なべめぐドすっぴんブログ第24回♪

こんにちは、コーディネーターの渡邉です。

今日は、関西人として
兵庫県民としてオススメの映画を1つ。

兵庫県内では先行上映され、全国では4月19日から公開される
尼崎市が舞台の「あまろっく」。

中条あやみさんと江口のりこさん、笑福亭鶴瓶さんが主演の、コテコテ関西の映画です。

私は兵庫県民として、ロケ地とか、兵庫県民アルアルとかを観たくて観ましたが、
笑いと泣きが、7:3で笑いも半端なく声出して笑えるし、泣きはホンマに、感動や切なさで泣けて…

とにかく
大切な人とは、笑ってる時間を大切にしないといけないとか
「人生におこるすべてのことは楽しまなあかん」ということを、切に切に感じさせられた映画でした。

その映画を観る前に、認知症の身内を3年家で介護して、先日見送った親戚に会いに行っていたのですが、亡くなった(私からみると)大叔母、の息子の奥さんが看護師で、私は、看護師だから施設に入れたくても入れられず(家で看れるやろと思われて)家で介護・看護してるのかなと思っていたら
看護師として施設で勤務していたら、家に帰りたい帰りたいゆうてる利用者さんの声を聞くから、お義母さんには子育てもほんまに手伝ってもらったし、自分が家で看たいと思ってやってきた、と言う言葉を涙ながらに言われてるのを聞いて

あ~私の考えは浅はかだったなぁと想いました。

でも、訪問看護さんにも入っていただいてたり、ほんとはショートステイ使おうとしたけど、そのときに限って、お義母さんが体調不良になったりして、やっぱり嫌がってるんかなおもて~

というのも聞いて、自分たちだけで絶対周りには頼らない!という姿勢ではなかったこともほっとして、いろんなかたちの介護があること、見送りかた、覚悟もあることを、またひとつ勉強させていただきました。

その親戚宅は、兵庫県の中部にあるのでまだまだ桜がキレイでした。

大叔母の優しい笑顔を、思いだして涙が止まらなくなったりもしました。

その想いをもって観た
「あまろっく」
余計に心にずっしりきました。

関西の方でなくても、楽しんでいただける、ほんとに心がほんわかする映画です。

人生に起きるすべての事を、どんなにしんどい事も、楽しめる人間になりたいです。

なべめぐドすっぴんブログ第23回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

新年度が始まりました。
弊社も社内の部署異動や、新卒含め新入社員の配属、営業やコーディネーターのエリア変更など、バタバタとした4月の幕開けではありますが、
より一層今年度は、モットーである
「Face to Face」を大切に、メディカル事業部は1人でも多くのご登録者さんとお会いできるような、1年にしたいと思っております。

このお仕事をさせていただいているので、やはり気になるニュースは、医師の働き方改革です。

もちろん、自分やまわりの人に何かあった時に、お医者さんの人手不足で対応いただけない事態にならないのかなとか、世の中の看護師さんたちに、何かしわ寄せが来ないかなとか、マイナス面を考えてしまうことが多いです。

でもきっと、今までお医者さんたちが、時間や休みの感覚なども無しに、対応されてきたことを考えると、必要な改革であることは間違いないですもんね。

どんな風に世の中が変化していくのか、自分の立場としても情報収集しながら、対応していきたいと思いました。

自分のプライベートでも色々変化ありますが、1番は祖母が、今までいた介護付きではない施設から、骨折、手術、入院、リハビリを経て特別養護老人ホームに入所することになった変化です。

もう90歳を超えてますし、認知症も進んできていたので、特養の予約もしてましたが、入院しリハビリしてもやはり、元通りの自分の足だけで、歩けるようにはならないため、たまたま、入院中に一室空きが出て、そのまま入所できることになりました。

空きが出なければ、ショートステイで対応するか、それが無理なら、自宅で私が介護するのか、それはもう、仕事はきっと出来ないですし、主人に負担もかけてしまうし、どうなるんだろうと、本当にモヤモヤする時間もありました。

ただ、病院の主治医も、地域連携室の方も、元々の施設の相談員さんも、特養のケアマネさんも、ご家族が介護できないことはわかっているので、ちゃんと考えますから、大丈夫ですからと、何度も話してくださり、私に安心を与えて下さいました。

それでもやっぱり、金銭面も含め、どんなふうにこれから進んでいくのか、不安がすべて無くなる訳ではなく、、
という中で、特養に一室空きがでましたという電話をいただき、ただもちろん特養に空きが出るというのは、だいたいの場合、先に入られている方が、お亡くなりになられたという事なので、なんと反応してよいかわからずいると「1名、お亡くなりになったんです」と言われたので、よけいに返す言葉を無くしてしまいました。

そこからは、何をどう答えたのか今でも思い出せませんが、平日に仕事を休ませてもらい、元の施設や、次の特養や、市役所やを駆け巡りながら手続きをし、入所の日を待ちました。

手続き中、どちらでも本当に丁寧な説明を受け、特に特養では、お昼間の職員さん、夜の職員さんの時間帯ごと、職種ごとの仕事内容、どこまでして下さるか、人数配置などの説明も細かくお話いただき、いつも仕事で、特養の看護師さんの動き、介護職さんの動き、リハビリスタッフさんの動き、相談員さん、ケアマネさんの役割などを勉強したり、ご応募いただいた方に、説明をしているはずですが、見学ももちろん、仕事として行かせていただいた事もあるのですが、新しく気付かされることなどが沢山あり、大変勉強になりました。

こんなに説明して下さったら、家族も安心だなぁとか、今の仕事してるからこそ、
こうやって説明して下さる事を、改めて学べたと思えたのかもなぁとか、色々得した気持ちになりました。

病院の地域連携室のお仕事なども、ご応募いただいた方に説明させていただいたりもしてますが、自分が直接お話させていただき、お電話もちょくちょくいただくと、どれだけ調整が大変で、日々お忙しく、対応されているかも学びました。

入所する為にもちろん、一回の手続きで終わるわけはなく、けっこう何回か、平日に休みをもらい、特養や市役所に行く事になります。

前の施設の時は、亡き母(祖母の娘)が、末期がんと闘いながら、全部1人で手続きしてくれたんだなぁと思うと、もっとあの頃の自分が、動けていたならと、今更ながら、仕事仕事だったことを悔やみます。

ある求職中の看護師さんから、自分のしたい仕事、やりたいこと、なりたい姿はあるけれど、自分の周りの人との時間を、犠牲にしてまでは働きたくない、自分の周りの人の事を、大事にできなかったら、良い仕事もできないと思う、というお言葉を聞かせていただき、本当にそうだなぁと思いました。

