「雷は豊作をもたらす」という伝承を高校生が科学的立証の活躍!

「大切なのは、疑問を持ち続けること」アインシュタインが遺した有名な言葉だが、宮沢賢治は、農業指導家としての知見というべきか?
作品:雷(ギザギザ)の物語の中で「雲と雨と雷は豊作のための不可欠な要素である」と言ってるの。

その理由については、雲が雨を降らせ、雷は空気中の窒素を分解し、雨がその窒素を地中に溶かし込む。窒素は作物の重要な栄養分。だから雲と雨と雷は豊作のために不可欠であると説き、神社に奉納されている「しめ縄に豊かな実りへの祈りの意味がこめられている」として私たちに説きかけて下さっている。

まさに科学的推論の展開は、何気のう見過ごしていたこの目の裏に深く浸透してくるではありませんか。しめ縄に込められている自然現象のからくりを説明されれば、「ホ~ッ?自然の生業!?」の豊かさ不可思議さに畏れ頭を垂れるばかりなり~。それだけではない!変電所の周りの田んぼへと誘われて目にすれば、辺りは、一度も肥料をやったことがないにもかかわらず、稲穂がたわわの実り。

ここまでは、宮沢賢治の作品に触れた人ならば、ご存じのお話でしょう。

先日、TVで放映されたのですが、島根の当時高校2年生だった生徒が「雷の多い年は豊作」の伝承に、「なんで?」の疑問を抱き恩師に相談したことから始まる。この疑問の解明に高校在学中に、カイワレ大根と放電装置を使って実験に取り組み「雷を受けると植物は成長する」との実験結果をまとめている。勿論、カイワレ大根の種子に50秒間放電して育てる群と通常の水道水の群とに分けて成長の違いを見ているわけで、成長の差は2倍速かったという結果を導いている。

大学に入学した現在も、高校時代の恩師と共に実験を繰り返し、使った水の分析、放電時間、非効果的な放電時間等々、今後は更なる「それぞれの作物について適切な放電時間を突き止めれば、収穫サイクルの短縮などで生産量の向上につながる」と、将来への期待を導き出している。

単なる伝承ではない賢治の深い洞察に始まり、その伝承に心を注いだ少年の「穢れなき疑問」からの行動 それに呼応した恩師の脳活性化 凄いです。その感性の柔らかさというか、目の前で、今起きたいろいろの事象の呑み込み、働きかけ、刺激などの受容力というか…?!ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶佑氏のニュースはつい先日のこと。連日TVで取り上げられている今どきの有名人。そんな雰囲気も手伝ってか、今回の高校生(池田佑さん)の科学の目線「疑問を持つ」に共鳴したのだろう。私たちは、生き方改革、思考改革……∞創造力を醸し出すべく恵みの雨滴をこの掌に大切に集めてみようか?…否 もう遅いか?諦めたらアカン?好きなようにしたらええか?

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「睡眠負債」!知らぬ間に蓄積してるかも…。

睡眠不足ならぬ「睡眠負債」とは何か。わずかな睡眠不足の影響は、まるで借金(負債)のようにじわじわと蓄積されていき、自分でも気がつかないうちに脳のパフォーマンスを低下させてしまう。わが身に覚え有り解る気がする。
睡眠研究の分野では、この「蓄積した睡眠不足」のことを睡眠負債(Sleep Debt)と呼び、対策を講じることが重要といわれている。私たちは、知らず知らずのうちに仕事や家事のパフォーマンスが低下したり、命にかかわる病のリスクが高まることを知っとくが良い。

米ペンシルべニア大学医学部などの研究チームが行った研究は、睡眠時間と脳の働きの関係だ。被験者をさまざまな睡眠時間のグループに分け、経過日数とともに、注意力や集中力がどう変化するかを調べた研究だ。

*「徹夜」したグループでは、初日、2日目と成績が急激に下降した。これは蓄積した疲労などの影響で脳の働きが急激に衰えた。
*「6時間睡眠」のグループでは、徹夜ほどには急激ではないものの、時間がたつにつれ脳の働きが衰えている。

要は、徹夜のグループは強い眠気などを自覚していたのに対し、6時間睡眠グプループの多くは、脳の働きの衰えをそれほど自覚していなかった。極端な睡眠不足と比べ、わずかな睡眠不足が蓄積した「睡眠負債」の場合、その影響をなかなか自覚できないということだと(ちょっと悩み深き結果ではないか…)。

日本人の睡眠時間は、短くなり続けている。というのだが自覚ありか?

