どうやら萎縮しているらしい 十三夜の独り言

この頃ゆっくりと立ち止まってあたりを眺めることがない(少ないのだ)。
時間の流れのままに身を任せ過ぎているらしい。
思考をめぐらせて頭を刺激していない。
自分の時間をどう過ごすか?近頃は几帳面に段取りをしてみることなく、
どうも面倒になってきているから、
一日の過ごし方にけじめがついてこないような気がしていて、困った症状が出始めたなと。

友人からのお誘いが、私の横着な思考停止からの脱却に大きく関わっていて助けられている。
私の友人から、私の活動を促すアプローチを受ければ、
フットワークよろしく乗っかれば占めたもの。
大概は乗っかっていて、一定の間隔をあけながらスケジュールが組まれてもいるが、
ほどよい結構な活動スケジュールが疲れもする。
難儀だな、困ったことになってきているなと思うのは、
「一人で行動する、一人で楽しむ」という方策を生み出す力が、
どんどん後退しているような気がして不快に感じている。

一人の時間を持つことは、高齢になっても必要だと思っているが、
近頃の日常生活が、基本的には会話や談笑という
音の少ない時間が多くなっていて、それはよろしくないなと。
響きあう、交し合う音がないと、
心が刺激されないし脳に伝達されていくこともないからまずい。
まずは話にならない。

しかしまあ、我が家には老描(雌)がいて、日常的には何かにつけて、
「みゃーぉ、みゃーぉ」という鳴き声のイントネーションを変えて会話をしてくる。
これが私の心に響いてくるありがたい情景。
猫(ながら)、怒り,恋しさ、寂しさ、気分のよさ、美味しいものが欲しい、
早く帰ってきてよという欲求、などなど、結構な会話ができるのだ。
彼女のおかげで私の生活は、助けられているというわけだ。
彼女の凛とした風貌(美貌)、彼女(猫)が受け入れる我が家への訪問客に向ける
悩ましげで大きく見張った目は、とにかく惹きつけられたちまち癒してくれるのだ。
飼い主に変わるおもてなし。このおかげで、場の空気は大いに盛り上がり打ち解けるのだから。

十三夜のお月様は、木枯らし1号が吹いたせいか澄み渡る。
嵐山の夜空は秋冷が冴えわたり、
所々につつましく漂う雲が愛らしく昇る月はほとんど円く輝いている。
横笛の音色が夜空につんざき、しばし水面を撫でて流れる。
嵐山の川面に揺れるお月様、静けき山間の時の流れはいと楽し、良き名月詣でとなりました。
ほろ酔い気分で家に辿り着くや、我が家の老描は、
玄関で「みゃ~ぉ。遅かったねぇ。私は独りで待ってたんだニャオ~ン。
ごはん食べたけど、ちょっとおやつちょうだ~い」なんてね、すり寄ってくる。
もう!!なんでそんなに可愛いいのかニャ~ン!!

この子がいるおかげで、私の心・脳は、そう簡単に萎縮しないよね~!
気持ちが小さくならないようにと、気をつけながら、まだ潜んでいる可能性を見つけながら、
身近なところに心ときめく落し物・忘れ物があることに気持ちを向けていけたらと、
そんな風に思っているこの頃、萎縮しないで高齢路を歩もうとしているのでありますよ。

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ウェルエイジングとアンチエイジングの視点~あなたなら どちらの考えに寄り添って楽しく生きますか~

日常的には、ウェルエイジングよりもアンチエイジングという言葉のほうが馴染深い。
ご存じのとおり、アンチ(抑制・反~・対~・抗~)+ エイジング(加齢)=抗加齢
という図式が、「楽しく生きる」お薦めの言葉になっている。

私は長年、胃腸の調子が悪く「逆流性食道炎」の診断のもとに
「パリエット錠」の内服を続けているが、
この錠剤は長くても8週間という期間の限定があることになっている。
にもかかわらず、私は約2年間服用し続けているのだ。
最近、深刻に心配になってきた。なぜならば、軽い呼吸困難感やめまい感、
全身倦怠感、吐き気、頭痛、下腹部膨満感、便秘、下痢、かゆみ等などの
副作用的症状が気になってきたからで、近々、主治医と相談してみることにしている。

