なべめぐのドすっぴんブログ(第3回)

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

なべめぐのドすっぴんブログ。
いま、ドすっぴん3日目で書いてます。

というのも。
昨年の春くらいから、というか、いつ気づいたかももう不明なのですが、
右耳の前あたり、右顎のうえあたりに、ちっちゃいしこりができてまして、それがどんどん大きくなって、これは、ヤバいかもと思い、内科の主治医に相談したら、すぐに耳鼻科に行くようにと言われ、耳鼻科受診。
顔の動きははっきりしてるから悪性ではないと思うけど、、念の為と、総合病院を紹介され、ちょうど前回書いた、義母の告別式の翌日に総合病院受診。

細胞診やMRIなどもうけ、99%良性ではあるが、置いとくとけっこう大きくなるので、切除したほうが良いと。

3月は仕事も忙しいので、4月中旬に、ということに。

私は、10代の頃にも、首と、膝に、良性の脂肪腫が出来たので、そのときは、どちらも10分くらいの日帰りオペだったので、今回もそのくらいの軽い気持ちでいたのですが、
なんとなんと、全身麻酔での手術、4泊5日の入院と聞き、おったまげました。

全身麻酔てのも、ピンときてなくて、大腸ファイバーのときも眠ったしなぁとか、流産手術のときも、眠ったしなぁとか思ってましたが、全然違うと知り、全然麻酔で起きるかもしれない副作用を聞かされるだけで気が遠くなりました。

でも、もう、切除はしたい。

そこから、社内の、全身麻酔経験者に色々話を聞きました。1人、2人、聴いてるうちに、私もやったよ、私も経験ありますよと、けっこうな人数が経験していて、詳しく教えてくれて。

それ以外にも、私が担当させていただいている派遣看護師さんにも相談したり、プライベートの友達にも相談したり、オペ自体より、全身麻酔のことで頭でっかちになって、当日を迎えました。

いざ入院となると、人生二回目の入院ではあるのですが、前回はまだこの仕事に就く前だったのと、疲労で倒れての入院で、最初の記憶がないので、
今回のように元気なまま、頭はっきりしてるままの入院は初で、
「いっぱい看護師さんの動き見て、勉強して帰ろう」
と心に決めました。

まず、担当看護師さんたちの丁寧なご挨拶や、点滴のルート確保も私はなかなか大変な腕らしく、2回失敗されましたが、焦らず丁寧に気遣いされながら痛くないようにしてくださったり、そこだけで大感動。

そのあと、オペ室に入ると(あっ、このくらいのオペなら歩いて入るんやと、ちょっとおもしろくなりましたが)笑顔でスタッフのみなさんが挨拶してくださり、そこでもオペ担当看護師さんが名乗ってくださり、丁寧なご挨拶あり、

そしてベッドに横になり、いよいよ全身麻酔やとびびってるとき、ベテラン風の看護師さんがずっと手握って、腕さすってくれ、その手のひらがむちゃくちゃ温かくて、安心できる手だったことに感動。
それだけでこの方の仕事への年輪を感じました。患者さんがなにを求めてるかを知ってる手。
素晴らしいなぁと感動してるうちに眠りにつき、あっというまに終わってました。

この経験、ほんまに無駄やないと思いました。

その後、病室に帰ったら、やはり麻酔後の頭痛になやまされ、夕食も3口くらいしか食べれませんでしたが、翌日は頭痛も治り、微熱だけで元気に過ごし、抜糸も終わり。
病室にもオペ担当看護師さんが来てくださり
「お顔拝見したくて〜、どうですか、痛くないですか?」
と。

オペの看護師さんが病室まで来てくださるなんてとこれまた感動。

薬剤師さんも優しく丁寧で、お薬をしっかり説明してくださったり、ほんとに至れりつくせりで、なんの不安もなく入院生活も3日目です。
なので、
ドすっぴん3日目です。

病室は私以外、高齢で、腸瘻とかされてたりして皆さん重症ぽく、ご飯食べたらあかん言われたと嘆いてたり、早く帰りたいと泣いてたり、みんな大変な思いして生きてらっしゃいます。

私だけ、ご飯完食して、歩きまわって、自由で、なんか申し訳ないと思いつつ、こんな時代も送られたであろう人生の先輩たちに、早く皆さんがよくなられますようにと、祈るしかないと思います。

コロナ禍だから誰とも面会もできないけど、抜糸も出来たから両耳でイヤホンつけてテレビも見れるし、本もたくさん読めます。

仕事も、会社のみんなの協力で心配なく進んでるし、ほんまに感謝しかない日々です。

看護師さんにお仕事を紹介しながら、こんなにも中から看護師さんのお仕事をじっくり見させていただくのは初めてで、すべてが感動の嵐。

夜中は、ずっとナースコールが鳴ってます。
夜勤、何人体制なのかなぁと考えながら、動きを観察してると、昨夜は2時間くらいしか寝れませんでした。

潜入体験みたいな日々です。
貴重な時間です。

写真は、私が入院生活のために買った本。

若い頃は興味のなかったロイヤルファミリーの内情が、この歳になると、、
というか、弊社顧問の楠本や、先日亡くなった義母の影響でとっても興味あるものになり、この本も2日くらいかかるかと思いきや、3時間で読み切りました。
とっても読み応えがありました。

いつの世も、平和のために、世界中の様々なお立場の方々が奮闘されてます。
今の世の中の不安も、誰がどうすれば落ち着くのかはわかりませんが、一人ひとりが平和を願う気持ちが世界を動かすと信じるばかりです。


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メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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