国が毎年実施している国民栄養・健康調査によれば、睡眠時間が6時間以下の人は、2008年で3割未満だったが、年々その割合は増え、2015年には約4割に達しているという。なかでも、男性の30代〜50代、女性の40代〜50代はその割合が大きく、さらに睡眠時間が7時間以上の人の減少が続いているようだ。
「日本人の睡眠時間はどんどん短くなって、先進国では最短になっている…知らないうちに睡眠負債を抱えて仕事のパフォーマンスを落としたり、運転中に注意力が低下して事故につながったりしている危険は、無視できないとのご指摘をしっかり受け止めておこう。

とにかく近年では睡眠負債が健康に悪い影響を及ぼすことが分かってきたというお話なのだが、睡眠研究の第一人者として知られる白川修一郎氏(睡眠評価研究機構代表、医学博士)は、睡眠負債は脳のパフォーマンスの低下にとどまらず、さまざまな病のリスクを高めていると警鐘を鳴らしている。
たとえば東北大学が、宮城県の女性2万人以上を7年間追跡し、睡眠時間と乳がんの発症リスクの関係を調べた研究では、平均睡眠時間が6時間以下の人は、7時間寝ている人に比して乳がんのリスクがおよそ1.6倍になることが分かった。

2014年に米シカゴ大学などの研究チームが発表した研究では、マウス実験しているが、睡眠を不足させたマウスは、がん細胞が増殖しやすくなっていることがわかった。さらには、本来ならがん細胞を攻撃するはずの免疫細胞が、睡眠不足の場合、がん細胞の増殖を手助けするような働き方に転じる可能性が見えてきたという。

いずれも注目されているのは、睡眠と免疫システムの関係だ。

厚生労働省は、働き方改革のなかで、「勤務間インターバル制度」(勤務と勤務の間の時間を十分に確保することで、働き手の生活時間や睡眠時間を確保する)の導入を企業に推奨している。これも睡眠負債のメカニズムや影響の研究が進んできたことによるものと思いたい。より多くの人が健康になる「希望の道」になればいいよね。
国や企業、そして社会が個人の睡眠にもっと目を向け、「負債」がたまらない環境を整えることに力を注ぐ必要ありということのようだ。

私は、その辺の論説は十分にありがたい。何しろ睡眠の質が悪いと自覚しているし、いつも睡眠不良な自分を嘆き悲しんでいるのですから。
とにかく自由気ままに眠りたい時には、すーっと眠りの中に入っていきたい。眠気を感じているのに、その瞬時を何らかの都合で睡眠先延ばししてしまうと、もう眠りに入ることはできない。身体は確かに眠りモードになっていて、怠くもあり、きっと歩くとフラフラよたっているのだ。漸く寝床に入っても、頭がジンジンピリピリ冴えわたるという具合。知らない間に眠りに入るのには、2~3時間は要してしまう。 これはしんどいのよね。

さあ皆さん!!睡眠が、私たちを健康に導いてくれるってのは確かになった今、十分な睡眠に醸成される免疫システムを狂わせないように!