ただ、そうしてでも働かないといけない時もありますし、人生においていろんなタイミングがあるのもわかります。

よく日本は女性の管理職が、世界の先進国に比べて少ないと言われますが、女性、男性、と今は分けて考える時代ではなくても、やっぱり、親のこと、子供のこと、家族のこと、で動き回ってる人には、女性が多い印象です。

そうなると、仕事に穴をあけてしまう事もやっぱり多々あります。

妊活をしている方も、女性は急に受診しないといけないことも多いし、身体に負担がかかることもあります。

もちろん男性にも、いろんな人生の役割がありながら、仕事と両立をされているのですが
管理職=仕事の負担がどかんと増えるというイメージで無くなったら、きっともっともっと、気持ちよく、プライベートでどんな事を抱えられている人でも、両立していける世の中になるのかなぁと思いました。

でも、なかなか難しいですね。
それぞれの立場で、今できることを、誠実にやっていく、それがまだまだベターなんですよね。

そして、話しは戻りますが、認知症が進んだ祖母、私の事はわからないし、自分の娘(私の母)の事もすっかり忘れているのに、妹2人の名前や妹との想い出はたくさん話してくれるので、少し遠くに住んでますが、なんとか会わせられないかと、コロナが5類になってから考えてました。

で、その祖母の妹うちの1人の、娘さん(母のいとこ)に電話し、その相談をしました。

すると、その私にとっての大叔母は、私がこのコロナ禍で会えてない、4年のうちに、、
祖母よりもっと認知症が進んでいました。。
ただ、特養にも空きは無いし、自宅の事をわかってるので、出たくないようで、家で介護していると。
なので、もうお互い会ったとしても、もちろん、なにかしら想いもしない奇跡が起こるかもですが、すぐに動ける距離ではない為、もうしょうがないね、、とお互い、面会は諦めました。

やっぱり、会えるうちに、会いたい人には会っておく、家族が会いたい人には、会える環境を作っておく、これは大事ですね。

17年くらい、入居させてもらった元々の施設を卒業して、特養に入った祖母の新しい生活は、まさに新入社員さん、新入学生さんと同じ、ピカピカの1年生がいま、始まったばかりです。

これからどんな事が起こるのか、不安も沢山ありますが、どちらでも親切な職員さんにお会いして、安心感をいただけていることが、本当にありがたく、お話するたびに、仕事への姿勢や考え方、人への配慮を学ばせていただいてます。

学んだ事を、どんどん自分も還元できる1年にしていきたいなと思いました。
今年度もよろしくお願いいたします。

写真は、今年も始まった、プロ野球の推しチームの勝った瞬間のビジョンの文字です。
日々の息抜きも大切に、今年も、少しでも笑って生きていきたいです♪

 

なべめぐドすっぴんブログ第22回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

今日はちょっと短めに書きます、と宣言しないといつも、長編になってしまい、読んでいただくのも恐縮するくらいです。

急に初夏のような暑さがきたり、かと思えば雪がちらついたりの3月。
三寒四温。ほんとに春がすぐそこだなぁと思いますね。

そんな季節だからか、ほんとに身体の不調を感じることが多く、同年代の友人と話すと、半分は健康のこと、身体の悩みの話題になります。

そんな中、ある日の日経新聞で取り上げられていた
「フレイル」について、弊社の社長の末吉(末吉も同年代です)から
「渡邉さん、こんな記事見つけた」と、切り抜きを見せてもらいました。

「フレイル」私は、初めて知る言葉でした。
皆さんは聞かれたことありますでしょうか。

フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳とのことで、 健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指すらしいです。

たしかに身体の不調は多いけど、まぁ、健康か要介護かというと、だんぜん健康の部類には入るわなぁと思ってましたが、フレイルの基準には、さまざまなものがありますが、Friedが提唱したものが採用されていることが多いそうで、Friedの基準には5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断されるとのこと。

1、体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
2、疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
3、歩行速度の低下
4、握力の低下
5、身体活動量の低下

がその5項目です。

えっ、これなら、わたし、プレフレイルやん、と、ゾッとしました。。。

年代的には、歳を重ねるほど、フレイルの人はもちろん増えますが

◯子育て
◯身内の介護
◯家事
◯仕事
◯友人・ご近所・PTAつき合い
などなど

全部全部、のしかかってきがちな40代から、知らず知らず、心身に負担が行き、自分のことは後回し、そのうちにどんどん身体が動かなくなる、その蓄積が自分の将来に響く、、、

まだまだフレイルについて知り始めた段階ですが、健康寿命についてもう、真剣に考えるときがきたなぁと思いました。

そして、朝ご飯を見直しました。
さっと食べれるバナナだけでやり過ごしてましたが
(あとはパンやグラノーラのときも)

身体を温めるお粥に変えてみました。
まだ3週間くらいですが、なんとなく、午前中のポカポカさが違います。

体にいいこと、
いろんな情報が入ってきがちですが、またそれを全部やろうとすると、それに疲れてしまうので、忙しい日々の中、取り入れられることを無理せず取り入れながら
そして、ちょっと多めに歩くことを意識して、自分を大切にする時間を増やしていきたいなぁ

そう感じた記事でしたので、かなり簡単にではありますが、抜粋してお届けします。

ようやく、選抜高校野球も始まり、楽しみな季節がきました。

スポーツはしないのですが、観ることはとても好きな私。
特に野球と大相撲が好きですが、オフシーズンに女子バスケ、Wリーグの観戦に同僚から誘ってもらい行ってくると即ハマりました!
先日は試合観戦に、赤穂市まで日帰りで行ってきたり。

気分転換もほんとに大事、そう実感している毎日です。
この春も、少しでも日本中に笑顔が増えますように。

なべめぐのドすっぴんブログ第21回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

年が明けたなぁて思っていたら、もう2ヶ月が経とうとしてます。

暖かかったり、急に冷えたり、春が近づいてる証拠なんでしょうが、今年は特別その寒暖差が激しい気がしますね。

前回のブログにも書かせていただきましたが、昨年、恩師が亡くなっていたことを
ご家族からの寒中見舞いで知り、そこから同級生数人で、お悔やみにうかがいたいとご家族にお願いし、先日うかがわせていただきました。

ワークステーションで、セミナー開催に携わらせていただくようになってから覚えた言葉「グリーフケア」。

自分が、母を末期がんで亡くした時、この言葉に出会えていたら、自分のことだけでなく、父の心のケアを、もっと大切に考えられたかもしれないなぁと思うくらい私も弟も、もちろん悲しく寂しかったけど、親を送るのは子の役目、でも、配偶者を予想より早く亡くした時の悲しみは、とんでもなく深いのに、慣れない家事までついてきて、ほんとに大変だっただろうなぁと、今なら冷静に考えられます。

