なべめぐのドすっぴんブログ(第9回)

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

すっかり涼しくなってきましたね。
芸術の秋、食欲の秋、読書の秋、いろいろ秋は適した季節と言われますが、私は寒いのが苦手なので、いつ本格的に寒くなるかとビクビクする季節、そして、田舎のやたら部屋が沢山ある家屋で育った私は、結婚して町でマンション住まいになってから衣替えという行事をすることになり(田舎は箪笥や衣紋掛けも含めどこでも置けたので年中全部の服がすぐ出せるので。。)色々億劫になる季節の変わり目、秋、冬への入り口です。

父の1周忌も終わり、いよいよ空き家問題が本格的になるなかで、大量の蜂の巣発生問題にも悩まされてます。

施設にいる祖母の家も空き家になって17年近く、祖母が元気でいてくれるうちは現存保護したかったけど、そろそろそれも限界かもしれないなど、休日に体を休めてても「こんなことしてていいんかな、ほんとは空き家問題考えないといけないのに」と罪悪感にかられます。

故郷の友人たちとは、集まれば自分たち世代で墓じまいもどうするかなどの話になります。

家もお墓も先祖がお金を貯めて買ってくれた大切な大切な宝物なのに、しまわないといけない悩みなんて悲しくて切ないですがそれが現実ですね。

そんな現実から逃避ということで20年ぶりくらいに1人で映画を観ました。

主人も映画好きなので、ほとんど主人と行きますが、女子同士で観たいものは、友達誘ってというのがいつもの私ですが、どうしてもこれは、誰かを誘う前にもう、チケット予約したい! と席をおさえた映画「スペンサーダイアナの決意」。

子供の頃からの憧れもあれば同情、悲しみいろんなものが渦巻く想いがあるダイアナ妃のある3日間だけを描いた映画です。

そもそも、以前「英国王のスピーチ」という映画を観て、子供の頃のエリザベス女王も描かれていて、国王家も大変なんだなぁとぼやっと思ってましたが、先日エリザベス女王がお亡くなりになったときに、昨年のクリスマスのときのスピーチ、
「多くの人々にとってクリスマスは喜びと幸せに満ちた時期ですが、大切な人を亡くした人々にとっては辛い時かもしれません。今年は特に、その理由がよくわかります」
の言葉が再度流れていて、沢山のお子さん、お孫さん、ひ孫さん、国民の皆さん、お付きの方々に囲まれている女王も、愛する人を亡くしたときに、このような想いになられるんだなぁととても親しみがわいたのですが、
ダイアナ妃が、人生において重要な決意をしたある年のクリスマスについてエリザベス女王はどんな風にみておられたのかなと、そういうことも気になって観た映画でした。

結局、ダイアナ妃の目線なのでエリザベス女王のお気持ちは知り得ない内容でしたが、フィリップ殿下を亡くされたときのクリスマスでエリザベス女王はきっとダイアナ妃のこのときの思いも理解されたのではないかなと感じます。

自分も、子供の頃はクリスマスは家族で過ごしていたのにもちろん、大学に通うようになった頃からはクリスマス、いや誕生日も含めて家にいることはありませんでした。

母が末期がんとわかって急に家族と過ごすようになりました。

そして祖父母も両親も主人の親も亡くした今、子どもがいない私達夫婦はほんとに自分たちだけのクリスマス、自分たちだけのお正月がやってきます。

両家とも弟妹家族、親族もありがたいことに仲良しなので、コロナ禍とはいえ、ご挨拶や行き来はするでしょうが、大切な人を亡くしてからの家族的な行事ごとが、どれだけ寂しいものか、、

エリザベス女王があらためて感じられ言葉にされたことで自分も再認識できた次第です。

当たり前のようにやってくるいろんな行事や記念日が世界中の全員にとって楽しく幸せなものじゃないことも理解したうえで、思いやりや配慮のある言動、お祝いをしていきたいし、そうあるべきなのかもしれないなとあらためて思いました。

でも、いつかだれにでもおとずれるその寂しく切ない時間のときのためにも、楽しい時は思い切り楽しんで幸せを記録、記憶しておくということも大切なんでしょうね\⁠(⁠^⁠-⁠^⁠ ⁠)

今年のクリスマスが戦争のない世の中になって迎えられるように、ただ祈るしかないのが無力ですが、祈ります。

スペンサーダイアナの決意、ジェンダーレスの世の中ではありますがやっぱり女性におすすめの映画です。
ダイアナ妃を演じられた女優さんがダイアナ妃の表情、姿勢まで完璧に、降臨したかのようになりきっておられます。その点も、ダイアナ妃と同じ時代を生きた皆様に、観ていただきたいです。


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投稿者: メディカリズム編集部

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