?近頃は几帳面に段取りをしてみることなく、
どうも面倒になってきているから、
一日の過ごし方にけじめがついてこないような気がしていて、困った症状が出始めたなと。

友人からのお誘いが、私の横着な思考停止からの脱却に大きく関わっていて助けられている。
私の友人から、私の活動を促すアプローチを受ければ、
フットワークよろしく乗っかれば占めたもの。
大概は乗っかっていて、一定の間隔をあけながらスケジュールが組まれてもいるが、
ほどよい結構な活動スケジュールが疲れもする。
難儀だな、困ったことになってきているなと思うのは、
「一人で行動する、一人で楽しむ」という方策を生み出す力が、
どんどん後退しているような気がして不快に感じている。

一人の時間を持つことは、高齢になっても必要だと思っているが、
近頃の日常生活が、基本的には会話や談笑という
音の少ない時間が多くなっていて、それはよろしくないなと。
響きあう、交し合う音がないと、
心が刺激されないし脳に伝達されていくこともないからまずい。
まずは話にならない。

しかしまあ、我が家には老描(雌)がいて、日常的には何かにつけて、
「みゃーぉ、みゃーぉ」という鳴き声のイントネーションを変えて会話をしてくる。
これが私の心に響いてくるありがたい情景。
猫(ながら)、怒り,恋しさ、寂しさ、気分のよさ、美味しいものが欲しい、
早く帰ってきてよという欲求、などなど、結構な会話ができるのだ。
彼女のおかげで私の生活は、助けられているというわけだ。
彼女の凛とした風貌(美貌)、彼女(猫)が受け入れる我が家への訪問客に向ける
悩ましげで大きく見張った目は、とにかく惹きつけられたちまち癒してくれるのだ。
飼い主に変わるおもてなし。このおかげで、場の空気は大いに盛り上がり打ち解けるのだから。

十三夜のお月様は、木枯らし1号が吹いたせいか澄み渡る。
嵐山の夜空は秋冷が冴えわたり、
所々につつましく漂う雲が愛らしく昇る月はほとんど円く輝いている。
横笛の音色が夜空につんざき、しばし水面を撫でて流れる。
嵐山の川面に揺れるお月様、静けき山間の時の流れはいと楽し、良き名月詣でとなりました。
ほろ酔い気分で家に辿り着くや、我が家の老描は、
玄関で「みゃ~ぉ。遅かったねぇ。私は独りで待ってたんだニャオ~ン。
ごはん食べたけど、ちょっとおやつちょうだ~い」なんてね、すり寄ってくる。
もう!!なんでそんなに可愛いいのかニャ~ン!!

この子がいるおかげで、私の心・脳は、そう簡単に萎縮しないよね~!
気持ちが小さくならないようにと、気をつけながら、まだ潜んでいる可能性を見つけながら、
身近なところに心ときめく落し物・忘れ物があることに気持ちを向けていけたらと、
そんな風に思っているこの頃、萎縮しないで高齢路を歩もうとしているのでありますよ。

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ウェルエイジングとアンチエイジングの視点~あなたなら どちらの考えに寄り添って楽しく生きますか~

日常的には、ウェルエイジングよりもアンチエイジングという言葉のほうが馴染深い。
ご存じのとおり、アンチ(抑制・反~・対~・抗~)+ エイジング(加齢)=抗加齢
という図式が、「楽しく生きる」お薦めの言葉になっている。

私は長年、胃腸の調子が悪く「逆流性食道炎」の診断のもとに
「パリエット錠」の内服を続けているが、
この錠剤は長くても8週間という期間の限定があることになっている。
にもかかわらず、私は約2年間服用し続けているのだ。
最近、深刻に心配になってきた。なぜならば、軽い呼吸困難感やめまい感、
全身倦怠感、吐き気、頭痛、下腹部膨満感、便秘、下痢、かゆみ等などの
副作用的症状が気になってきたからで、近々、主治医と相談してみることにしている。

そこで「笑顔をつくるおなかの医学」を提唱する
尾高健夫(胃腸クリニック院長)先生の
プレミアム講座(これは私のネーミング)をちょっと覗いてみた。

先生は、ウェルエイジング(無理に加齢に抗して楽しく生きようとするのではなく、
年相応に、多少の異常を抱えながらも丁寧に身体を扱い楽しく生きていく)
の考え方を基本とした医療観を持っていらっしゃる。
あまりウェルエイジングの言葉を目に触れることなく、聞くこともなかったが、
この感性に私は、ホ~っと気を楽にして、わが身の胃腸機能の不調に
如何に対応していこうかと考えてみる機会を得たように思う。健康的に生きていけるとね。

