なべめぐのドすっぴんブログ(第12回)

こんにちは、コーディネーターの渡邉です。

先月、心電図セミナーの報告ブログを書かせていただいたときには、これからWBCが楽しみと書かせていただきましたが、この一ヶ月で、ほんとうにあんな偉業を達成されるなんて、まだ何日たっても夢のようで余韻に浸る日々を過ごしております。

生まれながらの野球ファンの私は、このWBCで何より、普段野球を観ないかたからもWBCのお話で声掛けいただいて会話ができたり、高校野球時代から応援してきた大谷翔平選手が、ご自身の目標の1つであるWBCでMVPを獲るということも達成されたり、個人的に応援している中野選手、山川選手、湯浅投手、宮城投手も、それぞれの立場で、優勝に貢献する働きをされていたり、年長者のダルビッシュ投手の自分の時間を割いて、後輩やチームのためになにができるかを考えて動かれている姿を学ばせていただいたりなど、ほんとにあげればきりがないほど、WBCで学んだこと、楽しませていただいたこと、感動の数々があります。

大谷翔平選手は、2012年のドラフト会議で日本ハムファイターズに1位指名されました。そのすぐあと、私はワークステーションへの就職が決まり、今のコーディネーターという仕事に初挑戦することになりました。

なので勝手に同期だともおもっています。
同期といえば、そのときに同じく今はメジャーの鈴木誠也選手や藤浪晋太郎投手も、その年に指名されてるので同期だとおもっています。
なので、大谷選手、藤浪投手、鈴木選手の活躍には勝手に刺激をうけております。

そんな厚かましい私も、ワークステーションで、まる10年を迎え、10年の永年勤続表彰をうけました。

前職でも10年永年勤続表彰をうけたときに、あっという間だったなぁと振り返った記憶がありますが、今回は年齢も重ねている分ひとしお、よく10年も続けさせてもらえたなぁと想います。

かんたんに「周りの方々の支えのお陰で」とは言えないくらい、上司、同僚、後輩に恵まれすぎるほど恵まれ、主人の支えもあり、そして何より、ご縁をいただいたご登録スタッフさんに支えられて10年勤続できました。

大谷投手に刺激をうけたとて、じゃあ彼のように何歳でこうなりたい、最終こんなことがしたい、こんな自分でありたいなどは、恥ずかしい話、全くなく、高血圧や橋本病やその他諸々、小さいながらも様々な身体の不具合での通院も重ねながら実家のあれやこれやもありながら、というなかでは

とにかく、毎年年度末に、今年も勤続できたと、ほっとできるタイミングがもてることこそ私の毎年の目標なので、クリアは今のところできてます。

誰もがそんな崇高な目標なんてもてるわけでもないし、活躍する著名人の成功体験を聴いたり、賢く生きるためのヒントの本を沢山読んだとしても、すべて実行できるわけでもなく、生きてると、日々起きる大小の問題や、思わぬアクシデントも、とにかく乗り越えながら、何か楽しみを見つけて、少しでも心休まる日があるようにと、それが目標でもいいのかなと、ここ数年は特に思うようになりました。

40代から新しいことに挑戦する友人をみて焦ったり、子供の成長を喜ぶまわりをみて、あ〜私は子育てしてないから負け犬(←私が20代のときに流行った本からの言葉です)やなぁと卑屈になったりも以前はあったものの、誰もがなにかに挑戦しないといけないわけでもないし、今挑戦したいものが見つかってなかったり、なにかしたくても時間が見つけられなかったり、よくそれを「時間は自分でつくるもの」と言われますが、それよりは、心身休めたいと思うならそれでいいと思いますし、とにかくどんな自分も受け入れて、どんな自分も楽しめる

それが、きっと私が年齢、時間を重ねて、今、獲ている自分なりのささやかな幸せの、今の段階での幸せの在り方なんだろうなぁと想います。

なんの才能もない、なんの取り柄もない、いたって自他ともに認める普通
(むかし、友人から、めーはん(私のあだ名)のまわりには個性的な友だちが多いけど、それは、めーはんが普通の人やからやろねと、言われて爆笑した経験があります)だからこそ「よそはよそ、うちはうち」をモットーに生きていくのが、心の健康につながると身に沁みる毎日です。

このことを顕著に気付かせてくれたのは、3月まで放送されてた日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」です。自分の人生を何度もやり直す女性が主役なんですが、4回人生やり直した後で、他人に生まれるか自分の人生をもう一度やり直すか、どちらを選ぶかを尋ねられると、やっぱり自分の人生をもう一度やり直す方を選んでまして

あ〜私もきっとそうだろうなぁと心底思ったのと、大谷翔平選手や、芦田愛菜ちゃんのような逸材過ぎる逸材は、きっと、人生5回目かなと想うと、わたしはまだまだ1回目やから普通でええんやわとまた思えます。

10年経っても仕事での判断も間違ったり、迷うことだらけですし、後輩たちに相談うけてもうまく答えられないことも沢山あります。
ご相談いただく、登録スタッフさんに満足していただけるような返答が出来てないことだらけの日々だとも自覚してます。

それでもきっと、もしもう一度自分の人生をやり直したとしても、ワークステーションに入社するだろうなと思えるという幸せを噛み締めて、2023年度も少しでも医療職の皆様のお力になる仕事をしていきたいです。

今年度も宜しくお願い致します。

 

※写真は大好きな俳優さん、トム・ハンクスさん主演の「オットーという男」という映画です。

そこまで話題にはなってませんが、町内1の嫌われ者が、本当は町内1の愛される人だったという不器用だけど誠実な人柄の主人公に、ラスト涙が止まらず、正直に生きることの大切さを教えてくれる素敵な映画でしたので、写真をあげさせていただきます。

メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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