なべめぐのドすっぴんブログ(第5回)

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

前回、前々回と、入院について書かせていただきました。
前回は入院を、きっかけに襲ってきた「不安」について書かせていただいたところ、読んでくださったいろんな方から
「私も不安に襲われることが多いです」
「入院中同じ経験しました」
「知人がこないだ入院して、同じことに退院してから悩まされてました」
など、さまざまな声をいただきました。

なかには
「渡邉さんでも不安に悩まされることがあるんですね!」
と言ってくださるかたもいました。
その言葉は、自分の自信になりました。
その言葉が、少しお世辞というか、お話を盛ってくださってるとしても、その方の目には私は、明るい性格にうつってるのかなと思うと、心が安心できました。

人の言葉で思わず励まされることがある、ほんとに素敵な例だと思いました。
そして何より、ブログを読んでくださり感想をくださることがとっても励みになります。

しかし、あれから、不安で眠れない日は減少したものの、夜中に突如襲ってきたり、涙が止まらなくなる日がまだあります。
いや、それは、入院は関係なく、ここ数年、そんなことが増えてる気がします。

そろそろ、更年期障害に入ったかなとか、友人たちと話すこともありますが、
先日、仕事の事で、自分のふがいなさや、いろんな後悔で、家に帰ってもなにもやる気がおきず、主人も出かけてましたので、レンジでチンするご飯にふりかけかけて、納豆と、お湯注ぐだけの味噌汁での夕飯をすませ、溜めてたテレビの録画観ようとすると、内容が入ってこないくらいに胸が苦しくなり、
あ〜私はもう、前には進めないかもしれない、このまま心を壊すのかもしれない
と思ってしまい、また不安に苛まれました。

趣味はテレビを観ること!という私がテレビを観てても、なにも入ってこないなんてよっぽどだと思いました。
そして、頭も痛くてふらふらして、まだ水曜でしたので木曜、金曜、働けるかなと思ってました。
寝苦しくてもとりあえず寝て朝を迎え、まだ頭はふらつくまま、出勤。
そして、仕事をしていると、あるお話が聞こえてきました。

衝動的に仕事を辞めたかたが、後悔しているお話でした。
そのかたがなぜ後悔しているか。
あまりにも忙しい日で、もうムリだと思い、その日退職願を出して帰宅すると、「生理」になってたそうで、
あっ、わたし、生理やからイライラしてただけやん。。。
と、思えたと。

その話を聞いて、私もハッとしたのが、その前日の、もうムリかもしれないと思うくらい何もやる気が出なかった日に生理になってたのです。

あ〜そうやって考えると、「そらしゃあないわ、しんどいわ」って思えるなぁと。
もう35年以上、そんなしんどさと毎月闘ってきてても、忘れてしまうときもあるもんだと意外に思いました。
そのくらい、落ち込んでたのかもしれません。

でも、それに気づいた時にフッと楽になり、落ち込んでもいいんや、投げ出したくなってもいいんや、なんもせん日があってもいいんやと、急に肩の力が抜けました。

その日にそのタイミングでそのお話が耳に入ってきたことは、今の自分への救いになったと感じ、
やっぱり、いろんな人のいろんなお話を聞かせてもらうことって大切だなあと感じましたし、
自分のこの体験も、「生理」とかってちょっと口にしにくいことかもですが、
男性にも知っておいてもらうことだとも感じるので、ブログでも書かせていただいてもいいかなと思いました。

世間ではSNS疲れという言葉がよく聞かれます。
わたしもさまざまなSNSを活用しています。自分が発信したことで誰かを疲れさせてるのかもしれないとも思います。

でももう、生きていればどんなに気をつけていても、人を傷つけることも人に傷つけられることもあると思うので、心の免疫をつけることも考え、自分にとってプラスかマイナスかを考えると、私にはSNSはプラスなのでやり続けています。

先日の母の日、私は母も義母も亡くしましたので、生まれて初めて何もプレゼントする相手がいない母の日になりました。
もちろん、母と義母の写真の前にカーネーションを供えましたが、GWのお墓参りでもカーネーションを供えましたが、なにか違います。

そんななか、いつもお世話になっている女性に、そのかたは、誰からも母の日に贈られることのないかたなので花を贈りました。
それだけで自己満足でした。

すると、母の日の翌日、主人が、ちょっと高めのコンビニスイーツを買ってきてくれました。
いつも誰かにあげてばかりの母の日だけど、めぐみも生んでないけど母になったもんね
と、主人が母の日をしてくれました。

流産したときのしんどさを、主人もまだ覚えてくれてたんだなぁと想いました。
1日遅れてごめんねと。

母になれなかったけど、そこまで母になることをちゃんと望めてたわけではないけど、
やっぱり友人たちのSNSを見て、母の日に贈られる側になってるのを見ると、羨ましいなぁて思ってたので(もちろん子育ては想像以上に大変だとは理解してます)
だいぶ嬉しくて、何をもらうとかではなく、ちゃんとわかってくれてるんや、という主人の心遣いに泣けてきました。

20代の頃、「ベターハーフ」という言葉を知ったのですが、
魂の片割れという意味で、良きパートナーという意味合いでよく使われるということ。

そんな人にいつか出会えるのかなと思ってましたが、私にとって主人は本当の「ベターハーフ」なんだろうなぁと感じます。

もちろん、ベターハーフは、配偶者の意味もあるかもですが、私はそれが友人や子供や家族や、いろんな人に使える言葉じゃないかなとも思います。

私のベターハーフは、私が疲れている時になにをすれば楽になるかも尊重してくれます。

最近は「モーニング巡り」が私の心のオアシス。
友人とも行きますし、主人とも行きますし、一人でも行きます。
土曜の朝に実施することが多いです。

この写真は内科と歯医者の受診の合間のモーニング。一人です。

仕事の失敗で落ち込み、這い上がれないかもと思った日も、
モーニング代は稼がないと、と心にポチッと思ってました。
いや、読書したいから本代も。
いや、映画も観たいから映画代も。

欲望の塊ですが、仕事も会社も同僚も大好きなので、そして、日々お話、メールさせていただくご登録の医療職の皆さまにも本当にお力をいただき、
欲望のためにというよりは、仕事のストレスは仕事で発散するくらい、仕事を楽しませていただいていると感じる日々です。

これからも、土曜には「今週もお疲れ様」の自分へのご褒美モーニング巡りが出来るように、働き続け、気付きもこうやってブログで発信させていただきます。


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投稿者: メディカリズム編集部

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