なので、このグリーフケアの言葉を知ってから、亡くなった方のお悔やみにうかがう際、ご家族にどのような言葉をかけるべきなのか、専門職じゃなくても、自分の立場で、どんな言葉かけができるかなども、考えるようになりました。
そんな時に思い出すのは、自分が大切な家族を亡くした時に、人生の先輩たちからかけてもらった言葉やしてもらったことです。

「身体悪くても生きていてくれるだけでよかったのにな」
と一緒に泣いてくれた父の友人。
「何年たっても、何歳になっても、お母さんに会われへんのは淋しいで、いくつで亡くしても一緒やで」
と声かけてくれた母の友人。

亡くした時だけではなく、母の入院中に見舞いにきてくれた大叔母が教えてくれた
「手当は手をあてることなんやで、身体に手をあてて、さすってあげるだけで、身体が楽になるんやで」という言葉も、ほんとに忘れられません。

自分は、本当に大好きな、思春期の私を支えてくださった恩師のご家族に、どんなお声掛けができるんだろう。
そう思いながら、友人達とうかがったのですが、30年、40年のつき合いの友人達と一緒にうかがえたこと、ご家族の温かさで、本当はお悔やみだけのべて、お焼香させていただいて、20分くらいで引き上げさせていただかないとと思っていたのに気付いたら1時間以上、恩師とご家族の思い出のお話や、恩師がどのような幼少期を過ごされたか、もちろんどのように息を引き取られたか、そして、おむかえくださったご家族のご趣味のお話までうかがい、

最初は、みんなで涙だったのに、笑顔で帰らせていただき、こちらが元気をいただいたき、みんなで今日はうかがってよかったね、と言い合える日になりました。

私達はご家族がご存知ない、恩師の学校での姿や保護者とも本音でかかわってくださったこと、中学卒業してからも、30年以上も事あるごとに、私達を励まし、見守ってくださったことをお話し、

ご家族からは、私達が知らなかった、恩師の親族の中でのお姿、幼い頃からのことをうかがい、ただご親族、御兄姉でもご存知なかった、ボランティア活動を亡くなられてから知ったエピソードなどもうかがい、

とても温かい気持ちになってから、次はご親族自身のいろんなお話もお聞きできて
地元に大切なお知り合いが増えたような気持ちで、その時間を過ごさせていただき
お悔やみでうかがったのに、笑顔でお別れさせていただけました。

と、

ここまで、故人を大切に思う気持ちの人達が集まり、故人の話しをすることで生まれる全員の心の温和のブログを書かせていただいたところで、いったん、ブログを閉じ、自分の実家の墓参りや仏壇の掃除をしてから
「夜明けのすべて」
という映画を観に行きました。

大好きな作家さん、瀬尾まいこさん原作、朝ドラ好きの私達には、カムカムエブリバディの「稔さんと安子さん」である、松村北斗さんと上白石萌音さん主演ということで、絶対観たい映画だったのですが、鑑賞中に「グリーフケア」という言葉がでてきて、私いま、まさに書いてたことやんと身を乗り出して、そこからずっと映画館の背もたれに背をつけることなく観続けました。

内容は、それだけではなく、生きづらい人がどのように生きるか、まわりがどのように支えるか、
支える人たちにもそれぞれの背景がある、誰だって何かを抱えて生きているという、現代社会を生きる方全員に響くような内容で、涙が止まらなかったのですが

「今日の私が観るべき映画」だと改めて思いました、そしてその事を書きかけのブログに書こうと思いました。

グリーフケア、専門的にもちろん開催されている協会、学び、支えられている職業の方もおられますが、私のような一般素人でも普段からできる事があることも、改めて考えました。

ちょうどその前にあるショックな話、、
父が亡くなった時に、その方には連絡できていなかったことを「めぐみちゃんが教えてくれなかった、腹が立ってしょうがない」と言われていた事を聞きました。

ショックと書きましたが
・喪主は私じゃないのに
・父の弟妹の方が、その親族には近い存在なのに
ということもあり、それを私名指しで怒るのも、古い考えというか、田舎の風習というか、、
娘は、ほうぼうに気を使うべきという、代々の本家の女として求められていることの風習を感じましたが

コロナ禍で、ほんとに家族葬でしたし、知らせることができなかった他の方々からも「お父さん亡くなってたんやね、何も知らずにお手伝いできずごめんね。お疲れ出てませんか、めぐみちゃんは大丈夫?」と言われていたので、私はもちろん、逆の立場ならそう言える人になりたいと思いましたし、いや、でもほんとに父のことを大切に思ってくれてたから、コロナ禍で会えなかったから最期に、顔観たかった、お骨を拝みたかったと思ってくださってるのかもだし、私の思いが到ってなかったことなど、様々考えるきっかけにもなりました。

誰でも大切な人を亡くす経験をするので、同じような経験をした人に自分が、何かすべきなのか、何をすべきなのか、正解はないので、少しでも考えてみることが、自分のできるグリーフケアなのかなと思います。

またまた長くなりました。
2月は、義母の命日、父の命日もあり、センチメンタルな月でもありますが、私や主人のルーツを再度考え、恥ずかしくない生きたかをしていきたい、そんな風に考える、いい2月になってます。

あとひと月で、早いもので今年度も終わります。
来年度も元気にスタートできるように、寒暖差が激しい毎日ですし、早めの花粉も出てきてますが、うまくリフレッシュしながら毎日をイキイキと過ごしたいですね。

いま、しんどい思いをされているかたも
「夜明け前が1番暗い」
という言葉を信じて、夜明けの明るさを信じて、無理せず、抱えこまず、明るくなるのを、待っていただきたいと切に願いながら、今回のブログを終えます。

なべめぐドすっぴんブログ第20回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

いま、ちょうど祖母が、太もも骨折のプレート入れる手術を受けており、家族として待機中です。

新年明けて、世間も色々ありましたが、私もほんとに色々ありました、というか、色々起こってます。

まず、大好きな大叔母が亡くなりました。
父方の祖母の妹、祖母は8人兄弟姉妹(幼くして亡くなったひとを入れるともっとかも)で、たくさん大叔母、大叔父がいましたが、この大叔母と祖母は1番仲良しでしたし、いつもこの大叔母が、うちの家族を気にかけてくれていてたので、コロナ禍でなかなか会えてないけどそろそろ、、と思ってる時に亡くなりました。