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~8月29日の夕刊の耳寄りな記事から~

毎日新聞の夕刊見出しに:最強「セミの羽」抗菌剤―安全な製品開発に期待。とあり、これまたすごいなあ!いったいどういう事?興味津々の思いで読んでみたが、要約すればこういう事だ。「セミはアブラゼミやニイニイゼミなどの有色の羽を持つ種類と、クマゼミやミンミンゼミなど透明な羽の種類に分かれる。このうち透明な羽には抗菌効果があると、オーストラリアの研究チームが2012年に発表しているのだが、実際、クマゼミの羽の表面には、高さ約200ナノメートル(ナノは10億分の1)の極小の突起が1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)当たり30~40個ほど、ほぼ規則正しく並んでいる。
この構造は光の反射を抑え、水をはじくことが分かっている。細菌が付着すると、生け花の剣山のように細胞膜を破壊すると考えられる」。伊藤 健関西大学教授(ナノ・マイクロ科学)のチームが世界で初めて、クマゼミの羽の構造を真似て、強力な抗菌効果がある材料をつくりだすことに成功した。と。

薬剤などを使わずに物理的に細菌を死滅させられる安全で持続的な製品開発につながると期待されるという。この材料の実験結果は、材料の表面に大腸菌を付着させると、時間と共に死滅し24時間後の生存率は日本工業規格(JIS)で抗菌が認められる1%を大きく下回ったということである。表面の構造だけで抗菌できれば、人体に安全で常に清潔なトイレや台所用品、医療機器材などに応用できる可能性を導きだし、実用化に取り組もうとしている。
私たちの日常において「科学とは何か」。
夏が来ればシャワーのごとしセミの鳴き声は夏の風物であり、何気なくセミを愛し、セミの短き命に同情もしてその中に暮らしてきたが、科学者の目は「セミの羽」の透明性に不思議の秘密に着目するようだ。科学的研究活動を駆使して得られた知識、応用への進展と成果を生み出して私たちの生活を豊かにもしてくれるのだ。
とりあえず、科学の恩恵に感謝しよう。楽しみなニュースをありがとう。

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臓器移植:何度考えても悩ましき問題!!

私の高齢(85歳)の男性知人が、昨年の11月に亡くなられた。生前よりご夫婦でご自分たちの死について、死後の処し方について等々、忌憚ない会話を通して、ご夫婦共々に意志を固められ、角膜提供・解剖の献体提供に署名された。2~3年後、先に奥様が昇天され、その3年後には知人男性が昇天されたが、ご夫婦共に、献体提供された。

最後のお別れ儀式はなく、彼らと親交を交えてきた人々は、何か物足りない中途半端な心持ちのなかで、いつのまにか、静かに人知れず(詳細解らないままに)、個々人それぞれがお別れのけじめをつけたのだと思います。 亡くなられたお顔は拝しなくとも、一つの儀式(この世とのお別れのけじめというか…)により、懐柔できるひと時を持つのは悪くないのではないか? 飄々としたこの「近代的な逝去時のお別れの在り方」即ち、味気ないお別れ、を知った、経験したという思いです。

今まで、喜びや悩み苦しみなど、時には共に語り合い・笑いあい・涙流して喧嘩もした近しい気さくな友人とのお別れの余韻はなく、さらっとからっと「じゃあね~行ってらっしゃ~い」なんて気楽な挨拶も無い、否、できなかったそれって、どう言えばいいのか…。悲しみもなく乾いた感触で、別に何事もなかったこと…なんてね。

この臓器移植の問題、角膜提供あたりは「了承できる」範疇ながら、それを超える話になると、「脳死」判定基準の是非がそもそも、心得にくい(そう思いませんか?簡単なことではなく、慎重で悩ましすぎる問題なのだ)。

日本の臓器提供実数が取りざたされて、まだまだ提供数不足が報告されるが、そう急かさないで下さいよ。との思いから、未だ解放されることなく過ごしているわけです。

皆さんは、街角を歩きながら、所要で役所に出向きながら、何かしらのクリニックに行った時等々に臓器移植への理解と提供のアプローチを受けることが良くあると思いますが、どのように受け止めていらっしゃいますか?

死後の臓器提供、献体、必然的で現実的なきっかけが、私自身にどのように巡ってくるのか解りませんが、その時に真実に悩み深めるのだろうか…?

この文面にては、問題の深部に深入りしないままに語りかけていて、ある意味軽すぎるのですが、一度、皆さんも立ち止まって、考えてみてはいかがでしょうか?

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ツバメの巣立ち完了!!と思いきや??!何があったの?

