こんにちは、コーディネーターの渡邉です。
すっかり初夏になりました。
GWは暦通りに休ませていただいたので、姪っ子たちと公園で大きな滑り台を滑ったり、東京から帰ってくる友だちも交えて、同級生たちと遊んだり、主人と、平等院鳳凰堂に行ったりなど、おもいきりリフレッシュをいたしました。
特に、平等院鳳凰堂とその周辺散策の日は
宇治の本場の玉露を味わったり、人気のカフェで映える写真を工夫したり、
(写真はその一部です)
とっても楽しく、宇治最高!と想いながらの帰り道で、これだけでも心に残る日なのに帰り道、普段あまり降りない駅、京阪中書島で乗り換えをした際、スマホ見ながらとかでもないのに、普通に歩いたのに、電車とホームの間に左足を突っ込み、身体半分がハマってしまって、右足と右腕で耐えて後ろのかたや、先に電車に乗り込んだ主人に引っ張られ、なんとか電車を遅らせることもなく、奇跡的に怪我もなく、靴も落とさず、持っていたトートバッグが少し汚れたくらいですみ、そのあとの電車の中は、車内のみなさんが、私を笑ってる気がして、恥ずかしいものの自分でも笑えてきて大変でしたが、それでも、誰にも大きな迷惑かけず、自分も怪我なくですんで良かったなぁとあらためて想います。
お子さん連れのかた、お年寄りのかた、身体が不自由でらっしゃる方々も、こうゆう危険も
もちろん日々あると思うので、道歩くのも、電車乗るのも、本当に気を使われてるだろうなぁと想いました。
わたしの場合はただの不注意ですが、、、
私自身も、父の車椅子をおしていた頃は、バリアフリーじゃなくて行きたいお店に行けなかったり、行けてもトイレが狭かったり、使いかたがわからず(最新すぎて)父がトイレから叫ぶ声が聞こえたら、男子トイレでも入らないと行けなかったりと、ほんとにハラハラしっぱなしでした。
思えば今回のGW、心身がこんなにリフレッシュできたのは、両家の両親もすべて亡くなり、法要もすべて一旦落ち着き実家の空き家問題は弟が色々工夫してくれ、心配が少し減っていることが関係しているかもしれないと感じています。
でも、生きている限りなんの心配ごともない人なんていないとは思うので、自分だけがしんどいわけでもないですが
もちろんプライベートの心配ごとが減っても、仕事で抱える問題や不安もありますし、そういう日々の抱えてることから少しでも何か逃避できる時間があることの大切さを、歳を重ねるごとに、実感するようになりました。
人生で、行ってはいけないと思った道に行ってしまって、後悔されているかたのドキュメントなどをTVで拝見すると、「相談できる人がいなかった」「親は頭ごなしに怒るから」「友だちもいなかった」など、誰かに本気で相談できてたら違ったという、ここだけ聞くと「人のせいにしたらいけないよ」かもしれないですが、本当にそれは、一番の原因なんだろうな、
苦しくても、そっちの道を選ぶ人と選ばない人って、相談できる人がいるいないの違いは大きいんだろうなぁと想います。
私は小学生の頃、父が大きな交通事故を起こした日と、祖父が血を吐いて(お酒の飲み過ぎで)病院に運ばれた日が重なり、家に帰ると祖母も母もいなくて、弟と二人でどうしたらいいかわからず(多分すぐに叔母か叔父が来てくれたとは思うのですが)通学していた小学校に電話し、担任の先生に話を聞いてもらいました。
そこで何を言われたかは覚えてないですが、きっとそこからの記憶がないのに『担任の先生に電話した』という行動だけ覚えているということは「なにかしら、先生の声を聞いて安心できたのかな」と思います。
そのあとも、その時々に関わっていただいた、学校の先生に助けられたエピソードも多く、
田舎・・・小学校は1学年1クラス、中学校は
1学年2クラスで育ったからこその、先生との距離の近さも良い思い出になってます。
子供の頃は仲良いからこそ友だちには話せないこともありますもんね。
成人してからも、母の友人が相談に乗ってくれたり、姑に話したり、アウトプットが好きだからこそ乗り切れたことも多く
もう、今は自分が、誰かにとって、「あなたに相談してよかった」とおもえる人にならないといけない年齢なのに
二十歳の頃に誓った「話しかけやすいおばさんになる」には程遠く、バタバタして、「いま、あの人に話しかけたら・・・」くらいの顔して働いているときもあると思うので、ほんとに反省の毎日です。
そして、私にはまだプライベートで気がかりなこと:施設にいる認知症の祖母になかなか会いに行けてないことについて、オンライン面談なら出来ると施設のかたから言われたものの、私のことも誰かわからない祖母とオンラインで面談しても(しかも平日しか無理なので)
なにをどうしていいかわからないと思い、コロナ禍で1年くらいは(その前は一瞬の挨拶くらいはできていたので←祖母は私を誰かはわかってませんでしたが)会えてないので、そろそろ私をわかってくれなくても、手を握って、おばあちゃん、また外にごはんに行こな、おばあちゃんの妹に会いに行こうなて、伝えてあげたいと思います。
どうかどうか新型コロナウイルスが5類になったことで、会いたい人にちゃんと会える、後悔なく過ごせる人が一人でも増えますように。
最後にもうひとつ。
GWに観た映画です。
役所さんと菅田さんの演技が圧巻過ぎましたが、宮沢賢治さんの本を、宮沢賢治さんの生涯とその家族の想いを知れた今、もう一度読み直したいと思いました。
この映画を観ると
「雨にも負けず」の詞は、出だしだけで泣けてしまうようになります。
心を洗いたい、そんなかたにオススメの映画です。
ではでは、暑くなりそうな夏ですが、とにかくリフレッシュしながら、無理にでも、心身休ませながら、少しでも元気に乗り越えられますように。