遠隔介護ブログ(第2回)

photo_watanabeコーディネーターの渡邉です。
実録遠隔介護blog
第2回目です。

前回のblogでさっそく訂正が、、、
我が父の年齢を66才と書いていたのですが
正式には68才でした。

なぜ発覚したか。。父は先日誕生日でした。
デイサービスでお誕生日会をしていただき
70才になりましたと挨拶をしたら、68才やで~と
介護スタッフさんたちにつっこまれたそうです。
「お父さんは68才になったそうです、70才ではありませんでした」と、
私の携帯電話の留守電に父の言葉が残されてました。

父と私の「父の年齢の認識」には4才も差がありました。
父と娘の関係なんてこんなものなのかもしれません。
さて、今回の本題です。

母が末期ガンがわかり、
遠方での仕事から地元に戻してもらうことになったことまでは
前回書かせていただきました。

母は一人っ子だったので
もともと嫁にいくとき、
両親の近くから離れるのは難しく、同じ市内での嫁入りをしていたので

月に数回、実家の様子見に昔から帰ってました。
そして、
だいぶ若く母の父は亡くなったので、母の母、
私の祖母は20年以上一人暮らしをしてました。
車の免許もないので、
電車もバスもない地域で
母の送迎や近所のかたの送迎で、買い物などをする日々。

母が末期ガンになり治療となると
その一人暮らしの祖母のことがまず気になりました。

その数年前から
被害妄想発言(全く独身の私が勝手に嫁にいったとか、
夜中に誰かがずっと家に石を投げてくるとか)がちょくちょく見られてたので、
母に認知症検査につれていくほうがいいと打診してましたが
いざ検査にいってみても、検査当日は全く症状が出ず
母も信じたくないのか、専門病院に連れてくことはなく
そのままの生活が続いてました。
ただその被害妄想で母が夜中に電話で呼び出されることも増え
祖母を自分の家に呼び寄せ
泊めても家に帰りたいという。

そこそこ、これも母には負担だったと思います。

そんな毎日のなか、母の大病とあり、
私は地元の仕事に戻れたので
祖母の家に私が住み、ちょっと様子を見たいと母に相談しました。
ただ、私の人生に負担をかけたくないということと、
祖母も私の残業で遅くなる生活とともにするのは疲れるだろうと、

知人や市役所の福祉課と相談し
自分の大病も伝えたうえで

身寄りのない人や
家族による援助が困難なかたが入居される
経費老人ホームに入居出来るようになりました。
祖母は抵抗があったようですが
娘の大病を理解し
とりあえずは入居がスムーズにはすすみました。

思えば私が覚えている母との想い出で初めて、人を頼ったエピソードだと思います。
なにもかも自分でなんとかしようとしてきても
どうにもならない時がある、
そんな時に頼るべきところを
まずは知人や市役所に相談し、最善の策を知る。

認知症かどうかまだはっきりしていないときに
介護度調査にもいたってない自分の親を施設に入居させるという決断は
母にとってとても胸の痛むものだったと思いますが

その祖母は、今もその施設でとっても楽しくイキイキと生活させていただいてます。

高齢の身内の介護サービスを考えるうえで
地域にどのような施設があり何が最善なのか、
どこに相談すべきかを明確に考えるのは
介護する側にとっても、
される側にとっても大切なことだと今は痛感してます。

今のわたしの後悔は
この決断や行動を
大病を抱えた母に任せるのではなく
私と弟でもっと動くべきだった、その後悔です。
どれだけ母がしんどい体を抱えながら心も傷つきながら
未来に備えていたか。

私は、まだまだ自分の生活だけを考えていました。

後悔先に立たず、ほんとにそことおりです。

本日書かせていただいた
祖母が入所させていただいている軽費老人ホームとは
私がワークステーションに入社したいと思うきっかけになった「音楽隊」がある事
へのルーツとなった施設です。
私は学生時代、合唱部に入部しており
高齢者さんの施設で懐メロを合唱させていただいておりました。
いつかまたあんな風に、ボランティアでお年寄りの前で歌を歌わせていただきたい
高齢者さんと一緒に合唱がしたい、そんな思いがあった私が転職活動中に
ワークステーションの今の職種募集を見、ワークステーションのホームページを見ると
「音楽隊」というのがあり、ボランティアで福祉施設や病院に音楽を届けているとのこと。
(音楽隊とはhttps://www.medicalstation.co.jp/system/ws_ongakutai/