5月初めから7月初旬まで、緑地公園駅構内の軒の一角に巣作りしたツバメの子育て~巣立ちするまでを見守ってきた。駅員の皆様が「優しく見守りましょう」と呼びかけたご尽力もあって、親ツバメは無事に子育てを終えたのだ。ツバメの産卵数は、大体2~3羽ということだが、野生の動物達の住む自然環境が、殺伐としてこようが、逞しく種の保存環境を確保し本能に基づく(?)種の営みを維持しているようだ。

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おめでとう!拍手喝采!! 一つの営みを垣間見て、清々しく思う。
と、「順調に経過して巣立って行った」話なのだが、いつまでもまだ、ツバメの子育ては続いている。駅員さんに、まだ巣立つ様子はないのですか?と問えば、駅員さん曰く!
「いえいえ、先のツバメはもう6月末頃に巣立ったんですよ。今また新しいツバメ家族が来て子育てをしているんです」と。ええっ!そんな!自分で作らないで、先立のツバメの巣を借り受けてなんですか~?!そんなことって、当たり前にあるんですかねえ?

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そこでちょっと調べてみた(鳥ペディアより)ところ、ツバメは何もない場所に材料を運び、一から巣を作り始めるパターンと、もう使わなくなった古い巣や壊れかけている巣を作りなおして使うパターンがあるとのこと。一から作る場合は2週間から1か月もかかることもあるが、リホームの場合は数日で終わるというから、鳥の場合もできるだけ労力の無駄使いは、ごめんあそばせ!ってな訳?

私は看護職を人生の軸にして、看護の現場で働きながら子育てもし定年までを生きてきた…。今はもうその大変さというか労苦を忘れてしまったかのように、むしろ自分の楽しみを糧に生きている。ツバメの営みに観照して、その昔を回想したりもするが、私も、しんどいことを避ける知恵を絞り、できるだけ楽を選んで行動したことなどを思い出すと笑いが込み上げてきました。今回、緑地公園駅で2家族のツバメの子育て生態を垣間見ることができた。ツバメは決して楽をしようなんて安直な知恵絞りをしたわけではないが、約1か月半での2所帯ツバメの出来事をわが身と重ねあわせて回想してしまったのだから、ちょっと笑わせるよね。

世の中、戦後復興をかけて高度経済成長期をもたらし超豊かな暮らしが保証されるようになると、子どもは少なく生んで大切に育てるという考え方が世の主流となり、また女性の社会進出が大幅にアップするにつれキャリア志向が強くなると、結婚して子育てする定番の考え方から解放され、女性のライフスタイルの多様性が考えられるようになった。そうなると必ずしも女性が子供を産んで子育てする概念はしぼんできたように思われる。そして少子化なのだ。人間社会の大きな社会資源となる子供の減少は、まず深刻になって…ね。ツバメのように、純粋に本能的に種の保存を使命としているわけではない…。思いは、複雑に浅く、センチメンタルになり過ぎず、いつものように吹く風になびいて過ごしている。どうなんだろうか?

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ツバメの巣作り噺の後談

前回ブログで、街の駅中に巣作られたツバメの噺の続き。
少しはツバメの野生生態の話を載せるも良いではありませんか?
ってな訳で少しお勉強しましたよ。

ツバメの巣作りは、4月~7月頃という。(な~るほど!)
暖かい場所を求めて日本にやってくる。(フムフム 5~6月のほっこり情景だね)
1週間で巣作りを完了し卵を産むが、卵から雛が生まれるまでは2週間なのだそうだ。
そして雛が生まれて20日後に巣立ちの時を迎える。(手早く巣作りを終えて、滞りなく卵→雛への温めを施し、巣立ちへの誘いを手早く完成させるもんだわ~。)
巣作り~巣立ちの約6週間は、初夏の風物詩の味わいとしては清々しい。

ツバメは1年に2回、繁殖するが、2回目も同じ巣を使うらしい。全てが元巣にもどってくるとは限らないが、ほとんど同じ所に還ってくるらしい。
やはり、ツバメの巣立ちを優しく見守るべく、次の訪れをまちましょう!