そこで「笑顔をつくるおなかの医学」を提唱する
尾高健夫(胃腸クリニック院長)先生の
プレミアム講座(これは私のネーミング)をちょっと覗いてみた。

先生は、ウェルエイジング(無理に加齢に抗して楽しく生きようとするのではなく、
年相応に、多少の異常を抱えながらも丁寧に身体を扱い楽しく生きていく)
の考え方を基本とした医療観を持っていらっしゃる。
あまりウェルエイジングの言葉を目に触れることなく、聞くこともなかったが、
この感性に私は、ホ~っと気を楽にして、わが身の胃腸機能の不調に
如何に対応していこうかと考えてみる機会を得たように思う。健康的に生きていけるとね。

受診後談話を本欄にアップできれば、皆さんの参考になるかもしれませんね。
さあて、どのような対処の展開が待っているのでしょうか。
胃腸の調子のよい人は、良く食べもして、元気で健康を維持している方々が多い。
長寿を全うできるのだろう。幸せなことだ。
長寿願望者ではないけれど、より快適に生きることを願いたいのである。

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中秋の名月の日に…

8月のお盆連休、9月のシルバー連休などの雑多な人ごみを避けて、
息子が帰阪してきました。わずか2日間ですが、
それゆえに息子とは静かに深い時間となりました。

副交感神経の活発な活動、交感神経の休息というは、
心地よい2日間のピークサイクルとでも言ってみようか。
なにしろ9月27日夕~28日~29日朝までの時間は、最近にない貴重な時間。
幸運にも、今年の中秋の名月は、なんとまあ美しかったことか。
ベランダ越しに肩を並べる息子と老猫と私のシルエットは、
どんなに深味を醸し出す光景であったことか。
満足な家族の肩並べ。ごっついおっさん風に成り遂せてきた息子と猫と私の語らいは、
しみとおる涼しさの夜空に静かに流れていました。

翌28日は、お盆・お彼岸にお墓参りできなかった息子とともにレンタカーに乗車して、
和歌山田辺の山村にあるお寺に向かいました。
久しぶりに車の窓から見る風景は、息子ともども、これまでに感じたことのなかった
山々の深い織りなしの美しさに霊的な感慨を覚え、
すべての田辺までの高速道に展開する風景に見入りながら走ったものです。

何が風景への感動を呼び寄せたのだろうか?

おりしも、和歌山では国体が開催されたばかり。
27日には天皇・皇后陛下もお出ましになっていたニュースを聞いていて、
そのために環境整備されたからだろうか?
いずれにせよ、故郷の美しさに二人の心が収斂されていくようで貴重な体験であったように思う。
(なぜそのような心理状態に誘われたのか、不思議なのだ)

夕方、再び高速道の帰路は、大阪には夕闇の変化を楽しみながら走らせていたところ、
ビルのまにまに、見事なスーパームーン。
それを見つけた息子は、即
「お母さん、今日は大安吉日よりももっと幸運な日なんだよ。見てごらん!スーパームーンだよ」。

高速道を走る車窓から見事に大きな赤色がかったお月様。
「それっ!カメラに収めよう」と、タブレットのカメラを回すも、ガタンゴトンと揺れる上に、
車のスピードにネオンが幾重にも重なり、お月様は捉えられない。

ウ~ン 残念!家に帰って写そう!と、家に帰ってきたら、
いつもは見えるベランダの位置から遠ざかってしまっていた。

そのような、息子との2日間でした。

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夏の思い出後日談

前回の投稿後4~5日して、鋭角な夏の朝日を避けるように、
とりあえず定番の水やりを終え、枯れ始めて黄色茶になっている
ゴーヤの葉を切り取っていたのだけれど、表面よりも裏側に萎えている葉が多く、
室内に戻って硝子戸をあけて、そのように色づいた枯れ葉を摘み取ろうとしたところ、
なんとまあ、深緑色のぶら下がりもの2~3個が目に入ってくるじゃありませんか。

