11月19日(土)感染管理セミナーを開催しました

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

11月19日土曜日感染管理セミナーを開催させていただきました。

講師は、感染管理認定看護師で、市立奈良病院様の感染制御室 副感染制御室長をされている、木野田利枝先生です。

木野田先生にはコロナ禍の前、2019年の11月に初めて感染管理セミナーでお世話になりました。

その時は、インフルエンザが本格的に流行する前のタイミングでの開催となり、感染対策の基本(標準予防策)について、手の洗い方、防護服の着方・脱ぎ方、手袋の着脱の仕方など、実演を交えて大変わかりやすくご講義いただいたのですが、まさかその2ヶ月余後、新型コロナウイルスに世界中がおののき、一般人、赤ちゃんまでもが感染対策を毎日考えるような日がくるとは、本当に想像もしてませんでした。

昨年、一昨年は、コロナ禍の中で、感染管理のスペシャリストであられる木野田先生は、ご自身の勤められる病院だけではなく、感染管理の各施設への現場指導、相談など、凄まじくお忙しい時間をお過ごしでしたし、緊急事態宣言などに阻まれ、弊社もなかなか順調にはセミナー開催ができませんでしたので、3年ぶりの念願の開催となりました。

木野田先生は、女子アスリートさんのようなベリーショートヘアがとっても似合っておられて、お声も透き通るようなキレイで耳心地の良いお声で、いつも元気をくださります。

そんな木野田先生が自己紹介で「先日還暦をむかえました」「孫が3人になりました」と言われたとき、私はおもわず「えっ」と声を出してしまいました。

むちゃくちゃお若く見えますし、よく、見た目がどんなに若くても声で年齢がばれると言われますが、お声も若々しいので、還暦を迎えてらっしゃるとは想像もしてませんでした。

思えば、セミナーでお世話になる講師の方々は、ほんとうに皆さん、若々しく、年々元気さが増してらっしゃるように感じ、いつもこちらが元気をいただきます。

きっと、何かを人に教える、伝える、常に勉強している、という情熱やエネルギーが、その若さの秘訣でらっしゃるのかもと、勝手に、顧問の楠本やコーディネーターのメンバーで話しておりました。

そんな、きっと本当にお忙しい毎日を送られているのに、いつもハツラツとされている木野田先生の明るいご挨拶からセミナーは始まり、自己紹介が終わると、この2年半、院内でどのように感染対策をされてきたか、なにが大切か、などを冒頭に力強く教えてくださいました。

「情報共有の大切さ」院内で起きていることを全員が早く共有できるようにする、そして、何かあったときに、現場をすぐに見れるように、日々現場には出向き、用事がなくても、挨拶だけでもしに行く、日々の対話の大切さが、心にずしんと響くくらい丁寧に語ってくださいました。

どんな仕事も、仕事じゃなくても「挨拶は自分から」は本当に大事、基本の「き」の字ということを改めて思い知りました。

そして、コロナ禍、様々な情報が医療職の方々でも、私達一般人でも飛び交いましたが、やはりきちんとした情報を把握し、それを現場で共有し、話し合い、対策に活かしていく、世界中の人が不安を抱えてる状況だからこそ、正確な情報把握がどれだけ大切かも再認識しました。

手洗いも大事ですが、手を洗う場所が不潔であってはいけないなど、当たり前のことかもしれませんが、当たり前の環境が、感染対策で間違っていることもあります。

セミナー終了後のアンケートでも「再認識した」というお言葉が多く見られました。

セミナーが始まる前に、木野田先生とお話したときにも、コロナ禍での看護も2年半が過ぎ、現場では「今更聞けない、相談できない」ということが看護師さんにも増えていると思う、ということを仰られていて、確かに、今だからこそ、木野田先生にお聞きしたい感染対策がおありでらっしゃるんだろうなぁと実感いたしました。

皆さんにお配りしたテキストは25ページでしたが、先生は90ページ以上に及ぶセミナースライドをご用意くださり、その大半が感染対策の実際のお写真で、皆さん食い入るように熱心に見られ、聞き漏らすまいと、ご講義内容をメモしておられるのが印象的でした。

そしてご講義終了後は、セミナー終了時間をオーバーするのも忘れてしまうくらいの質問があふれ、途中でセミナー終了アナウンスをしてから、個別対応で質問を受け付けるくらい、受講者の皆様の、日々現場で悩まれている感染対策、対策してるけどこれでよいのかどうかの質問が溢れました。

ここには書ききれないくらい、コロナで亡くなったかたへのエンゼルケアのこと、コロナ病棟で働くスタッフの皆さんのメンタルケアのこと、コロナ患者さんの後遺症のこと、なぜマニキュア塗っていると感染対策にならないかなどなど、2時間半の時間、ふんだんにこの2年半で起きたことを具体的に教えてくださり、会場全員で、ニュースでは報じられていないコロナを学んだような感覚でおります。

来年の今頃、再度、木野田先生にご講義をお願いし「コロナ禍、感染対策、皆さん頑張りましたね」とマスクなしで笑顔で語らいあえるようなセミナーが開催できることを祈るのみです。

アンケートからも、受講者の皆さんの、セミナー内容への満足度の高さがうかがえ、明日から活かしたい!とおっしゃられるかたの多さで、どれだけ現場に適応した内容にしてくださったのかということにも感動しました。

コロナ第8波がもう始まっていると言われている日本で、冬に向けて、木野田先生はまだまだお忙しいことかと想います。

忙しいとすぐ眉間にシワがよる私は、お忙しいなかでも、ハツラツとされている木野田先生の懐の大きさを見習い、挨拶を大切に生きていきたいと、いま、ブログを書きながら心に誓うのでした。

なかなか難しいのですが。

木野田先生はいつも、弊社のフェイス・トゥ・フェイスのモットーを褒めてくださいます。

対話を大切にされている木野田先生と、弊社は運命的に出会わせていただけたのかもと思っております^⁠_⁠^

楽しみにしていたセミナーがまたひとつ終わりました。

年内最終のセミナーは、来月12月17日土曜の在宅看護セミナーです。

今回のセミナーアンケートにも「登録してない友人も誘えるのがありがたかった」と書いてくださってる、古くからの弊社のご登録看護師さんがおられました。
以前から、お世話になっている看護師さんが、弊社をまだご存知なかった看護師さんを誘って、来社いただけるのも本当に嬉しいことです。

そんな気軽に来ていただける無料セミナーです。

年内に1人でも多くの看護師さんとお会いできることを楽しみにしております!


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投稿者: メディカリズム編集部

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