子どもの歯磨きで事故が続出しているとの見出しに、目が注ぐ。
懐なるかな!
そんな思いで読んで見れば(4/21/17 読売新聞 要約)、
子どもが歯ブラシを銜えたまま遊んで転倒する危険が伴うため、
おやが寄り添うなどして、事故を防ぎ上手に
「歯磨き習慣」を身に付けるのが良いとのアドバイスあり。
実際、子育て中の母親は、「2歳の次女が、歯ブラシを銜えながら
遊びまわることが多く、危なくて目が離せない。
5歳の長女も以前、歯磨き中に転びそうになり、
「怪我でもしたらどうしよう」と心配していたのだと。
消費者庁による事故情報は、2010年12月以降6年間で139件。
内、3歳以下の事故件数は124件と圧倒的に多い。
歯ブラシが、喉の奥や頬の内側に刺さって、入院した子供もいる。
と聞けば、確かにヒヤッとする。
最近、安全対策を施した歯ブラシも考案・商品化されてきていて、
幼児向け歯ブラシは、ハンドルをシリコン製にし、
左右に柔軟に曲がるようにしていて、万が一の際にも、
口の中への衝撃を従来より95%減らすことができた。
一方で縦方向には曲がりにくくする工夫がされていて、
歯をしっかり磨けるようになっているというから、
商品開発や安全は随分と進化しているわけだ。
遠くの昔に、子育て覆えてしまっている私としては、
身近な話ではなくなっており、
安全な歯ブラシの現状には全く関心を寄せていなかったが、凄いっ!
安全の商品化は、優しく逞しい商魂に支えられている
(でなきゃ、勝ち残っていけない社会だよね)。
子育て中のお母さん!小児病棟の看護師さん!
子供を対象にした施設で働く方々!
虫歯0に向かって、子どもが自分で、
「安全に、きちんと磨ける」歯みがきができるように、いろいろと工夫を凝らし、
安全性を高め環境整備をしながら、生活上のしつけ、
支援、介助、をしながら、事故のない子供の成長を願っているよね。
便利すぎるのは如何なものか?ではあるけれど、
健康への誘いが安全できちんとした技を習慣づけられれば、
子育ては、楽しく安心だわ と言えるのかな?