辛いなぁと親族で話していたら、翌日、大好きな恩師のご家族から寒中見舞いが届きました。

たしかに、毎年恩師から年賀状いただくのに、今年は届かないなぁと思っていました。
うちの家にも寒中見舞いが届いてましたが、もちろん同級生の家にも届いており恩師が亡くなったことを一緒に知りました。

昨年の11月末に亡くなられていたそうですが、恩師は長年リウマチを患っておられたので、冬は入院されていることが多く11月中旬に、私からコロナ禍も落ち着いてきたので、次の春には、先生またご飯行きましょう!
といつも先生と数名の同級生、そして、うちの父や主人も交えてお会いする、バリアフリーの整った地元のカフェの名前をあげてメールして、約束したその数日後に亡くなられてました。

先生からのラストになったメールには、あなたたちに会えることを楽しみに、痛さを乗り切る、ほんとに大好きな生徒たち、ハグしたい!
と書かれてました。

同級生たちに、このことを伝えると
「私が先生をハグしたかった」
「また会えると思ってた」
「先生が80歳になったら、もう1回私等に授業してくれるゆうてたのに」と悲しみと最後に会えなかった悔しさの言葉が、みんなのLINEから溢れていました。

そして、会いたい人には会わないと、と再度想い、私にとって父方の祖父母、母方の祖父、そして両親、主人の親、祖父母、みんなもう亡くなってますが、母方の祖母は90歳を越え、認知症にはなっているものの、施設で元気に過ごしているので、コロナ禍で遠慮もしていましたが、少しの時間なら面談できるということで、会いに行きました。

全く私のことや、家族のこと、なにも覚えてなくてもニコニコ話してくれました。不思議なもので、祖母には妹が二人いますが、その二人のことは名前も覚えてました。

「あの子らには母親がおるけど、私はおらへんから、おばあさんといっつも寝とったんや」と、つじつまの合わないことは言っていましたが、長女として早めに自立したことを、あらわしているのでしょうか。

元気な顔見て、安心して施設に挨拶して帰った翌々日、施設から祖母が転倒したと連絡があり、でも転倒はいつものことなので、ご連絡ありがとうございますと電話を切り、仕事をしていました。

そして、夜、仕事帰りに携帯を見ると、着信が何回も。
施設からです。

なんで、ちゃんと電話を気にしていなかったのか、本当に後悔し、すぐに電話し、お詫びすると、骨折していて手術する決断をしないといけない、入院も即日したかったが家族に連絡がとれないため、いったん施設に連れて帰ったが、認知症のため
痛いことを忘れ動いてしまうので、余計に骨に影響あるといけないから、今日は事務所で、職員の近くで寝てもらいますと。

私が電話に出なかったせいで、施設にも病院にも多大なご迷惑をおかけし、祖母にも不安な想いをさせてしまいました。
祖母は、子供がうちの母だけだったのと、二人いる妹たちも遠くに住んでいることもあり、うちの母亡き後、施設に対してキーパーソンとして届け出ているのは私です。
その私が連絡つかないなんて、本当に申し訳ない事態。

手術という言葉についても衝撃で、94歳で手術、、
今まで一度も入院したことも手術もないはずなので(もちろん、お産も家でしょうし)手術しないといけないのか、施設のかたにも確認し、認知症のかたにとって、骨折するというのがどういうことかも電話で聴き、ちょうどその日、出勤日で会社にいた看護師の顧問、楠本にも相談し手術は必要だと納得し、翌日の入院手続きの際に、主治医からも経緯と状況、手術の内容なども聴き、今後どういうことが予想されるかも、丁寧に教えていただき、入院、手術準備となりました。

いやしかし、ここからが大変。
立ち上がれないのに、立ちたいと叫ぶ、採血するだけで、痛いと叫ぶ、看護師さんを蹴ろうとする。
でも、一瞬で顔がかわり「ありがとう、ごめんなさいね」と言う。看護師さんの手を握って、あんた、手あったかいな、ええ人やなとニコニコする。また叫ぶ。
「私をどないする気や、離せ!」と暴れる。

の、繰り返し。

慣れない検査や、立てないストレス、トイレに行けない苦痛でパニックやら正常になるやら。

私は不安だらけでしたが、施設の方も、看護師さんも慣れてますから大丈夫ですよ~とニコニコしてくださって。
「何されるかわからんかったら、そら、怖くて当然ですもん」と、認知症の方の、心と頭を理解して、対応してくださいました。

施設の方も、看護師さんもおられなくなった1時間半、入院手続き待ちで、私と主人と祖母の3人で、待合室で過ごしましたが、5分に1回、トイレ行かせてくれという祖母に、とにかくオムツでしてほしいし、話をトイレから誤魔化すように、必死に好きそうな音楽をYouTubeでかけたり、昔話したりを繰り返すだけでも、私は、ほとほと疲弊してしまいました、、

医療、介護の業務をされている方、、ほんとにほんとに、尊いお仕事だと思いました。

あっ、でも、1つ、泣いてるお子さんが、タケモトピアノのCMソングで、泣き止むという伝説のようなものがあるように、認知症の祖母は、朝ドラのブギウギの笠置シヅ子さんの歌(今は福来すず子さんこと趣里さんが歌ってますが)「ラッパと娘」を聴いたら、「トイレトイレ」と言ってても表情をころっと変えて、鼻歌を歌い、体を揺らしだしたので、何度もリピートして落ち着けるネタに使いました。
ちょっとした発見です。

さて、まだまだ手術は終わりません。
長くなりますのでこの続きはまたの機会に。

もう一つ私には事件があり、25歳の時に社会人、3年お金貯めて買った私にとっては、そこそこ高級な腕時計を会社の入ってるビルの給湯室で失くし、探しても見つからず、落ち込んで落ち込んで一週間がたちます。

1日の終りに、給湯室のお掃除をして帰るのが、私の日課でして、なんとなく毎日
そうしたくてしてるのですが、いつものようにやっていたお掃除、濡れたら嫌だからいつもはずしている腕時計・・をその日に限って、つけて帰るのを忘れ、どこかになくしてしまいました。

もう戻ってきそうにないので、買おうかなと色々検索してましたが、高校合格した時に、父方の祖母が買ってくれた時計や、母の形見の時計や、弟夫婦が新婚旅行で買ってくれた時計や、主人が買ってくれた時計や、なんやかんや時計が7本くらいあることにも後ろ髪引かれ、、
スマートウォッチが流行る中でも、わたしは昔ながらの腕時計にこだわるので、順番にそれらを活用していこうと決めました。