受診後談話を本欄にアップできれば、皆さんの参考になるかもしれませんね。
さあて、どのような対処の展開が待っているのでしょうか。
胃腸の調子のよい人は、良く食べもして、元気で健康を維持している方々が多い。
長寿を全うできるのだろう。幸せなことだ。
長寿願望者ではないけれど、より快適に生きることを願いたいのである。

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中秋の名月の日に…

8月のお盆連休、9月のシルバー連休などの雑多な人ごみを避けて、
息子が帰阪してきました。わずか2日間ですが、
それゆえに息子とは静かに深い時間となりました。

副交感神経の活発な活動、交感神経の休息というは、
心地よい2日間のピークサイクルとでも言ってみようか。
なにしろ9月27日夕~28日~29日朝までの時間は、最近にない貴重な時間。
幸運にも、今年の中秋の名月は、なんとまあ美しかったことか。
ベランダ越しに肩を並べる息子と老猫と私のシルエットは、
どんなに深味を醸し出す光景であったことか。
満足な家族の肩並べ。ごっついおっさん風に成り遂せてきた息子と猫と私の語らいは、
しみとおる涼しさの夜空に静かに流れていました。

翌28日は、お盆・お彼岸にお墓参りできなかった息子とともにレンタカーに乗車して、
和歌山田辺の山村にあるお寺に向かいました。
久しぶりに車の窓から見る風景は、息子ともども、これまでに感じたことのなかった
山々の深い織りなしの美しさに霊的な感慨を覚え、
すべての田辺までの高速道に展開する風景に見入りながら走ったものです。

何が風景への感動を呼び寄せたのだろうか?

おりしも、和歌山では国体が開催されたばかり。
27日には天皇・皇后陛下もお出ましになっていたニュースを聞いていて、
そのために環境整備されたからだろうか?
いずれにせよ、故郷の美しさに二人の心が収斂されていくようで貴重な体験であったように思う。
(なぜそのような心理状態に誘われたのか、不思議なのだ)

夕方、再び高速道の帰路は、大阪には夕闇の変化を楽しみながら走らせていたところ、
ビルのまにまに、見事なスーパームーン。
それを見つけた息子は、即
「お母さん、今日は大安吉日よりももっと幸運な日なんだよ。見てごらん!スーパームーンだよ」。

高速道を走る車窓から見事に大きな赤色がかったお月様。
「それっ!カメラに収めよう」と、タブレットのカメラを回すも、ガタンゴトンと揺れる上に、
車のスピードにネオンが幾重にも重なり、お月様は捉えられない。

ウ~ン 残念!家に帰って写そう!と、家に帰ってきたら、
いつもは見えるベランダの位置から遠ざかってしまっていた。

そのような、息子との2日間でした。

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夏の思い出後日談

前回の投稿後4~5日して、鋭角な夏の朝日を避けるように、
とりあえず定番の水やりを終え、枯れ始めて黄色茶になっている
ゴーヤの葉を切り取っていたのだけれど、表面よりも裏側に萎えている葉が多く、
室内に戻って硝子戸をあけて、そのように色づいた枯れ葉を摘み取ろうとしたところ、
なんとまあ、深緑色のぶら下がりもの2~3個が目に入ってくるじゃありませんか。

あれぇ~?なんじゃこれは!! 実生りを諦めていたゴーヤが3つ。
5センチ1個、3センチ2個。可愛い実をつけているじゃありませんか。

その後、11センチ位になったところで、
それ以上には大きくならないのを見届けて、1個初収穫。
その後順次、7センチ5センチをゲットしましたよ。
現在、上の方に、3センチほどのが1個、1.5センチ物が1個。
これはもう、収穫ってなもンじゃなく、
ゆっくり愛でつつの楽しみにしようと、せっせと水やりをしています。

因みにいうのですが、我が家のベランダでの生り物は、
生ったためしはなく、観賞用の大和柿、イチジク、トマト、などなど、
枝葉は育ち花が咲けども実はならず。
繁栄すべきを知らない。これ偏に、私の生命思想の軟弱さ故と心得ています。

この夏は、ゴーヤのグリーンカーテンに癒されて過ごすという、
生命の活力を得る経験をしましたね。従弟の妻さんに感謝です。

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