ワークステーションに入社したいというより
音楽隊に入隊したいという思いでこの会社をうけました。
なので、祖母が入所させていただいた軽費老人ホームでの合唱の経験があるからこそ
今ここでブログを書かせていただいている私があると言っても過言ではありません。

合唱させていただいた20年後に祖母が入所させていただくとは
それもまたすごいご縁だなあと思ってます。
どんなことでもご縁には感謝ですね☆

次回はもう1名の高齢者、祖父の介護についての実録です。

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遠隔介護ブログ始めます

photo_watanabeこんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

私は今、ワークステーションで
正社員として勤務させていただきながら
高齢の祖父母、体の弱い66才の父の介護というか見守り
そして主婦という立場での
生活を送っております。

看護師さんのお仕事相談をうかがうなかでよく
「子育て中心の生活が終わってやっと仕事を本格的にと思ったら
次は親の介護が始まって」という言葉をお聞きします。
女性のライフスタイルは
なかなか自分だけの理想や
目標だけでは描いていけない現実があることを
日々痛感させられるのですが(現代は男性もかもしれないですね)、
私は子育てを経験せず
介護問題がやってきたので
現実を受け入れるまで
戸惑いもがき、自分だけが不幸なような気持ちに陥ることもありました。

そんな中、フルタイムで働くことをやめずに両立し続けている今、

身内や友人、知人、地域の方々への相談
介護サービスの利用など

をどのように駆使してきたか、
今もどう活用させてもらってるか
つたない文章ではありますがブログにさせていただくことで

ご自身の家庭の介護問題を抱え、でも仕事もしたいという看護師さんへの
たとえわずかでも
自分だけじゃないんだと少しでもお気持ちの安らぎにつながるならと思い
書かせていただきます。

まずはなぜ私が高齢者介護と向き合うことになったのか。
20代は正直

仕事と遊びだけに精一杯でした。
毎週ごとに締め切りのある仕事をしていたので(前職です)
平日は
残業もバンバンしながらくたくたになるまで働き週末は
ひたすら遊びという
実家から通勤していても全く家の手伝いもせず
お給与でなにかを買ったり旅行をプレゼントしたりを家族にすることのみで
親孝行、祖父母孝行を
している気になってました。

介護のカの字も考えた事のない日々。
祖母が脳梗塞で入院し、寝たきりで退院したときも
オムツ交換もご飯のお世話も
介護職経験のある父に任せ
自分は顔を見て話かけるだけ。

そんな私の生活が変わったのは
30才のとき、
仕事もしながら家事もしながら
田舎なので村の付き合いや
親戚の事もすべて仕切ってきていた
母が
末期ガンの宣告をうけたのです。
私は仕事で広島県に住み出した時期でしたが
母の余命も主治医から私だけに話され、それが8ヶ月という短さであったため、
体のもともと弱い父一人に
母のこれからを任せるのは不安に思い
会社にすべてを話し、実家から通える事業所に戻してもらい、
初めて、仕事をしながら
家族の事を考えるという事が始まったのです。

知人や上司からも
その時独身だった私に
お母さんが生きてる間に
ウェディングドレスを見せて
あげたほうが良いのではという言葉ももらい
結婚もすることになり、
一気に生活環境が変わりました。

これが、まだまだ序章ではありますが
思い描いてたライフスタイルから変わったという一つ目の段階です。

今や日本の国民の二人に一人が生涯のうちでガンという診断をうける時代なのに
11年前の私には
まだそれが身近ではなく、
ほんとに急にふりかかった悪い夢のような出来事。
今から思えば
もっとこうすればあぁすればと思うこともあるのですが
その時は毎日毎日が精一杯。
次回はそのあぁすればよかった、こうすればよかった
の日々を少し書かせていただきたいと思います。

暦上の大寒も過ぎましたがまだまだ寒さが本格的にやってきている毎日
今年は隠れインフルも多いようですので
健康管理に気を付けて
春を迎えたいものですね。

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のりお3歳4か月&のりこ5か月の様子

皆様、こんにちは。櫻井です。
全国で猛暑日が続いていますが体調など崩されていまいでしょうか。

1644283さて、のりおも幼稚園が夏休みになり、祖父母の家に2週間ほど帰省しております。遠方に住んでおりなかなか会えない事もあり、甘やかしに甘やかされた結果、のりをは殿様のようになっております。
普段は自分で行う着替えや食事も「やってー。」
買い物に連れて行けば「だっこー。」

