なべめぐドすっぴんブログ第25回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

ゴールデンウィークも終わり、新年度からどちらのご職場も異動や新人さんの迎え入れなど、お忙しい日々が続かれていたと思いますが、少し落ち着かれた頃でしょうか。

最近、他者への思いやりについて、考える機会が多いのですが、そんな中、ネットニュースなどで「産休クッキー」というキーワードをやたら目にするので、どんな内容か調べてみました。

わたしが想像した「産休に入る方が、かわいいクッキー配られてて、そのクッキーが大人気」という話題かと思っていたら、その逆のような話題で驚きました。

なにか戴き物をしたときに、素直に喜べない時って誰しもあるかもしれないのですが、自分自身がそういうときは、やっぱり自分に余裕がないときに多いなぁと考えます。

このクッキーが「子供が欲しくてもできない人への配慮がない」みたいに書かれているのも見て、そんなことを言い出したら、先日の母の日だって、来月の父の日だって、世間は、母の日、父の日と騒ぎますが、母、父がいない人だっているわけで、誰も何も言えない、誰も何も発信できない世の中になってしまわないかなぁと、思いました。

そんな数年前の母の日のこと。
実家の母を亡くしてからも、主人の母に、母の日は会いに行ったり、贈り物したりしている中で、家に帰ると、主人がケーキを用意してくれてた事があって。
子供を、もうつくらないというか授かれなかったから、母になれなくても、いつも自分たちの母に、感謝してくれてありがとうというケーキでした。
泣けました。

母の日が来るたびに、もう、義母も亡くなってしまって、お墓参りするくらいしかない母の日でも、このエピソードを思い出します。

今年は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで
「サンクス・ラブ・マンス」
というイベントを、母の日も父の日もある期間で開催されており、誰でもよいので
自分が感謝したい人と一緒に行って、Thanksシールを貼るという期間のようで、この発想が素敵だなぁと思いました。

以前、母も義母も亡くなってから、お世話になってる叔母にカーネーションを母の日に送ったのですが、写真を撮ってくれてて
「これを毎年観るから、来年からは要らんよ。お義姉ちゃん(私の母)に悪いから」
と言われた事があり、喜んでくれている事も、叔母が抱えた想いもとてもよくわかったので、そこからは母の日には何も贈っていません。

みんなそれぞれ、抱えるものも、生きる環境も違うけど、誰かに感謝したい時に、ちゃんとありがとうが言える素直さ、いくつになっても忘れずにいたいです。

産休クッキーは、見た目がめちゃくちゃかわいかったので、(ニュースで観るだけですが)わたしは個人的に、欲しくて欲しくてたまりません♪

日々、本当に余裕なく、仕事と家事だけで(しかも主人もだいぶしてくれてるのに)疲弊しながら、これで子育てや介護もされている方って、ほんとにすごいなぁと思うのです。

母の日の欲しいものランキングで、1位が、2位に圧倒的な差をつけて
「自分の自由時間」
という答えだったのは、まわりのママさんを見てても頷けます。

もちろんパパさんもそうだと思います。

そんな忙しくてたまらんであろう、私の身近なパパ、ママである弟家族のお家に、GW一泊させてもらい、弟にすすめられた映画を、旧大津公会堂で月1開催されている、浜大津シネマで観ました。
インド映画「響け!情熱のムリダンガム」という映画です。

インド映画を観るのはおそらく初めてで、
弟に薦められていなかったら、観ていません。

が、インドのカースト制度、国民の中での宗教の違い、男女差別など、日本とはまた違う、格差、差別、区別のきつさ、報道の規制などもあり、その後、映画を観た感想を話したり、インドに詳しい方に、質問ができる時間もあったのですが、そこでの意見交換でも、日本映画にはない表現や字幕などにも気付かされて、大変勉強になったり、現代のインドを知る良い会になりました。

また、弊社の休憩室には本棚があり、そこにいろんな本が並べられているのですが

その中でこの「置かれた場所であばれたい」を薦められ
数年前に話題になった、渡辺和子さん作の「置かれた場所で咲きなさい」を読んで、とっても感動したことを思い出し、対象的な本なので、GWを活かして読んでみました。

するする読めました、どこでも暴れている著者:潮井エムコさんのエッセイ。とても人間味あふれてて、反抗期が生まれた時からずっと、続いているような素直な生き方が、なんだか発言、行動、どんなことも過敏になり、窮屈に感じることが多いこの世の中で、気持ちよくてSNSで話題になるのがわかるなぁと思いました。

自分がやりたい事を、隙間時間を使ってどうにかこなすだけの、余裕のない日々の中で、人に薦められた本で、感銘をうける時間をもらえたGW、やっぱり世間のママたちが、何よりも欲しいと願っている「自分の自由な時間」て大切ですね。

自分が関わる全ての人たちにも、その
「自分の自由な時間」が少しでもあるように、自分に何ができるかを考えて動いていきたい。

そういう、他者貢献をしていきたいなぁと思えた、5月です。

メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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