そのうちに、失くなった時計も出てくるかも、、と
(初詣のおみくじの失くし物:出る、出ずとも代わりのものが見つかるという内容も信じてます(笑))想いながら。

写真は、高校合格した時に、祖母が買ってきた時計なので、もう30年ものです。

今年もドタバタな始まりですが、とにかく、少しでも穏やかに過ごせますように、、

なべめぐドすっぴんブログ第19回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

皆さんにとって、
2024年のお正月は
どんなお正月だったでしょうか。

元日から心を痛めるニュースが多く、この1年どんなふうになっていくんだろうと、期待よりも不安がよぎる2024年のスタートではありますが、自分自身も、今自分が出来ることを、そして経済をしっかりまわすことを考えて、地に足つけて生きていきたいと、改めて感じたお正月でした。

私は今年年女、あと12年で還暦という感慨深い年の幕開けの中、年末年始、友人や親戚に会ったり、年賀状等のやりとりで
「会いたい人には会っておくべき」
ということが、会話に度々出たことが印象的です。

というのも、もちろん能登の大震災の報道からも、明日なにが起こるかわからないということを考えて、という思いもあるのですが、日々の中でも有名人も含め、学生時代の恩師、はたまた同級生、友だちのお身内、などなどでも不幸な知らせが、あちらこちらで続いていることもあり、みんなそれぞれに
「あの時、会いに行ってたらよかった」
「もう二度と話せないなんて思わなかった」
と、コロナ禍で人に会えることが、規制されていたからこそ、余計に考えてしまうなぁと、年末年始いろんな人と話しました。

話しながら、やっぱり人は、一人では生きていけないんだし、支えられて生きている御縁を大切にしないといけないと、また改めて思いました。

いつ会えなくなるかわからないからと言って、やたらめったら、片っ端から、人に会ってばかりはいられませんし、お互いに生活もあります。
年賀状だけのやりとりや、SNSだけのやりとりになる人も多いですが、だからこそ今、近くにいてくれる人を大切にすることを、忘れてはいけないなぁと思います。

今回の能登の大震災の報道を目にしながらも、もし両親、祖父母、義母が生きていて離れて生活している今、大震災が起こっていたら、どうやって高齢の身内を助けに行けただろう。

阪神大震災は朝イチだったから、家族みんな一緒(正確には父は大手術、入院中でICUで阪神大震災を体験してますが)だったのでまだ安心できたけども、あの時は携帯が普及してなかったから、親戚や友人たちがどうなっているか、確認できるまで本当に不安だったことも、思い出しました。

たられば、ではありますが、
高齢のお身内がおられる方
身体が不自由な家族がおられる方
お子さんがおられる方は
私以上の様々な「防災」を考えられているだろうなぁと思います。

防災ではないですが、かつてまだ父が存命してる時、身体が不自由な父に、家の様々な問題が起こった時
例えば寒すぎて水道管が破裂
高い消火器を売りつけられる
自分で蛍光灯を取り替えようとして乗った机の上から派手に落ちてガラス割る
車で何度も自損事故する
蛇口閉めるの忘れて居間中水浸しになる
リモコンというリモコン全部すぐなくす

書いたらきりがないほど、毎日なにかしらが起ってましたが、どんなふうに解決したか、自分がすぐに駆けつけられない中で、誰に頼ったか、どこに何をお願いしたかなど。

そのときの反省をふまえて、本当はどうすべきだったかなど・・・。

今後、こうやってブログに書かせていただくのもひとつですが、小さなことでも本人に取ったら大きな問題、そんな家族の様々なことに悩んでる人に、頼ってもらえる存在に自分がなれたらいいなぁと思います。

能登の大震災でも
東北の大震災でも
阪神大震災を経験した兵庫県の方々が
経験を生かした支援をされている様子をニュースで拝見し、私に今できることの一部としてそんなことも考えました。

ブログで何度も書かせていただいているかもですが、私の人生において大きな言葉、尊敬する義母から言われた
「厄年は役に立つ年」
今年は厄年ではないですが、厄年ではない時も、何かしんどいことに出会うと「この経験が、後の自分に役立つ、そして、今、誰かの役に立ってるんだ」
と思えるようになったので、今年も、年女という、節目の年ですし、その思いを強く、へこたれずに生きていきたいです。

今年の目標も毎年と同じ
(明石家さんまさんもよく言われてる言葉)
「現状維持」です。
年々、現状維持がどれだけ難しいかが、わかります。だからこそ、現状維持をする努力を忘れずに、毎日大切に過ごしたいです。

昨年のブログにも、沢山映画の話を書かせていただきましたが、年末に観た窓際のトットちゃん。黒柳徹子さんの自叙伝からの映画ですが、いつまでも輝きを放たれてる、才色兼備そのものの黒柳徹子さんが、どうやって生きてこられたかを、少しでも知れたことも、人生の糧になりました。

また年明けに、パーフェクトデイズという、カンヌでパルムドール(カンヌ国際映
画祭の最高の賞)を受賞された映画も観て、これこそ「通常の自分をどう保ち、人に周りに貢献するか」を静かに描かれていて、とても勉強になりました。

本では、今ではもう関西の、いや、日本の一大行事となっている
M-1グランプリを作った、谷良一さんという方の「M-1はじめました」を読んでますが(まだ読破はできてません)何かを作り上げ、定着、発展させる事の、並々ならぬ努力と発想力と、なにより「人脈づくり」「信頼づくり」の大切さを学んだり、大きな目標が無くても現状維持で映画観たり、本を読んだりするだけで少しは「現状」から手前味噌ではありますが、「スキルアップ」「人間力アップ」ができている気もします。

そして何より、少しでも健康的に、心身穏やかに、今年も1年、自分らしい社会貢献が出来るように生きていきたいです。

またまた、長文になってしまいましたが、今年もこちらのブログのコーナーも含め
どうぞよろしくお願いいたします。

なべめぐドすっぴんブログ第18回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

12月に入りすっかり世の中はクリスマス月間、街中のイルミネーションなどもキラキラで、歩くだけで癒やされますね。
弊社が入っているビルも正面玄関入るとすぐに大きなツリーが、毎年飾られます。

数年前に知ったのですが、これは阪神園芸さんのお仕事だとのことで、甲子園球場や野球が好きな方には神園芸さんとも言われる、球場のグランドキーパーなどもされてる、阪神園芸さんの作品ということが、私も嬉しくて、毎年撮影させていただいてます。

