遠隔介護ブログ(第27回)

こんにちは。コーディネーターの渡邉です。
遠隔介護ブログ27回。

前回も、前々回も、新型コロナウィルスが早く終息しますようにと書かせていただきました。が、緊急事態宣言まで出るという状況になり、世界中のみなさんが日々、恐怖とストレスの中で闘っていらっしゃることと思います。

私はというと、、新型コロナウィルス以上に、施設入居を始めたばかりの父の我儘、自由奔放さにふりまわされ、いらだち、ストレスを抱えており、父のその言動のおかげで、新型コロナウィルスの脅威を忘れそうになることもあります。。

そのストレスについては今は少しおいておくとしまして。

父が施設に移ってから、主人と2人で父が暮らしていた実家の掃除を2週間に1回、2時間ずつくらいですがしておりまして。

冷蔵庫の中も、どこも、かしこも「なんでこんなんほかしてないのん。」という賞味期限のきれた食材や買い込んでる缶詰ものや、使いそうにもない物品だらけ。

どんなに体がしんどくても、流し台は洗いきれてない食器が山積みでも、父が必ず自分で掃除を続けていた大事にしていたお風呂場には、お掃除グッズも沢山。

家の中すみずみに、母が亡くなってからの11年、父が頑張って不器用ながらに生活してきた証があふれていました。

わがままで自由気ままでまわりを振り回す父ですが、ほんとに必死に生活していたんだと実感しました。

二度とこの家に戻らないわけではないけども、もちろんお正月などは、この家に連れて帰り、一緒に過ごせたらとも思ってますが、かつては家族6人で暮らした家に今はもう誰もいない、それがあらためてとても寂しいことなのだとわかり、なんとも言えない気持ちになりました。

昨年9月に亡くなった祖父のお骨は1周忌がくるまで、お墓には入れずに祖父が誇りにしていた大きな仏壇の前に供えています。

父が施設に入るにあたり、父以外の弟妹、祖父の息子、娘に持って帰ってもらおうかと相談すると、「おじいちゃんはこの家が好きやからこの家を守ってもらおう。」と、それこそ、ひとりぼっちで寂しいかもしれませんが、お留守番のお願いもこめて仏壇の前にそのまま居てもらうことに。
私達夫婦や、叔父が、2週間に1回ずつはお参りに帰り、お花をかえようということに。

父の施設生活は始まったばかりですが、冒頭にも書かせていただいたように日替わりでいろんなことが起こります。それはまた追々書かせていただきます。

 

次回、このブログを書かせていただくときにはなんとか、緊急事態宣言が撤廃されてると信じて今、自分が出来ることをしっかりやっていきたいと思います。

 

マスク不足のなかですが、我が家では、マスクホルダーをゲット。

キッチンペーパーさえあればマスクになる、素敵なアイデアを、四国のかばん屋さんが、自社のカバン作りで余った革を活用して作られたものです。

不足しているものをどうカバーするか、様々なアイデアが生み出され、物を大切にする風潮が広がっていることや、地球がきれいになっていっているのは憎き新型コロナウィルスではあるものの、人間として考えさせられる光なのかもしれません。

 

日々、この事態の中、闘ってくださっている医療職の方々に感謝をしながら、今回のブログを締めくくらせていただきます。


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投稿者: メディカリズム編集部

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