あれぇ~?なんじゃこれは!! 実生りを諦めていたゴーヤが3つ。
5センチ1個、3センチ2個。可愛い実をつけているじゃありませんか。

その後、11センチ位になったところで、
それ以上には大きくならないのを見届けて、1個初収穫。
その後順次、7センチ5センチをゲットしましたよ。
現在、上の方に、3センチほどのが1個、1.5センチ物が1個。
これはもう、収穫ってなもンじゃなく、
ゆっくり愛でつつの楽しみにしようと、せっせと水やりをしています。

因みにいうのですが、我が家のベランダでの生り物は、
生ったためしはなく、観賞用の大和柿、イチジク、トマト、などなど、
枝葉は育ち花が咲けども実はならず。
繁栄すべきを知らない。これ偏に、私の生命思想の軟弱さ故と心得ています。

この夏は、ゴーヤのグリーンカーテンに癒されて過ごすという、
生命の活力を得る経験をしましたね。従弟の妻さんに感謝です。

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夏の思い出

我が家の夏対策として、7月初旬だったか、
従弟の妻さんから譲り受けた“ゴーヤ”の苗2本をベランダのガラス戸に沿わせて、
涼を呼ぶグリーンカーテンにしつらえて、育てることにした。
土はわざわざ買うことをしないで、在りあわせの腐葉土と古土と
それを再生させる培養土と石灰などを織り交ぜてこしらえ、そこに植えた。

毎朝、定番に水をやりはしたけれど、なよなよしく生育していくではありませんか。
これでは、あのゴツゴツしく逞しいゴーヤは出来ぬではないかと、
その妻さんに相談したら「範子さんの土では、栄養失調になるんじゃないの?」と
素気無くやり返されたものの、今さらどうしようもなく、そのまま水やりを続けてみた。

なんと!グリーンカーテンは順調な仕上がりになって、
ゴーヤの可愛い黄色い花もたくさん咲き始め、
少し花芽を摘みながら、実なる姿を追い求めるようにもなった。
ところが、この8月も終わろうかという時まで、一向に実の結実らしきものは見当たらず、
黄色い花は色あせて、ベランダに散らかっているばかり。

近くに住む従弟宅を訪れ、妻さんに「ぜんぜ~ン我が家のゴーヤは生ってくれない」と報告すれば、
「今年は暑すぎて実が生りにくいらしい。なってもほら!
こんなに小さい小さい実にしかならないんよ。西日に当たるのがいかんのかしら?
あんなに栄養のきいた土盛りにしてるのに。立派な葉に育ちすぎたのかなあ。
黄色い花咲けばもっと実がなるもんじゃないのかねエ」と。

従弟の家のグリーンカーテンは我が家の2倍ほどの広さにしつらえているが、
勢いのある太目の枝に伸びていても、ゴーヤは僅かに3~4個しか見つからない。
しかも熟れ時なのに10㎝そこそこの大きさ。へエ~っ!こんなに不作なの?なんて夏かしら?
野菜育てのノウハウをきちんと学んでおかないで、自己流に育て始めた非を詫びることなく、
恐れ入りました。グリーンカーテンの涼に感謝しないで、実の不作を嘆いて文句言うとは!
わが心の浅ましさに、否!お互いの浅ましき会話のやりとりに、はっと顔を見合わせ
「なんちゅう会話してんのかねエ我々は~」と、苦笑い。
この夏の暑さには参りました。

わが身は萎え衰え、高齢の猫(Qちゃん)もか細い声に足腰の衰え著しく、
高齢猫の特徴でもある(らしい)甲状腺機能亢進による
心臓への影響もあり弱体化しているんですから。

皆さんはいかがですか?
とにかく今夏の暑さは、健康へのストレス影響が強かったはず。
少しは涼しくなってきたこの頃、
健康回復への気概を持って、元気を取り戻していきましょう!!
でも同時期に植えたオクラは、ビンビンと育ち、黄色い花から実が生っているんですよ。

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残暑お見舞い申し上げます

私は、この夏季の暑さには、ほとほと参りました。
が、皆様はいかがお過ごしでしたか?