のりこが産まれて以来、いろいろと我慢していたのでしょうが、なかなかの我が儘っぷり。
どうしたもんかと思い、以前にかみなりを大変怖がっていたので、あんまりにも我が儘が酷いときには、「かみなりさまにへそ取られるぞー」というと、あら不思議!
とても良い子に変身するではありませんか。
これからしばらくはこの手でいこうと思います。

のりこはねがえりから、ずりずりとずりバイをし、段々と行動範囲が広がってきて好奇心いっぱいです。

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のりを3歳4カ月・のりこ4カ月の様子

こんにちは。櫻井です。
じめじめ梅雨の過ごしにくい日が続きますね。
そんな中でも子供は元気いっぱい!のはずなのですが
先月より幼稚園へ通い始めたのりをは早速、集団生活の
洗礼を受けまして2回ほど熱を出しました。
いつもは悪魔の三歳児にほとほと手を焼いて、少し静かにして!
と思うのですが、体調悪くほんとに静かだと早く元気になって!と思うので
我ながら勝手なものです。
1476392相変わらず、朝支度をするときには
「こどものいない幼稚園に行く…」と少しぐずりますが
園生活にも少し慣れてきたところへ下旬にはもう夏休み…
のりこ4カ月をつれての炎天下での外出はなかなか厳しいものがあるので
どこでのりをを遊ばせようか。今から悩みの種です。

のりこはよく笑い、かまってもらえないときは自分の指をちゅーちゅー吸い
遊んでいる手のかからない“THE★2番目”という感じに成長しております。
先日はころりと寝返りに成功していました。

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のりを3歳2カ月&のりこ3カ月の様子

こんにちは。
暑かったり肌寒かったりですが、新緑が美しい季節になりましたね。
さて、のりを3歳2カ月なのですが引っ越しした関係で年中さんから幼稚園に行こうかと
思っていたのですが、近所の幼稚園に空きがあるとのことで6月より
入園することとなりました。
もともと子供と遊ぶのが苦手なのりを…
入園後3日間は機嫌よく通園したのを意外に感じていたのですが、
週が明け月曜日は朝から大泣きで
「子供がいる場所いかへん!」「子供と遊ばへん!」と大騒ぎでした。
あんたも子供やろっと思わず笑ってつっこんでしまいました。
徐々にお友達と遊ぶ楽しさもわかってほしいものです。

1644283のりこ3カ月はそんな兄ちゃんをしり目にすやすやお休みですが、
だっこしないとすぐ目をさますのでこちらもなかなか手がかかります。
ぐんぐん体重も増え、毎日見ているはずですが
顔おっきなったなぁ~と感じることもしばしば・・・(兄妹そろって顔が大きいです…)
子供の成長ってあっという間だわと感じる毎日です。

のりを~2歳11か月の様子

1644283大変にご無沙汰しております。櫻井です。
ご無沙汰しすぎて、言い訳がましいのですが
この数か月ドタバタしておりました。

なにをドタバタしていたかというと、二人目妊娠発覚からはじまり主人の転勤があり、家さがしに難儀し引っ越し、のりをのアレルギーを診てくれる病院探しとしているうちに、臨月間近となり、里帰り出産の為に帰省・・・
と過ごしているうちに先日、第二子のりこ(仮名)を出産致しました。

のりをは大変シャイボーイ(むしろ臆病に近いかもしれません・・・)な為、のりこには近寄りません。赤ちゃん返りを心配していましたが、反抗期に拍車がかかり口を開けば「やだ、やらない、しないよ」のどれかなので、甘えているだけよ。と頭では分かっていつつも叱ってしまう毎日です。

のりこはよく寝る子なので大変助かります。二人目は手がかからないって本当なのね。
としみじみ感じています。

そんなこんなで二人目育児のスタートです。

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のりを 2歳5カ月の様子

久しぶりの更新になってしまいました、櫻井です。
のりをも気付けば2歳5カ月となりました。この2カ月ほどで
随分としゃべるようになり意思表示もはっきりしてきました。
そのことは大変喜ばしいのですがこだわりも出てきて、お出かけの準備など
だんだんとてこずるようになってきました。

まず、洋服は青・緑のものがよいらしくチェックや茶色のものなどは拒否!
そして靴下は柄物(新幹線柄が一番好ましい)がよく、無地のものはダメ!
のりを用リュックに大量のプラレールを入れないと安心出来ない!
靴はサンダルは嫌で、アンパンマンがついてないとだめ!でも一番お気に入りは長靴!
晴れでも長靴履いて出かけたい!