社内でも手先の器用な社員が手作りしたり、用意したクリスマスグッズを、玄関や登録室にも置いております。

世の中には、クリスマスの日を平和に向かえられない方もおられると思うと、いつもより胸が痛みます。

温かいお風呂に入って、温かい布団で寝て、それでも朝少し寝不足で起きたり、仕事でバタバタしたり、悩みを抱えたりすると、もうほんとに明日は来るんだろうかとクヨクヨすることもありますし、明日が来ないでほしいという日もありますが、明日がきちんとくる権利を、本当は楽しまないといけないなぁと、戦争のニュースや様々なハラスメントのニュースなどを観るたびに想う毎日です。

月曜日の朝は、いつも身体が重いですが、こないだの月曜日、なぜだかとても心身が重く、電車はいつも座れるように時間を考えて出て、電車では一眠りするのに、それもまったく寝れないくらい、勝手に涙が出てくるという異様な状況がありました。

自分が働けなくなったらどうなるのか、もう私には義母も両親もいない、義母と話したい、両親と話したい。
そこから、なぜ父を最後、施設に入れてしまったのか、同居をなぜ選択できなかったのか、祖父にも、もっと良い環境を届けられたのでは、末期がんとわかった母となぜ同居しなかったのか。

私には子供がいないのに自分が死ぬ時、だれが何をしてくれるのかとか、考えても仕方ないことを、無性に繰り返して考えて、ぐるぐるして、そんなうちにフラフラしながら会社について、でも月曜日はもちろん忙しいので、バタバタしてるうちに夜が来て、そして、なんで朝、あんなこと考えたんかな、と想うとおかしくなるくらいでしたが、きっとこういうことって、これからどんどん増えるんでしょうね。

来年、年女なので、人生まさに折り返し地点なんだろうなぁと思います。

前に、自分は悩みを人に話すことで、色々解決してきたし、前にすすめてきたと、このブログで書いたこともあるんですが、人によってはそれが解決法にならないし、話すことがストレスになるタイプもいることも知り
「みんな違ってみんないい」はほんとにその通りだと思います。

11月からかなり沢山の回数、映画館で映画を観てるのですが、ゴジラ-1.0や、翔んで埼玉琵琶湖より愛をこめて(これは2回も観ました)、窓際のとっとちゃんなどの話題の映画も含め、知る人ぞ知るのような映画まで観ましたが、そのなかでも、みんな違ってみんないいの「違う」の想像を超えた作品が「正欲」でした。
これは、有名な小説家、朝井リョウさんの小説が原作なので、先に読んでいたのですが、映像化されると、余計にずっしりくるものがあり、いろんな人の心に届けばいいなぁと思いました。

同じく、黒柳徹子さん原作の「窓際のとっとちゃん」も
「みんな違ってみんないい」をあらためて温かく感じることができる、映画でした。(この映画については、次回、来年になるとおもいますが、たっぷり書かせていただきたいです。)

これからも、クヨクヨすることも、理由なく落ち込む日も、将来が不安になり立ち止まる日もあるかと思いますが、そんなこんなも全部ネタにして生きてきた人生なので、それも翌日にはネタにできる生き方を貫きながらも、そうしたくない人もいることも理解して、「よそはよそ、うちはうち」をいい意味で考えながら、ちょっとでも笑って、生きていきたいなぁと想いました。

さぁもうすぐ、私が1年で1番大切にしている、「M-1グランプリ」の日がやってきます。

2番目に大事な、「明石家サンタ」と同じ日なので、今年はてんやわんやの、クリスマスイブになりそうです。

そんな平和に感謝しながら、年内ラストスパートのお仕事を頑張りたいです。

今回も長文失礼しました。

みなさまも良いお年をお迎えくださいませ。

なべめぐドすっぴんブログ第17回♪日光に行ってきました!

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

すっかり朝晩冷えるようになり、あ~秋なんだなぁと思いますね。

私は、11月がくると、ワークステーションに入社して、まる11年になります。

4月には勤続10年の永年勤続表彰をいただき、記念として、先日、主人とずっと行きたかった日光へ、2泊3日で行ってきました。

わたしが主人と結婚したとき、母が末期の宣告をされており、とても新婚旅行に行く気分でも状況でもなく、主人もそれを理解してくれていたので、私達夫婦は新婚旅行は行かずでしたが、毎年、国内は、ささやかでも旅行に出かけております。

ただ、日光って関西から行くのはなかなか遠いですよね。
でも、もうこういう機会でもないと、有給とってまで旅行に行こう!
と思えないので、思い切って決めました。

前職でも10年の永年勤続表彰もらいましたが、新卒からの10年とはまた違う、転職組の10年で、ほんとに、最初の3年は新卒からの3年より、もうあかんかも、、、
の連続だった気がします。

いろんな環境がかわりました。
もうあかんかも、、からここまで続けてこれたのは、きれいごとではなく、ほんとに関わってくださった上司、同僚、そして、ご登録スタッフさん、そして、支えてくれた主人、親戚、友人、皆みなさまのおかげ。

だからこそ、この旅が、まったく土地勘のない日光だったのに、全部アタリの行動が出来たこともいろんなご縁も感じ、余計に感謝の思いが増しました。

そもそも、日光、メインは東照宮に行くと決め、口にし始めると、まず、なかなかお会いできない、弟の奥さん(わたしの義理の妹です)のお母様にお会い出来る機会があり、その時の何気ない会話で、今度日光に行こうと思ってるんですと伝えると、「私、こないだ東照宮に行ってきたんですけど、絶対朝早く行かないと混みますよ」と教えて頂け、

それをもとに、スケジュールや宿予約も計画。もともと鬼怒川温泉に泊まり、東照宮に行こうとしてましたが東照宮の目の前の宿に予約を変更。

東照宮から少しだけタクシーに乗りたいと思い、タクシー乗り場に行くと、先に並ばれてた方から「タクシーは呼ばないと今は来ないですよ。しかも呼んでから15分かかりますよ」と教えていただき、すぐに手配。やはり15分かかりました。

そして、そのあとも華厳の滝も行きたいと口にすると、帰りの道は車がかなり混む(通常、華厳の滝から日光駅までは30分だけど土日の夕方は2時間かかるかも)と教えてくださる方もいて、混んでも大丈夫なスケジュールに組み込み、混まない道を教えてくださったり、有料道路も往復200円払い、のるほうがいいとか、いろんなアドバイスを収集したわけではないのに、自然といただけて、本当にスムーズな旅になりました。

他にも、江戸村と東武ワールドスクエアとどちらに行くか、悩みましたが40年程前、主人が太秦映画村でバイトをしていたので、江戸村なら、まあ太秦とあまりかわらないかということで、東武ワールドスクエアを選択、これがむちゃくちゃ当たりで、世界中を旅した気分になりました。

この旅で
・大浴場には外国人さんは少ない(宿泊者は多いのに大浴場を使用されている方を見ない。来られてもシャワーだけで済まされる方が多い)
・東照宮あたりの寺社は外国人さんだらけ
・東武ワールドスクエアみたいな世界を体験できる施設は日本人だらけ
の日本・海外の文化・好みの違いを感じたのも(思い込みかもですが)とっても発見でした!

