感染管理セミナーを開催致しました♪

こんにちは、
コーディネーターの渡邉です。

11月30日の土曜日
感染管理セミナーを開催させていただきました。
講師は、市立奈良病院で感染制御室
副感染制御室長であり感染管理認定看護師 認定看護管理者として勤務されている
木野田利枝先生です。

弊社では、コロナ禍前から御縁をいただき、コロナ禍の木野田先生の怒涛のお忙しさの中でもご対応いただき、今年もご講義いただけました。

受講者様は、定員16名を超えて、20名のご予約いただき、当日、どうしてもご参加無理になられたかたを除き、17名のかたに受講いただきました。

ご友人(皆様弊社のご登録看護師さん)と3人で、参加くださったかたもおられました。

10年以上ご登録いただいているけど、初めて弊社のセミナーに参加してくださり、弊社に来社くださったかたもおられたり

コロナ禍には来れなかったけど、5年ぶりにお顔を見せてくださったかたもおられたり

お仕事相談もご予約くださった3名様以上のかたが、当日お声掛けくださり
「こういう仕事があったら、教えてほしい」
「来年の夏くらいに、仕事を考えたいかも」
など、様々なご相談もあり、私達運営側はコーディネーター3名と、顧問の楠本、そして、当日午前だけ出勤してました営業1名の5人でしたが、運営が手薄になる時間もあるくらい、本当にセミナー前後の時間も、沢山の看護師さんとお話をさせていただけました。

弊社がモットーとしている
「Face To Face」
実際にお会いすることの意義、お会いできることのありがたさを、とてもとても感じた1日でした。

「渡邉さんのブログ読んでますよ」
「こないだの介護ロボ体験のブログ面白かった、あの写真旦那さん?」など
私のブログの感想をいただくことも各セミナーで毎回あり、それも本当にありがたいなぁと思います。

今回のご参加くださった皆様は、珍しくも40代以上70代までの方々で、20代、30代のかたがおられず、ご勤務場所も病院での感染管理はもちろんのこと、福祉施設での看護師さんと介護職さんの、感染管理の知識の違いで悩まれる方や、施設運営会社の経営面で、どこまで感染管理が徹底できるかで頭を抱えられている方など、現場での指導側としても勉強していきたいというかたが、多くおられたのも特徴でした。

 

 

 

 

木野田先生は実技もふまえながら(手指衛生、個人防護服着脱)や、世界の中での日本の高齢化に向き合う上での、感染管理の実態、大切さ、新型コロナやインフルエンザだけではなく、

先進国なのに、まだまだ感染者が多い
結核、性感染症の実態もふまえ
、とても丁寧にお話しくださいました。

木野田先生のご勤務先病院での、徹底された感染対策や、コロナ禍の努力、木野田先生が、ご教授に回られた各福祉施設さんでの気付き、ご指導された内容なども、具体例を交え教えてくださり、私のような医療職ではないものでも、具体的に場面が浮かび、頭に残る内容ばかりでした。

木野田先生のご講義には愛があり、様々な現場で尽力されている看護師さん、介護職さん、皆様にリスペクトのお気持ちがとても込められており、真心がこもったお話で、胸を打たれることが本当に多いです。

そして、なにより
「自分自身感染から身を守る、自分が感染源にならない、病院や施設に来られるすべてのかたを感染から身を守る」
という3つの大事なテーマを常に考えられていることが、ご講義、受講者さんからのご質問へのご回答、普段のお話、すべてから感じられます。

その思いに、自分の立場でできることで、貢献しなければと、誰しもが思わされる内容ということが、受講者さんのアンケートからも、ひしひしとわかりました。

そして、N95のマスクやエプロン、手袋をはじめ実技講義に必要な物品、備品も沢山ご用意くださり、実際に体験できることのありがたさを、ずっしり感じます。

自分も初めてN95マスク、を体験させていただきました。
ちょっとの時間でも息苦しく、鼻も頬も痛く感じました。
このマスクをつけて、お仕事をされることの過酷さを実感しました。

木野田先生は
「感染対策をしている患者さん、利用者さんのケアをしているスタッフのメンタルケアも大切」
を常に言われますが、仕事だからできるでしょうではなく、現場の方々のしんどさ、大変さ、感染症に関わられることで、周囲から向けられる偏見や差別、日常での規制など、体力面だけではないきつさも、ケアされる管理者さんがおられることも大事なことだと学びました。

木野田先生のご講義、そして参加くださった受講者さんの皆さんの、ご質問内容、アンケートやその場でいただくお声から、このブログには書ききれない学びを沢山いただけた、感動の1日でした。

当日、弊社が入っているビルのどこかのフロアに、引っ越しがあったようで
終日、ビルの正面玄関の自動ドアが空いたままで、吹き抜けになっている造りの2階にある弊社、そして感染対策のためドアもいろんな箇所を開けっ放しの弊社は、けっこう冷えまして、
「会場が寒い」という声もあり
感染対策する中での温度管理の難しさも感じました。
その他にも反省点は、たくさんありましたので、ご来社いただく中で、少しでも快適に、ご講義に集中していただける環境づくりも、今回の反省とし、次のセミナー運営に活かしていきたいです。

次は
12月14日土曜の13時~15時、
泌尿器看護セミナーのテーマで
北風宏明先生(泌尿器科のドクター)に、ご講義いただきます。

詳細やお申し込みはこちらからhttps://www.medicalstation.co.jp/event/#Hinyouki

セミナー前後での、お仕事相談会も開催致します。

師走のお忙しいタイミングかとは思いますが、お一人でも多くのかたにご参加いただけます事を、社員一同で楽しみにしております。

気忙しさもある時期ですが、感染しない、させない、広げない
日々、感染対策を意識しながら、健康に年末年始を迎えたいですね。

メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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