ツバメが巣立ちに失敗することってあるのかしら?
そろそろ巣立ちの頃、数時間も親ツバメが戻ってこないことがあるようだ。そんな時、巣の中で子ツバメが、バタバタしながら飛ぶこともできないでいたり、バタバタの煽りで巣から落っこちてしまうこともあるようです。(可哀そうに…涙。そんな時は、雛を巣に戻してあげてくださいね)
近くで親ツバメが見守っている可能性もあるということですよ。

ツバメにはツバメ流の「巣立ちトレーニング」があるようで、独り立ちをするために一生懸命、羽をバタバタさせていて、この情景、一人で飛ぶための練習と解すれば、このトレーニングこそ巣立ちへの必然性があるということです。

身近なところに、こうした子育ての営みを必死でしている親ツバメがあり、独り立ちしようとする子ツバメの穢れ無き挑戦する営みがあるのです。

私達の人生の営みは、差別化を狙ってか、自己実現を求めてか、多様化する一方。何かそこには、先人たちが大切にしてきた営みが繋がっていくことなく、忘れていってしまっているものがあるような一種の不安を想う時があります。

身近なところで健気にもツバメの受け継がれていく営みをみれば、ほっと癒され、感激さえしますよね。

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遅ればせながらのお話は、何回目かな? ~野鳥週間を過ぎて~

野鳥の数が激減しているらしい。野鳥週間は、既に5月10日~16日の事にて過ぎ去りし日の話題を引き出してきたが、それには少し微笑ましい話がまだ続いているからに他ならない。5月に入る前後より現在もなお、我が居住区の最寄り駅ホームの軒端に、ツバメが巣作りして子育てをしているのです。そのことが判明したのが、ツバメの行動ではなく、駅員さんの粋な計らいで、実はこんな張り紙が出されたからなのです。

「ツバメの落し物にご注意ください!緑地公園駅にもツバメがやってきました。皆様、巣立ちまでどうか優しく見守ってください。駅長」

張り紙だけではなく、巣の真下には、新聞紙で敷かれた段ボール箱が置かれ、上から落ちてくるツバメの糞が受け止められているのです。上を向いてみると、灰色の巣の中に、2~3匹と思しき子ツバメの羽が重なり合って、どうやら眠っているらしい。母ツバメは不在と思われたのだが、何の何の!
線路側の電線に身を寄せてこちらに目を凝らしてみているではありませんか!!
瞬間、目が合うとちょっとヤバいのかな?とも思ってそこを立ち去って電車待ちをしたってわけです。

そのような事に出くわした以上、毎回、駅ホームに着くたびに「まだ居る。ちっちっち」子ツバメの賑わいに気を良くして、今日もまた「早く大きくなって羽ばたいていくのよ」なんて、励ましのような祈りのような呟きをして電車に乗っていくのです。

野鳥が激減している!そもそもの主なる原因は、生態系が破壊されていて、色々な弊害が生じてくるという(他人事ではなく、それは、ずっと以前から自明なること)。
人里に集まってくる野生の動物全体に考えられることで、TVなどでは、その生態の浅ましき行動が紹介されることが多くなっている。
「野生の生き物が自然の中において自力で餌を取り、繁殖することによって、生態系のバランスが保たれています。度を過ぎた餌づけによって現在では、カラスやドバトが増え続けて、生態系のバランスが崩れ始めています。(中略)野生の生き物が人になれることによってさまざまな弊害が発生しています」とは、日本野鳥の会・京都支部が、鳥のQ&Aに応えてくださっている。

前でのツバメ一家は、子育て中ではあり、全くもって人に馴れている状況に無く、人間からの襲撃を警戒している。だがしかし、それゆえに、駅中に巣作りしたこの一家を優しく見守っておこうと、誰しもが優しいまなざしで旅立ちの日を見守っているように思っているのです。

余談:5月のゴールデンウィークには、高齢者同士の友人と3人で、箕面の「昆虫館」に行きました。八重山の珍しい昆虫 “黄金のカブト虫” という振れ込みもあり、若き頃の懐かしき虫たちとの出会いは、何処から発声できえたのかしら?素直で可愛い歓声と笑い声で楽しませていただきました。