それと、早め早めに行動する価値観や、合わせてくれてるのかもだけど、行きたいところが似ている主人と旅をしていると、いろんなラッキーが舞い込むことも多く、のろけではなく、こういう部分の価値観の一致は大切だなあと感じたり。

前職で広島県の福山市に転勤したことがあったのですが、実家への帰省のときや旅行にも使いやすいからと、福山の商業施設で買ったOLIVE des OLIVEの赤のキャリーケースが、まだどこも傷まずに、私達の旅をいつも助けてくれます。

 

そうやって物にも感謝しながらほんとうに、誰にでもオススメできる日光の旅が終わりいま、またリフレッシュ後の勤務に勤しんでます。

次の10年後はどんな自分になっているのか。
できればこの会社で、一人でも多くの看護師さん、医療職の方々の「渡邉さんに相談して入職した病院で、もう、10年の永年勤続表彰もらえましたよ」と言ってもらえるような、良いご縁を紡いでいけるような仕事をしていたいと思います。

今日は、とっても私的なことを書いてしまいましたが、新卒から、遊びまくりながら仕事も深夜まででも、悦んでしていた20代、母の死、父の世話、祖父母の施設との連携などを経験しながら、前職ほど仕事に時間をつぎ込めず転職した30代、そして、父や祖父も亡くなり、義母も亡くなりむかえた40代後半。

自分だけではなく、家族、親族の変化で仕事への向き合い方もかわりますが、これからもきっと変わっていくことでしょうが、この旅行を機に、一段と強くなったまわりへの感謝を忘れず、ご縁を大切に、仕事を前向きに楽しんで、しんどいことは乗り越えようとせず、とにかくまわりに相談しながら半歩ずつでも、前進していきたいです。

なべめぐのこれからの10年もどうぞ宜しくお願い致します。

弊社夏期休暇のお知らせとなべめぐドすっぴんブログ第16回♪

こんにちは。コーディネーターの渡邉です。

むちゃくちゃ暑いですね。
地球温暖化ではなく、地球沸騰化、
わかる気がします。

私の若い頃は、
オゾン層の破壊がどうのこうのと、よくニュースになってましたが、最近はもうそれも聴かれず、もう少し、本当は沸騰化を止めることを、一人ずつが勉強しないといけないのでしょうけども、本当に命を守るために必死になってしまいますね。

私達の若い頃は、、と先程書きましたが、それこそ、大学生〜20代半ばまでは、そこそこ日焼けすることも流行り、毎年何回も海に行ったり、あまりちゃんと日焼け止めも塗らず、日傘なんて見向きもせずきたので、ここ数年の暑さでも、日傘を買うことを考えてもなかったですが、さすがに一昨年、日傘を購入し、夏にありがちな、ゲリラ豪雨にも対応できる晴雨兼用傘を快適に使いこなすようになりました。

先日、朝の8時過ぎに、10分程だけ多めに歩いたのですが、気を抜いて、ちょっと間だし、朝だしと、日傘をささずに出かけたら、案の定熱中症になり、仕事を午前で終えて帰るくらい、嘔吐や頭痛に悩まされました。
自分が弱くなってることもあると思いますが、本当になめてたらあかんなぁと実感です。

外でお仕事をされている方に、本当に頭が下がる思いです。

そんな暑い暑い8月、弊社も夏季休暇をいただきます。

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8月11日金曜の山の日から
8月15日火曜まで、休暇をいただきますので、
その間は、会社も留守番電話対応をさせていただきます。
ご不便おかけしますが、何卒ご了承くださいませ。
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みなさんもそれぞれの夏の過ごし方をされるかと思います。

私も夏といえば、で、甲子園球場での高校野球観戦は、今年は1日だけですが行くつもりです。
ほんとは、8月1日にあった女子高校野球の決勝も観に行きたかったですが、仕事休んでまでは行けず、残念でした。皇室の佳子さまも観戦されたそうです。

女子も甲子園球場で決勝が行われる、そして、男子も甲子園球場での高校野球の開会式、プラカード持ちのオーディションを受けれるなど、令和になり、時代を反映した変化が、どんどんと広がってきてますね。

ジェンダーレス、多様性、様々な表現がありますが、金子みすゞさんの詩でも有名な「みんなちがって、みんないい」だと本当に思います。
そういったことがどんどん広がっている令和ってすごいなあと思っている中、最近、私が衝撃をうけたのが
「ハンチバック」という市川沙央さんが書かれた小説、そうです今年の芥川賞受賞作。
その中身と、作者のユーモアセンスと少し毒のあるお人柄に「みんなちがって、みんないい」をとても感じました。

いつもは芥川賞、直木賞受賞だからと言って、その本を買うという行動はしないのですが、今回は市川沙央さんの、受賞のあとのインタビューでの受け答え、言葉のチョイスが、なかなかパンチが効いていて、この方の書く本が読みたい!と思いました。翌日には、書店に行き、一冊だけ残っていた本を購入。

中身、これまた、パンチが効いてました。まったく内容は違いますが、宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」も観たかたのなかで(私も観ましたが)感想、受け取り方が十人十色のように、きっとこの本を読まれた方の感想も十人十色すぎるくらい、マチマチだと思います。

主人公は、市川沙央さんご自身と同じ、重度の障がいがある40代女性です。

ここには書けない、際どい表現だらけの本です。
ただ、医療業界の隅の隅かもしれないけども、関わらせていただいている私は、読んで良かったと想いますし、医療職の方に読んでいただいて感想が聞きたいと思いました。
私の弟は、障がい福祉のNPO法人の理事をしているので、もちろん弟にも読んでもらいたいと思いました。障がい者さんの「性と生」あらためて、様々な思いが心にずっしりと刻まれました。

外に出ても暑いので、この夏もたくさん本を読みたいと思っています。
そして、暑いので(何度も書きますが)マスクもしんどいなと思ってました。
ただ仕事柄、医療職の方にお会いするときは、もちろんマスク必須ですし、会社の中も必須だったのが、8月から自由になりました。TPOを考えたつけかたということで。

そうなると、、なんというのでしょうか、3年ぶりに顔をさらすのが恥ずかしくなり、1年ほど前、探偵ナイトスクープでやっていた、思春期の女の子が彼氏の前で、マスク外すのが怖いという気持ちがわかるくらい…

暑いから外したいのに、外せない、モゾモゾ、、みたいな変な感覚になりました。

でも暑さに敗けて外してます。これも命と健康を守るためです。

はずすもはずさないも自由、どんな考えも、みんな多様性で、理解できなくても、認め合って生きていける令和の良さを、これからも噛み締めて歩んでいきたいと思った夏でした。

健康的に、夏を楽しみたいものですね!