夏といえば、あの綿のように、モクモクとした白々な入道雲の出番。
夏の太陽を受けて、堂々とした出立の入道雲の先に、
雷、夕立来襲というのが定番なのだが…??
今夏はあまりお目にかかることはなかったように思う。

暑さ故、外に出かけるのを控えたせいだろうか?とも思うが、
何しろ自然災害、被害ニュースが多く流れていたように思う。
そんな訳で、入道雲の出番は少なかったのだと思うことにしようか。

友人から、セミの鳴き声がうるさいのよ~との苦情が入ったけれど、
夏らしくていいじゃないの、それが夏の風物なんだから
と簡単に返したけれど。

近くの公園に行ってセミの声を確認したら、
確かに、この暑さにセミの声は暑苦しく思われた。
力いっぱいセミの営みを尽くして、
樹木から転がり落ちて羽をバタバタさせているセミ姿を見るのがつらく、
その場を離れようとしたが、幼児が素早くそれを見つけ、
たどたどしく走り寄ってくるのを見届けるように注視。

小さな掌の指を、怖そうに近づけながら、思い切りグシャッと、
掌ごとセミに多いかぶせる姿に、可愛いとも思えず、
無残な光景に疲れて我が家に引き返したものだ。

扨て皆様は、いかがな夏を過ごしていることでしょうか?
もうしばらくは、残暑の暑さ長引く余波を受けますが、
身体のケアをなされて、健康にお過ごしください。

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自然との共存

人が自然の中に共存するってことは…フィフテイーフィフティの関係だよね

蒸し暑い夏季の爽やかな涼しい話を探していたら、
「爽やかでお熱いお二人の活動」が
私を捉えたという夏の夜の夢話。
私には程遠き生活観、生命観な話なんです。

自然と共存って簡単に言うけど、決して無防備であってはならないわけで、
どんな怖さに対しても果敢に一生懸命守りの知恵を駆使するわけで、
また受けた負の痛みを潔く受け入れて
未知なる出来事への備えをするという学びから知識を蓄え、
知恵を創造していくわけですよね。

死ぬかもしれない不安から逃げることなく、
自然を共有する動物や植物たちとの
フィフテイーフィフティで穏やかな関係を築くという創造の世界。
科学の武器の脅威をやたら振りまいて身を守るってことではなく、
極めてワイルドで原始的で、
強力に可動する筋肉と感性と緊張と感性のある人の世界だ。

歌手でタレントの清水国明さんとだけいえば普通の人物紹介になるが、
ちょっと詳しく情報収集すれば、
なんとまあ自由奔放に人生を謳歌していらっしゃる。
普通ではなかなか実践しにくい事業・趣味展開というか、
40代の頃よりアウトドアの活動に意欲的に取り組んでおり、ユニークで精力的だ。

何しろ自然との共存をテーマにしたNPO活動に着手している
(これは生活を守るビジネスライフとして結構たくましい実業家)。
自ら木を伐採し、ログハウスの建設などにも手掛けている。
最近彼は、無人島を購入したのだと。そこに移住もするために準備中だと。

長年の夢であったのでしょうね。
夢を継続して持ち続けるのが、実現(成功)への最大の道というべきだね。
彼は釣好きでもあり、その無人島周辺の海は、釣りスポットで有名で、
四国・松山と本州・岩国の中間地点にある「片島」に、
「海の楽園」構想を実現するらしい。

そこへ最近、その無人島で米つくりをしてみようと、
TV局からの提案があり、清水さんの構想にはなかったらしいが、興味津々。
なぜならば、その耕作人は、なんと戸澤秀治氏。
コシヒカリ米の徹底した
「使わない3要素」=無農薬、無大型機械(昔ながらの農具のみ)、無化学肥料
で独自のコメを開発し、通常のコシヒカリ米価格の8倍で売れていることは、
多くの人たちが知っていると思うが。その無人島に戸澤さんが招かれて、
あっという間に田んぼを作り田植えをしてしまった。
鮮やかで肉体的な農具さばきで、
田んぼがこんなに簡単にできるなどとは思ってもみなかったから
驚きのシーンを見せていただきましたよ。

ノンちゃんの世界は、
完璧にそんなイマジネーションは決して湧き上がってこない。
残念ながら、筋肉力はおろか、脳の回転力もままならない。
自然界の知識すら未知満ちている。
ワイルドな身の備えは、非常時に備える最大の武器ではあるとよく解ったよ。

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7月季の味わいは如何に?

