こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。
2025年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はどんな1年にしよう、、、
年頭は、そう考えられるかたも多いと思います。
私はここ数年、毎年「とにかく健康に生きる」ということばかり年頭に思うため、自分でも、もっとなにかアグレッシブな目標立てないと、、と思うまま、これという目標も持てないまま、1年が終わる、ということが続いてます。
ただ実家を含め、空き家問題については、とにかくなんとかせねばと思うだけで、結局それもまた月日が過ぎていく、、という繰り返し。
これでいいのか、私の人生と思っていたら、子供の頃から、大好きな女性漫才師のハイヒールリンゴさんが、お正月番組で今年の目標を聴かれた時に「現状維持」ときっぱり断言されてて、
この歳になると、現状維持ってほんまに大変なんやで
と、返答されていたのを観て、さすがやなぁと、私もこれから、この言葉、堂々と使わせていただこうと思いました。
自分以外はみんな頑張ってるように見える、、
そんなまわりと比べて、私は現状維持が目標なんて、、健康だけを考えてるなんて、、と、自分を恥じてましたが、リンゴさんがそう言われるんだから、それが1番自分にもしっくりくるんだから、それでいいのだ、とあまり「頑張らなきゃ」と思わず、結局12月終わりに、今年も楽しかったやんと思えたらいいかなと思えました。
空き家問題も、自分だけではなく、身内とちゃんと議論を重ねて、いいようにやっていけば良いのですし。
そんなこんなで、1年というより、まずは1月どんなふうに生きようと思った時に、
観たい映画がたんまりあるのと、読みたい本が溜まっていることを感じ、もちろん仕事もありがたくも忙しい時期に入るので
「休日に映画観て、本を読む時間を増やす」
ということを決めました(平和ですね)
映画館で3本と、BSなどでやってた映画や撮り溜めしてた映画も含め、1月20日までに、6本くらいは観れたのですが、その中でも印象深かったのが、ミニシアターで一人で観た「どうすればよかったか」です。
ドキュメンタリー監督の藤野知明さんが、統合失調症の症状が現れた、幼い頃からとっても優秀だったお姉さんと、お姉さんを精神科の受診から遠ざけた御両親の姿を、20年にわたって自ら記録されたドキュメントです。
休日だったからかもしれませんが、ほぼ満席の映画館の中で、前のめりの姿勢で観たくなるほど、そのドキュメントに引きずり込まれました。
10の家族があれば
10の悩みや思いの交差があること。
それは、歳を重ねるごとに思うことですが、もし自分が、この監督なら、このお母さんなら、はたまた、お母さんの姉妹もでてきますが、家族の外から観てる身内なら、、なにができたんだろう、どうすればお姉さんが、もとの優しくて優秀なお姉さんに戻ったんだろうと、、
自分に同じようなことが起きたらどうするだろうとか、観終わっても、頭の中が、ぐるぐるになる映画でした。
そのミニシアターでは、そこで上映される他の映画の監督さんが、出入り口に立って、自らの映画の宣伝をされ、案内チラシを配られたりという光景もあり、お金をかけて、バンバン宣伝もされて、有名人がたくさん出演されて、日本を超えて作品賞を受賞されるような作品ももちろん魅力的だけど、この身近に感じられた監督さんたちが、伝えたいことを詰められたであろう、ミニシアターで上映されるような映画も、時間が許す限り観ていきたいなぁと思った1月でした。
1月は行く
2月は逃げる
3月は去る
と言われますが、本当にあっという間に年度末になりますので、息抜きもしながら、自分にとっての良い時間を大事にしていきたいと思います。
それがきっと、精一杯の現状維持の1年になると信じて。
今年も、誰のためになるんだろうというような、ただの呟きみたいな内容を、綴らせていただくブログになると思いますが、流し読みでも、目にしていただけたら幸いです♪
皆様にとっても、すこしでも楽しい1年になりますように。