なべめぐのドすっぴんブログ第15回

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

2023年も早いもので
上半期が終わりましたね。

あんなに盛り上がったWBCからもう3ヶ月以上が経ってます。

今年こそは○○しようと、毎年元旦には想いますが、半年過ぎると、あ~あと半年では無理やなぁと開き直る。それを何年、いや、何十年続けていることか。

まわりでも、アラフォーになってから、アラフィフになってから新しい資格取得や、新しい目標に挑戦する人が増えました。とても感化されます。感化だけされます。

それでも私はあいも変わらず、土曜にはモーニング食べに出かけたり、映画を観たり、ときには野球観戦したり。
日曜は、身体を休めるという名目で、ダラダラダラダラ近所に買い物に行く以外は読書して昼寝して家事を少ししての、内科の主治医から「運動してないよね」と核心をつかれる状況。
血液検査では、しっかり「更年期」を表すようなコレステロールの数値が出てきていたようで、「やっぱり運動ですよ」と言われてしまいました。
週ごとの目標歩数をクリアすればポイントがたまり、15ポイントたまれば、自動販売機のペットボトルが1本無料になる、Coke ONというアプリもしてるのですが、ただ歩くだけではやはり運動とは言えないですね。

友だちたちは、3年前までは、実家のこと、父のことで、ほんとにバタバタしてた私を見てくれていたので「やっと自由時間増えたんやから、ゆっくりしててええんやで、好きなことしたらええんやで」と言ってくれますが、それももう、3年超えてると、どうなんだろうと気持では焦ってます。

独身の頃もそう言えば、平日は今では考えられない時間まで残業して、金曜は飲みに行って、終電無くなったら朝まで歌って、土曜はまた昼から出かけて、夜中に戻って日曜は寝るという日々に、これではいけないと思い、花嫁修業のようにプリザーブドフラワーを習いに行ったことがありました。

でも、それも、プリザーブドフラワーを習うより、先生とお話して、お茶して、がメインになり全く上達せず、お金だけかける(プリザーブドフラワーは材料費が高いですよね)という日々で、前職で県外転勤になったことを機に辞め、そこからは全く手つかずです。

何かに頑張れる人と、私の脳は何が違うんだろうと、ほんとになにもかもが中途半端、ラクな方を選ぶ自分を、大げさでもなくちょっと恥じながら生きています。

しいて言えば、これを読んでくださってるかたの中にも、同じような想いのかたもおられると思うので、これを発信することで、大丈夫、頑張らなくても生きていける、を伝えるのが使命かとおもっています。

たしかに、父と向き合っていた日々は、わたしは頑張っていたので、きっと、なにかしら必要なときがきたら、みんな頑張れるのです。その経験は、とてもいま、自分の糧になり、仕事にも活かせてるかなって思っています。

人生って、どの視点から考えるかによってほんとに違ってしまう。そんなことを如実に考えさせられる映画を観ました。

カンヌ国際映画祭で脚本賞もとられて話題になってる「怪物」です。

そして、考えさせられる本も読みました。「52ヘルツのクジラたち」です。

これから怪物を観られる方も、52ヘルツのクジラたちを読まれる方も沢山おられると思うので、ここで多くは語れませんが、日々起こることは、それぞれの目線によって、捉え方は大きく違う、ということを本当に学びましたし、衝撃をうけました。

そんな私が先日、平日に休みがとれたときに、友人に誘われて裁判傍聴に行きました。人生初体験でした。

これこそ、弁護側、検察側、全く意見は逆ですし、証人さんも、それぞれ見解が違うし、犯人以外(殺人事件の裁判でしたので)知り得ないことにそれぞれの立場から、どう辿り着くのかを考えゾクゾクしました。もし、若い頃に、裁判傍聴を体験していたら「検事になりたい」と思ったかもしれません。
が、ほんとに思う人なら、この年齢からでも勉強するでしょうね。

私の口癖「生まれ変わったら○○したい」がここでも発揮されてしまいます。なかなか平日に休みはとれないですが、またとれたら今までは、休日には混んでいる観光地に平日出かけよう!とあちこち出かけてましたが、これからは裁判傍聴に一人でも出かけることが増えるような気がした出来事です。

さてさて、暑い夏が本格的に始まります。もうマスクはしたくないなぁ、と思っているのに報道でも、そして、まわりからの報告でも「あ~コロナ、第9波きてるよな」と思う日々の中、やはりマスクは手放せません。

お子さんは、コロナだけではなく、いろんな感染症が流行ってますね。ご家族も心配だし、誰かが仕事を休まないといけない日々で、私のこの映画観たや、本読んだや、裁判傍聴行ったりが、のんきで暇人間で羨ましいなと思われることと思います。

私も父が生きてる頃は、車椅子おしながら、実家を2時間かけて掃除しながら、友だちのSNSを観ては、あ~お母さんとお出かけとかいいなぁ、子供と旅行羨ましいなぁ、ってひたすら思っていました。

夫婦で、田舎暮らしとかでテレビに出てる人を観たら「もし、この人達に高齢の親がいるなら、その親をみてくれてる兄弟姉妹がいるんじゃないのか、だからあなたたちは自由に住みたいとこに行けるのではないか」と、うがった見方をしていた頃もありました。

病気して、食べたい物がなかなか食べれないときに、癌と闘ってた母は、グルメ番組を観るのが嫌いになっていました。あんなにグルメに詳しかったのに・・・。

人は、それぞれの立場で、いろんなしんどさを抱えている。ひねくれてしまうことだってある。受け入れられないことも増える。一人で苦しむのではなく、大事なのはそれを共有できる、信頼できる人を大切にして、少しでも吐き出すことで、10のしんどさを6くらいに軽減するということですね。

話は戻りますが、映画「怪物」を観ると、観た人と、この映画について、どんどん語り合いたくなります。どの映画もそうかもですが、この映画は特別、その要素が強いと思います。

そして、その結末の捉え方も、人によって全く違います。十人十色、だからこそ、人は、人生はおもしろい。自分と違う考えの人とも、楽しく会話できるニンゲンになりたいと、よりいっそう思った上半期でした。

暑い夏、心だけでも元気に
乗り切っていきたいですね♪