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観光外国人客の急増の困惑! 冷静な目で観光産業の発展を学ぶが良し。

大型連休が来るたびに、否!最近は常に観光地が賑わい過ぎて、休日の気楽な行楽を楽しむ気にはならない。観光地ではなくとも買い物スポットというか、街中の免税店増加や大型販売店のお客増加で立ち寄りがたし、近寄りがたしの感がつきまとう。
何しろ我々の生活、日用品的な物は安価であるほうが良いし気軽に吟味、試しができて楽しめるのだから…。友人と一緒に買い物していても、我々の身近な話し声は打ち消され、耳にはけたたましい大きな声量が響きあう外国言語。

決して色目で外国人を見る意識や嫌悪感を持ってる訳ではない。あのエネルギーはどこからくるものなのか知らないし、慣れ得ぬ状況は馴染みがたいもの。正直、はたと困惑してしまう。
実は確かに私も外国旅行はしているのだから、訪問した国では、外国人観光客に大迷惑しているのかもしれない。勝手な主張をするものだな??と思うわけですが…。今年の訪日客は3000万人を超えそうで、政府目標では、2年後には4000万人という。へ~~~っ!!怖いなあ!恐るべしや否や?

近畿圏関西人育ちの私は、1971年の大阪万博が開催される頃には10年のキャリアを積んでおり、意気揚々とした看護師ではあり、看護協会の要請もあって各病院から当番制で救急班に加わり、あの人・人・人…人の淀みの中をかき分けて歩いても、疲れなど何のその。つくづく若いって素晴らしい!

その後、観光は主要産業に発展していく気配はあったように思うが、「実際はバブルが終わったころから、行政が中心となって観光が発展していったようです。日本の観光産業が主力となるには、国連が進めている持続可能な開発のための目標である「SDGs」世界が取り組むユニバーサル(普遍的)なものへの配慮が必要となるらしい。次第に観光化は進み対策も充実してきているようだ。が、要は旅のスタイルは、「余暇」ではなく、働き方を変えながら自分で自由な時間を作って過ごす「休暇」にして、その時間を意味があることに使う。ということが重要になってくるようだ。」(4月23日毎日新聞6面:「-」は、田川博巳氏の記事参照)

旅には人間を育て、変える、不思議な力がある。旅には人の再生力があるということか。その説には十分に真実があり納得。漠然とではなく目的があるのが良い。私たちの旅は宝さがしであることに、意味があると言いたくなりましたよ。

人生の中に看護師という職業を通して、そこにまつわる宝を探し、手にし、働き方を変えながら自分で自由な時間を作って、その時間を意味あることに使っていると思えれば、何と有意義な人生の楽しい旅路を生きているわけじゃないですか。

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何事も、「記録に残す」は、良きこと!? あなたどう思います?

記憶を辿るは、最近のことであれ、永い時間が経過したことであれ、やっぱり何処か肝心の事を記憶漏れさせていることが多い。
一つの事柄を共有しあった仲間と思い出・振り返りを辿るとき、こんなにも記憶から漏れようとしてるなんて…と、唖然としてしまう時がありますよ。皆さんの力を借りて、正確さを増した記憶に繋ぐことが結構多くて。
僅かなことでも、時々にメモに残しておけば記憶がつながり、ほぼ正確な記録になるのが解っていても、記録にとどめて記憶の蘇りを助ける習慣は身につかない。こんな我が身を嘆くこの頃、確実に認知領域が縮小されてきているのを感じるから恐怖ではあります。

世の中、うんざり編が騒々しい。国家レベルで、事業交渉・決定に至る記録(概要・要約)や、要人の面会(接見)記録の保管期間がうやむやで…記録破棄はないでしょう!
中身の真実がさっぱり解らず。大人の先生の質疑応答がかみ合わず、議論の中で建て直そうという気迫はなく、破廉恥なこっけいさが情けない。
「記録に残す」は、公的であれば当然の事と思っている人が多いのとちゃいますか。医療に携わってきた私達(看護師)ともなれば、常に、この「記録に残す」のは重要な仕事の一つという認識が強くてね。記録に残さなかったなら 結構肩身の狭い思いをしなきゃならないでしょう?それが当たり前になってるね。