6月は水無月。
春暖、梅雨、五月雨、などとかく湿っぽいうっとうしさがつきまとうけれど、
一方、風物詩を眺めれば、若鮎踊り、田植え、雨露が似合う蛍狩り、
紫陽花の花など、味わい深い恵みに満たされる。

しかし月日の経つのは速いもの、早や7月の候となり、
30日から1日(この後も続く大雨強風予報)にかけて、
本降り強風の大荒れ天気。

悪天候が予報されながらも、1日、私は有馬温泉に出かけたものです。
内心、土砂崩れや崖崩れの無いことを祈りながら、電車とバスを乗り継ぎ、
山道を散策するという約2時間半の道のりを辿り、
たっぷりの雨水に滴る六甲山系有馬温泉の宿に行き着くことができた。
途中、湯けむり一人旅もまあ味なものだな?と思いつつも緑樹茂る山中を歩けば、
そこに屈強な男性一人とすれ違う時には、失礼ながら恐怖感の緊張に身体が強張る。
何事もなく時の流れは順調に運んでくれたので、
あとは美味しいであろうランチと温泉に
この身を浸らせることができる楽しみが待っている。

確かに、ほとんどディナーメニューに近いランチを注文し、
美味しくいただきましたが、ちょっと難を言えば、仕上げのごはんが不味くて、
「このごはんのお米は何処産を使っているのですか?」と聞けば、
「三田のお米です」とおっしゃる。
しっかり地元農産物を応援しているのだから、文句はつけられないんだけれど…、
炊き方の問題だろうか?ちょっと、否それなりに不満を感じた次第。ごめんなさい!

さて、有馬の温泉は、金泉で有名。(もうすでに皆さんはご存知か)
日本最古の温泉で、大地に湧き出ていた自然の温泉との案内。
含鉄、ナトリウム、塩化物強塩高温泉で、錆色=金色濁りの温泉でしたよ。
ラッキーだったのは人がほとんど居ない温泉に浸れたこと。
「よくもまあ一人旅なんて…。寂しくて悲しみて…
やがて可笑しみに苦笑い。ま、一人旅も良いじゃないか?
10月同窓会幹事を引き受けて、ここまでやってきたンだよ」と慰める。
“如何に関西バージョンのアップライトを仕掛けるか?”
随分と苦労しているのであります。

急に外国人旅行客が増え大阪のど真ん中は騒々しくてんやわんや。
ホテルの予約は儘ならずビジネスホテルの設えは、同窓会の雰囲気を相乗してはくれない。
予算に限度があり、幹事は労苦を惜しんでは成り立たない。
岐阜に住む同級生の支援に励まされて、有馬温泉まで乗り出してきたのでありました。
祈る成功!

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これは知らなかった!面白い!「梅雨」の拾いばなし

先日、梅雨入り宣言が出され、真夏日の暑さが続く上に梅雨入りとなれば、
どうなっちゃうのだろう?という心配なのだが、
その先にある思いは、高齢域になったわが身の健康状態。
とにかく湿気の多い暑さには、もう全身的に萎えきってしまう。
怠すぎて、活動の気力が湧いてこないから、困ったものだ。

私の事情はさておき、皆様の梅雨時における、健康状態は如何でございますかね?
梅雨時の長雨にうんざり感あり、真夏日の暑さにぐったりしたり。
食欲が落ちて、エネルギーの落ち込みを感じるような倦怠感に、
負けないで乗り切りましょうよね。