とこの全てのこだわりを満たさないと泣いて抗議し、外出出来ないので
大変にめんどくさいです。特に雨が続くとお気に入りの洋服が乾かず
無理やり嫌いなものを着せて出かけるので準備だけでぐったりです。
願わくば戦隊物のキャラクターがついた洋服でないと出かけない!
となりませんように・・・
将来はこのこだわりを活かしぜひおしゃれな男性に成長してくれますように…。

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のりをの様子 2歳

1644283皆様、こんにちは。ご無沙汰しております、櫻井です。
ゴールデンウィークも終わり初夏の空気になってきましたね。

そんなのりをですが魔の2歳児とはよく言ったもので、なにかと言えば「イヤイヤ」というてます。

「お顔ふこか~?」「イヤー!」
「ごはん食べよか~? 」「イヤー!」
「お外いこか~?」「イヤー!」

とりあえずイヤー!と言うとこか。という具合に母の言う事は全てが嫌なのだそうです。。。
少し前までは後追いが激しく、朝ごはんを作るときも抱っこしながら調理を無理やりしたり、就寝時もちょっと離れただけですぐに目が覚めて泣いて追いかけてきたのに、この変わりっぷり。

その時はちょっと離れてくれればよいのに!と思っていたのですが、いざ離れても平気な様子ののりをを見ているとこちらが寂しい気持ちに。
その上、外出すれば外面がよいので、また母にべったりでおとなしいので周囲からは良い子ちゃんと思われているのが、また悔しいところです。

そして 、自分なりのこだわりが出てきてお出かけは晴れでも雨でも長靴で!
もう昼間は汗ばむ時もあるのに分厚いジャンバーを必ず持っていきます・・・

成長の過程でそのうちに収まるのでしょうが、魔の2歳児の次は悪魔の3歳児になるそうで…
今からドキドキです。

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のりをの様子 1歳10か月

みなさま、こんにちは。櫻井です。
1年で一番冷え込みが厳しい季節、いかがお過ごしでしょうか。
私が住んでいる地域でもインフルエンザが大流行で小中学校は学級閉鎖も相次いでいるようです。早く流行が治まりますように…

さて先週末ですが大学からの友人が結婚式を挙げるということで博多まで行ってまいりました。乳離れが済んでいない為、当然のようにですがのりをも一緒です。
1歳10か月にし て飛行機搭乗とはなかなか生意気です。
ちなみに私の飛行機デビューは高校の修学旅行です・・・・

私も飛行機に乗るのは久しぶりだったので、妙に緊張してやたらと早く空港に着いたのですが、平日だった為、手荷物預かりも保安検査も空いており余裕しゃくしゃくで搭乗し、離陸してからもエンジン音でびっくりしてのりをが泣いたりするかしらと思ったのですが、全く気にする様子もなくひたすら「トミカ」のカタログに見入っておりました。

こちらがびっくりするくらい平常モードののりをのまま、飛行機は博多に到着致しました。
「案ずるより産むが易し」の言葉通り、思ったより順調でほっとしました。

披露宴中は私の両親がのりをの子守に来てくれたのですが、離れている間も泣くこともなく、全然へっちゃらでこちらが寂しくなるくらいでした。
そんなわけで私もがっつり2次会まで参加し、リフレッシュさせてもらいました。
大学卒業以来、会っていなかった友人たちとも再会し新郎新婦の幸せオーラを頂いた楽しい週末でした。

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OG櫻井です

こんにちは。OG櫻井です。
さて年末年始は実家・義実家に帰省しておりました。
皆様もゆっくりと新年を迎えられたでしょうか。

私事でございますが年末で私の父が長年の会社員生活を終え定年退職しました。長年家族の為に頑張ってくれた父の為に家族でサプライズパーティーを計画!
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元旦に家族写真と取りに行き、夜はこっそり注文していたシャンパンとケーキで乾杯!
のりをと一緒ですとゆっくり誰かのプレゼントを見に行くのは、なかなか難しいのですが、今はネットでなんでも揃うので大変助かりました。感激屋の父は思わぬサプライズに涙・涙でした。

振り返ってみると平日に父が帰ってくるのはたいてい10時過ぎくらいで小さいころは、土日しか顔を合わせていた記憶しかないような!?

忙しい会社員生活を終えこれからはのんびりと自分と母の為に時間を使ってほしいと思います。
そんなこんなな(笑いあり、涙ありの年明けでした。
ただ今は正月太りを解消するべくエクササイズに励んでおります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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