質疑応答のやりとりが、この国の、歴史観というか、仕事観というか、政治観というか…?!「国民・市民のために良き仕事をする」こんな心根・覇気を見せていただけるどころか、どうも説得性を持った政治運営をしているとは思えない。
心に響いてこないよ!と、あきれ顔で呟いてしまう。

まあ、そんな大きな問題をここで取り上げるつもりはなく、穏やかに私的でわが生涯の生き方の問題として、「記録に残す」をしていますか?という問いかけです。

日記を書く、を実行している方、イベントの実施・参加に関しては記録する方、悩みや課題解決に取り組むときに記録して残す方、色々記録を残している方々がいらっしゃるでしょう。また全て何も書かないで自身の記憶に残す方、ってのもあると思います。

が、いずれにせよ「記録に残す」は、総じて良きことといえそうです。
特に、老後の生き方としては、「記録に残す」は「記憶にとどめる」大事な手段・活動の手がかりであり、自分自身の支援対策であって、自身の大きな支援になるのだと思います。(最近、高齢を意識した文章が多くなりましたが。)

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季節の変わり目っていつのこと?…ウ~ン!体調に気を付けよう!

季節の変わり目は何時?ややこしい話だけど、それなりの季節が来ると、
何とはなしに「今年はこの時期ってどうなってんだか◎×△○●…
季節の変わり目は、あなたお変わりないかしら?」
なんて季節変わり目の頃には、体調を案じる挨拶が交わされます。

季節の変わり目は体調を崩す方が多く、
肉体・精神ともに憂鬱になる様で、テンション下がりますね。
季節の変わり目って、はっきり言っていつ?
自覚的には、3月~5月、8月前後、9月~10(11)月、12月~2月頃が、
何となく体調不良感が強くなる。それじゃ年がら年中じゃないですか…。
ってことになりますが。
実際にいわれる“季節の変わり目”は、
寒暖差が激しい時節を指すようで、朝晩の寒暖差が大きいようだ。

体調不良の一番の原因は、気温の乱高下。身体への大きなストレスとなり自律神経が乱れ、
即ち交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまう。
3月~5月は、梅・桜の開花、花粉到来の時期、春雷雨を伴い、寒暖差が身に堪える~ブルッ!!
って時節、今だから~。目がかゆい、咳・クシャミが止まらない、肌が荒れる~っ!
眠くて眠くてしょうがない!眩暈がする~!偏頭痛がして何となくしんどい、動きづらいなんてね。

一言で体調不良といいますが、人それぞれに症状があってね。
咳が出る、肌荒れ、湿疹、眠い、めまい、片頭痛、自律神経失調等々。
これらの症状は、寒暖差の大きい時節の症状というが、
では、老いも若きもそうなのか?と考えてみると、「免疫力は知らないうちに低下している」。
高齢というだけで、免疫力低下と決めつけるわけではないけれど、
風邪やインフルエンザにかかりやすく、
症状が重く寝込んでしまう方向に向かう場合が多いのは事実。
老いも若きも、季節の変わり目だから…とのんびり構えちゃ危ないね!
季節の変わり目と認識される時節には、ちょっと気を付けておきましょうよ。

体にストレスがかかる原因は、
交感神経と副交感神経のバランスが崩れる自律神経の乱れ(自律神経失調症)にあると。
これは皆さんご承知のことですが、必ずしも日々同じ症状が継続するというわけではなく、
日々変化してさまざまな症状が自覚されるようになる。
頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感、眠気、肌荒れ、気分の落ち込み等々。

対策は皆さんお分かりでしょう?
いつもより多めの睡眠、生活のリズムを整える、運動する習慣、バランスの良い栄養
となりますが、自ら自律神経を整えるよう努めていくことが、肝心な対策だということです。
春めく良き季節を愛でるためにも、自らの体調を整えてお過ごしくださいませ!

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