心電図セミナーを開催致しました♪

こんにちは、コーディネーターの渡邉です。

3月2日土曜、心電図セミナーを開催させていただきました。

講師は、寺町紳二先生。
毎年度、2回ずつご講義を寺町先生には、お願いしておりますが毎回、満席。キャンセル待ちがでます。
2回、3回と来てくださる方もおられれば、初参加の方や、今回は看護師のご友人同士で来てくださった方が、3組もおられたりで、本当に大人気、大盛況です。
(ただ席はまだ1席ずつ空けてお座りいただいております)

コロナ禍になってから、ご勤務の病院で感染対策委員長もされている寺町先生は、ご講義の冒頭でも、そして本編でも、感染対策についても交えながら、お話くださるので、すべてにおいて現場目線で、とても具体的で、わかりやすく臨場感もあります。
今回も、今年に入ってからの新型コロナの株が、どんなふうに感染力をアップさせているかについてなど、最初のご挨拶のタイミングからすでに、具体的にお話くださいました。
あらためて、まだ決定的な薬が無いうちは、感染対策をしっかりしていかないといけないと、気持ちを引き締めることができました。

そして、冒頭のご挨拶の後
「このセミナーで、キャリアにあわせて、ご自身のプラスアルファになるなにかを、持って帰っていただきたい」と、力強く伝えてくださり、その為には、テキストにはない話も、どんどん盛り込んでいくのでと、宣言されたうえで、今回のテキストもかなりのボリュームなのに、その何倍ものお話の量を混ぜて、ご講義くださいました。

休憩時間にも、先生に今回もまた内容を、だいぶプラスしてくださってますねとお話すると、「せっかく来てくださってるから、なにかしら、持って帰ってもらいたいから」とニコニコと応えてくださり、寺町先生のサービス精神には頭が下がるばかりです。

小児科のドクターならではの、小児と成人との違いや、心電図だけを見てても、患者さんを診ないと判断はできないという、患者さん御本人をしっかり診る(看る)ことの大事さなども、具体例を用いながらお話してくださいました。
そして、そのお話を受講されている皆さんが、まるで学生さんの授業中のように、
必死にメモを取られており、熱心さがひしひしと伝わってまいりました。

寺町先生が
「患者さんに診察のときに裸になってもらうことがあるのに、冬、自分たちが、ヒートテックやらを着込んで、その上から白衣着てたら、患者さんにとって寒いか暖かいかわからない」と、
ご自身は、夏でも冬でも半袖のTシャツの上に白衣を着るようにしていると言われ、それは、患者さんの検査をするとき、どんな検査でもリラックスしていただかないと(寒いや暑いやのストレスもなく)
正確な数値がでないということのためにと、考えたうえでも行動をされているということで、これぞプロのお話、と、また感銘をうけました。

先生は
いつも、医療用語を言われるときに
なぜ、この言葉が、この字を使うのか
なども、ご自身で調べられた結論として話してくださいます。
その中で
「しょーもないことが気になるので調べてしまう」と言われるのですが
それが、私がもう何十年も好きなドラマ「相棒」の、杉下右京さんがよく言われる「細かいことが気になるもので」の台詞に似ていて、医療界の杉下右京さん!と、勝手に思ってしまっています。

そんな寺町先生のご講義は
もっとお聞きしたかった、もう1回受講したい、本当にわかりやすいと、セミナー後のアンケートの中身も本当に皆さんからの満足が溢れていて、毎回、大人気、大盛況なのをアンケート結果からも実感する次第です。

2024年度も絶対2回、ご講義お願いいたしますと、念押しして、先生をお見送りした私でした。

今回は、お仕事相談も4名の方がしてくださり、コーディネーター全員と、また、
顧問の楠本へのコーチングのお申し込みもあり、運営側それぞれが、受講してくださった方々と、深くお話できるお時間もありました。

そして、今日、どんな思いで心電図セミナーに申し込んでくださったかも、うかがえたりして、(健診の業務をしていても、心電図だけ、やっぱり臨床検査技師さんが中心だから、なかなか触れなくて、苦手なままで、、など。)
より皆様の勉強熱心な想いを、感じさせていただいた会となりました。

セミナー終了後、寺町先生へのご質問タイムを終わられた、今回セミナーに初参加くださった看護師さんから
「渡邉さん、いつもブログ読んでます」と
声をかけていただき、私がブログで書いていた内容で、心に残った言葉をメモに書いて持っておられるのを、見せてくださいました。
感動して泣きそうになりました。

私が亡き義母からいただいた、大切な言葉だったので(厄年は役に立つ年。)
その言葉が、このブログを通して、どなたかの心に伝わっていくこと、そしてそれを、このセミナーで、私にまた感想として伝えてくださる方がおられること、本当にありがたく、幸せなことです。

先日、別のセミナーでも、コロナ禍前の弊社主催のバスツアーによく来ていただいていた、看護師さんと久々お会いでき
「お父さん元気?」と
声をかけていただき、亡くなったことを報告したり、その看護師さんのご両親のお話をうかがったりし、お会いしていろんなお話をさせていただいていたことを思い出し、やっぱり直接お話できる、このような機会って大事だし、この会社で働けている醍醐味だなぁと思いました。

今は、オンラインセミナーも沢山ありますし、どこでも、学ぼうとすれば学べる世の中になってます。
ただ、弊社は、セミナー運営を通して、登録してくださってる看護師さんたちに直接お会いして、うちの会社を知っていただいたり、日頃お電話で対応している、コーディネーターの顔を見ていただいたり、少しでも会話やご挨拶させていただくということで、「Face to Face」をモットーに、つながりを大事にさせていただいております。
素晴らしい講師の方々のご講義を、オンラインでみなさんにお届けというシステムは、考えられてはいないのですが、

貴重な時間を割いて、弊社に来ていただき、無料セミナーを体感いただき、感想をアンケートに書いていただいたり、直接お聞かせいただくことで、講師や参加いただいた看護師さん達の、お力をお借りしながら、セミナーもそして、運営側の私達も、どんどんパワーアップしていけたらと思っております。

この心電図セミナーで、2023年度のセミナーはすべて終了いたしました。
今年度も、5名の講師に6回のセミナーでお世話になり、のべ86名の看護師さんに
ご受講いただき、20名のお仕事相談の機会もいただきました。
ご参加くださった86名の方の中で7割は、弊社のセミナーに初参加くださったかたですので、60名以上のかたに、セミナーだけでも初めてお会いする事が出来ました。

2024年度のセミナーもいま、スケジュールや内容を、各講師とご相談中です。
決定次第、このホームページで、どんどん発信させていただきますので、来年度も一人でも多くのかたに、セミナーでもお会いできたら嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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