在宅看護セミナー開催のご報告♪

こんにちは。
ワークステーションの渡邉です。

9月30日土曜日、在宅看護セミナーを開催させていただきました。
講師は、ご自身でエボルブナーシングケア株式会社代表取締役として、医療福祉事業経営や運営に関するコンサルティング業を営んでおられる、三輪五月先生です。

セミナー開催前には、いつも三輪先生と弊社顧問の楠本と私で、先生のお住まいの近く、三宮の某cafeで打ち合わせをさせていただくのですが、そのcafeは偶然にも、先生も私も元々大好きなお店。
お仕事にもご趣味にも、いつもパワフルで明るくお元気で尊敬する三輪先生と、好きなcafeが同じだけでも私はとてもテンションが、上がってしまいました。

打ち合わせからも、三輪先生と楠本の、昔の看護師さんのお仕事の話、いまの話、今後の話の軽快なテンポでの充実した会話を聞かせていただくだけで、何もかもが勉強になるのですが、実際にご講義の前に、少し早く会場入していただいて、またお二人の会話を聴かせていただいていると、盛り上がり過ぎて、ご講義前の打ち合わせが、1分もできてないなんてことはザラですが、この近さでお二人の会話をお聴きできることの役得をとっても感じます。

今回三輪先生にかけられた言葉で、びっくりだったのは、私がお二人の会話で、印象に残ってることなどを翌日に「昨日おっしゃられてたこの件なんですが」と感想を伝えると「私そんなこと話してたんやね!」と、まったく忘れてしまっていると言われたことです。渡邉さんはよく覚えてくれててと。
おそらく、お二人は、あまりにも軽快にお話が展開されるし、看護師さんとしては当たり前のお話なのかもしれないのですが、私には新鮮なこと、驚きなことだらけで、すべてにワクワクですし心にささります。
今回の打合せ時も、ナイチンゲールのお話になったときのお二人の知識の展開や、看護学校で教えること、教えないことなどのお話は
「これ、動画配信とかしたら、看護に興味のある方、無い方も、むちゃくちゃ楽しく見られるんではないかな?」と思ってしまいました。

そういった三輪先生の軽快なお話は、ご講義のなかでも約2時間半、ずっと続きます。笑いが沢山おきます。

三輪先生はご自身の看護師としての経験のこと娘さんのこともすこし盛り込まれたり、ご自身の年齢も、きっと皆さんもう忘れないだろうというくらい連呼されたり(笑)、
もうしんどくて、夜勤の仕事はできませんと、等身大のお話をしてくださったりで、親しみが持てますし、話に引き込まれやすいなぁと思います。
参加者のみなさんが、終始笑顔だったりリアクションも大きくとられる会場内の雰囲気の良さが、ご講義への、のめり込みや充実感があふれる証拠だと思います。

三輪先生のご講義は、ディスカッション、事例検討の共有が多く、初対面の方々が、なぜ看護師になったか、どんな仕事をしてきたかや、高齢者の方の例に関しての看護的生活支援を考える意見の交換をされるうちに、やはり「看護師」という、同じお立場でお話をされることもあるので、すぐに会話が盛り上がられ、貴重なご意見を沢山交換されていることが、私も会場内で聴かせていただき、とっても参考になります。
また看護師さんは、患者さん・利用者さんのこんなところまで考えて看護されているんだなあと感動をおぼえます。

各グループの代表さんが意見発表をされると、三輪先生からも、他のグループからも拍手や感嘆の声が自然と起きるくらい幅広く、また深いご意見が溢れていました。

年々、三輪先生のご講義には健康寿命、利用者樣御本人がどう生きたいかを汲み取る看護、ICF(国際生活機能分類)のお話が増え、看護師ではない私も見送ってきた両親、祖父母のことを思い出し、あの頃、私にこの知識があったら素人ながらにも家族として動きも変えれてたのになぁと・・・。

やっぱり、どう生きるかは、すこしでも後悔を減らすためにも勉強すること、知識を増やすこと、どのかたから学ぶかも、本当に大切なことなんだなぁと想いました。

弊社のセミナーは無料でご参加いただけます。新型コロナが5類になってからも、看護師さんが集まってくださるセミナーなので、定員をまだ半数にして開催してますが、この2ヶ月ほどの、インフルエンザ、コロナの再流行もあり、前日まで満席よりあふれるご参加予定をいただいておりましたが、当日はやむおえず欠席の連絡をいただくことが多数あり、いつもより少ない参加者になりました。

でも、その分、密に意見交換をしていただけたと思いますし、セミナー前後にも、お仕事相談などもさせていただいて、いつも単発でお仕事してくださっていたり、弊社から派遣で病院に行ってくださっていたり、過去にお仕事紹介させていただいたり、それでも弊社に来ていただくのは初!というご登録看護師さんとも、お顔を合わせお話を沢山させていただけたので、本当にこのセミナーの意義「弊社のことをより深く知っていただく」ということも、実践できた日になったなぁと思います。

ご参加してくださった皆様と、講義くださる講師の先生方に支えられていることを、また実感した1日でした。

ちょうどその日に読み終えた本
「じい散歩」は、夫婦足して180歳、息子3人とも独身50代[長男ひきこもり(今はこもり人って言うんでしょうか)、自分は長女だと思っている次男、会社経営借金まみれの三男]の家族のおはなし、これだけ聞くと、現代の多様性とはいえ、いろんな悩み事で暗い物語かと思いきや、なんとなく笑えてしまう、作者藤野千夜さんの筆の勢いに感動するのですが、三輪先生のご講義も相まって
自分の[健康寿命]について
家族の[健康寿命]について
をあらためてしっかり捉えていきたいと、心底思った土曜になりました。

今回も、このセミナー内容の感動や、皆さんにお会いできた感謝を、このブログだけでは伝えきれないですが、弊社のセミナーはどの講師も「受講者皆様の目線」をしっかり考え、一緒に考えましょうというスタイルを、とってくださるというか
自然にされているからこそ、わかりやすい、学びが多い、明日からこの点について考えながら仕事したいなど、アンケートにも時間内が充実されていたことを、みなさんが書いてくださる有意義なご講義ばかりです。

今年度も、下半期に入りますが、あと2回セミナー開催を予定しております。

まず、11月11日土曜に「感染管理セミナー」を開催します。
近々、https://www.medicalstation.co.jp/event/
このサイトからお申し込みいただけるようになりますので、ぜひぜひ、感染症が多いこの状況の中、感染管理のスペシャリスト、木野田利枝先生のご講義をお聴きに、そして私達コーディネーターや顧問の楠本に、お仕事のご相談、いえ、お顔を見に来てくださるだけでも、ぜひお越しくださいませ。

やっと本格的な秋になりそうな10月が、始まりました。
体調を崩しやすい季節ですがどうぞ皆様、ご自愛下さいませ。

メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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