ところで、この「梅雨」という語源は、中国からの外来語って知ってました?
もともと梅雨(つゆ)の語源は、長雨の名前で、中国から伝わった言葉だそう。
そして、何故「梅雨」なのかは、2説あるそうで、

1.梅の実が熟すころの雨
2.長雨により黴(かび)が良く生えるから(黴雨=ばいう)と呼ばれ、
語感が悪いということで梅雨に改められた。

日本に渡ってのちの江戸時代頃より、「つゆ」と呼ばれるようになったと。
「日本歳時記」(1687年)に、これを梅雨・つゆと名づく。
とあるのが根拠になっている。Yahoo「梅雨のうんちく」より拾う。

また、TVの気象情報士さんが、こんな面白いことも教えてくれました。
(若い気象情報士さんなのに、こんなエピソード調べて、よく伝えてくれましたよ)
島国である日本の梅雨は、東日本・西日本で梅雨の性格が違う。
西日本は、ラテン系でスコールのような「陽性梅雨」、
東日本は、日本的で情緒的、シトシト降ったり止んだりの「陰性梅雨」と呼ばれるそうな。

こんな梅雨うんちく、知らなかったですねえ。
もしかしたら、昔の小説家たちの本か何かに、
梅雨の情景をこんな話を交えて書いているかもしれないね。

私は最近、タブレットで、発売から50年以上経過した無料配信小説を読んでいる。
結構、長編小説やら短編小説、エッセイ等々読めるのだけれど、
何よりも日本語の言葉が美しいし、描写が丁寧というか、巧みに表現されていて、
知らない言葉、忘れ去っていた言葉、使われなくなった漢字・当て字などが面白くて
興味津々といった満足感を味わっている。
ま、短いエッセイ風の読み物であれば、声を出して読めば、
口の滑舌もよくなり脳の活性化も図れるというのだけれど、
私はもっぱら、「へぇ~」「あはは~」「わァお~」
感動詞で奇声を発しているが、これって脳の老化防止になると思いません?
微妙な試みなんだけど。

速報!5月中旬に一番梅雨入りの沖縄は、
昨日(13日)、早や梅雨明け宣言。愛想ないね。

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第5弾!アーユポーワン! こんにちは そして さようなら

私たち3婆は、シンハラ文字にコケティッシュな親しみを覚えたスリランカの旅は、
ローマ字表記の発音に助けられ「アーユポーワン」出会い時のすべてのあいさつと
「ストゥティイ」ありがとうの二単語を駆使しながら、
穏やかで楽しい旅を満喫して帰国することができました。
今回で最終章になりますが、ま、つたない旅ブログをお読みくださいませ。

スリランカは多民族、多宗教が共存するという、
極めてデリケートで紛争の火種となりやすい世界共通の課題を、
難なく実践しているお国柄と思われますが、人々は穏やかに共存しているのですね。
歴史の変遷の深さを感じます。(ちょっと神妙すぎたかな?)

今回は私たちの旅程には組まなかったけれど、
スリランカ随一の聖地スリー・パーダ(アダムス・ピーク)という山があるのです。
その山頂には聖なる足跡があり、宗派を超えて信仰の対象となっていて、
多くの人々が一歩一歩祈りを込めて登るという。

この聖なる足跡は、
仏教徒ではブッダが残した足跡であり、
ヒンドゥー教徒ではシヴァの神、
イスラム教徒ではアダムが地上に降りたときのもの、
キリスト教徒ではアダムが楽園を追放されて地上に降りてきたときにつけた、
または南インドに初めて来た使徒、セント・トーマスのものなどと信じられていて
その様な謂われが理屈を超えて一つの山の足跡を聖地として共有している。
現実に難なく共有していて、3月が巡礼のシーズンのピークなのだそうで
人間の巡礼が一段落つくと、今度は動物たちが山を目指して登っていくと信じられており、
全ての生命に対して「境界線を引かない聖なる山」というようだ。
(そういえば、街中や村道に、野良犬、野良猫、野生牛、野生馬、野生象、
イグアナ、猿たちを見かけるが危害を加えることなく、
のうのうとそしてまた愛らしく行き来していたね。)
地球の起源はもともと、このような超越した懐の深さをもって進化してきているンだよね。

さて、スリランカといえばアーユルベーダ(スリランカの伝統医療)!
この語源は、古代のインド語で、「生命の科学」「生きる知恵」という意味を持つという。
健康で幸せに生きていくためには、日常の生活に気を配ることが一番というわけで、
包括的な医療システムの論理性を持っている。
西洋医学のように、病巣に働きかけるだけにとどまるのではなく、
食生活や精神面の健康も重視した全体的な体のバランスを考える。
それは、体内に存在する3つのエネルギーのバランスを調整するという考えで、
その人の体質を判断しながら、病気の原因となる毒素を排出し
バランスをもとに戻していくという治療の基本がある、ということです。

アーユルベーダの特徴は、何と言ってもオイル。
10種類くらい(ミキシングすればもっと多いことになるのかも?)のオイルは、すべて自然のもの。
体質診断により使用するオイルが決められるが、そこにミキシングされる材料は、
樹木の皮、実、枝、木の葉、根、花、ごま油、ココナッツオイル、他いろいろと揃えられていますね。
但し、オイルや材料は、病院(施療院)によって異なるというからには、
やはり信用できる病院にって…??楽しみでもあり不安でもありです。
旅目的の重要な一つであり、発祥の本場で受けたかったアーユルベーダですから、
現地の人々が通うアーユルベーダ病院(施療院)を選んで行きました。
ホテルを利用すれば、施療室が綺麗に整えられており手軽であるけれど、
エステティックな感覚で行われていて高い値段。
極めて営利的に展開しているから、そんなのは日本ででも受けられるじゃない?と。
アーユルベーダの原形に触れてみるのが良かろうと思いましてね。
何しろ、言葉がわからないし、頼みの片言英語で通じるものやら何やらと心配したのですが、
ともかくも、旅の終盤に私たちは、この施療を受けることになりました。

ところが、そこがスリランカとでもいうのかな?
現地の人たちが通う病院で時間予約を入れておいたのに、
私たちの到着直前に観光客がやってきたからそちらを優先したということで、
待たされること30~40分。
これには少々頭にきたが、まあ、日本的な感覚を持ち込まない、ここはスリランカ。
この国の国民性に同化してみる楽しみ方をしてきた自負もあり、
黙って順番を待って受けることになりました。
(ガイドさんは、静かな怒りを持って、責任者と交渉していましたがね)
夜の7時30分ころから3人一斉に別々の部屋で開始。
夕食をお預けにしての1時間30分程のアーユルベーダは、お腹空き空き~!
でも気持ちすっきり~っしたァ~!
ホテルに戻ったら直ぐさま食にありついてね。
あ~っ!!美味しかったァ~!あの時のごはん何食べたんだっけぇ~?
高原のホテルで、雲海に包まれて あぁ~、おやすみなさ~い ぐっすり爆睡。

今回のスリランカ旅は、とても良き旅であったし、良き旅人であったように思います。
帰国したら猫目線ブログに書こう…と。書き出してみたものの思いを描ききれなかったね。
本当はまだまだいっぱい書きたい材料があるのに…?文面に表象できな~かった~。

*スリランカは、まだまだこれから発展する国で、
インフラ整備をしながら経済発展させていくという途上にあるのですが、
急ぐ国建設、国民を疲弊させない開発・発展をと思ってしまいます。
(他人ごとながら、今の美しさに惚れてしまってね)
人々が化学的な人工肥料ではなく、自然の有機栽培法を守りながら、
緑の豊かさと癒しの文化性を絶やすことなく、
そして多民族・多宗教の共存性を維持してきた平和的な国スリランカ。
生きる知恵というか、人々が癒し合いながら共に生きる科学的論理性を
何千年も前から歴史的に秘められた教訓がいっぱいあるように思われ、
これがまた、ことごとく、看護に通じる技の秘策があると思いました。
この思いが、皆様に還元していけるよう考えてみますね。

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