対人コミュニケーション⑤ ~看護師*古上の学び~

<<無理 ダメ 絶対>>


こんにちは、古上です。コミュニケーションについてのブログを初めて5回目になります。

会社の公式ブログなのでいつも真面目な内容を心がけておりますが、もしどこかでこのブログを読んでくださっている方がいるのならと、すこし自身の話しを混じえて書いてみます。

コミュニケーションを学んでいるのは、もちろん今看護師の方々のご転職に携わっているので、色んな方々の思いやご希望をゆがむことなく訊き、良いご提案ができるようにと続けているのですが、始めたきっかけは私の母との関係性からでした。昔からどうも、、母と意見を話し合うと自分が疲れていました。

母はとても楽観的で直感的で前向きなタイプ、仕事をもっており自立しているので自分の意見や価値観もしっかりもっているひとでした。(看護師ではないです。)

私はどちらかというと、じっくり考えてひとつひとつ丁寧にしたいタイプ。少々ゆったりさんなので、母とはまったくペースがあわず時には頭が混乱することもありました。※会社の皆様、ゆったりさん・・これ本当なんですよ。笑

昔の私は、親だから分かち合うのが親子のあり方だと無意識に思い込んでいましたし、それが正しい親子のあり方だと勝手に何の根拠もなく自分に刷り込んでいました。

なので、母を全部理解し受け入れようと努力というか、我慢や妥協し無理していました。母親、産んだ人は特別ですものね。他人ならそんな人もいるよね・・で終わりますが、そうは簡単に割り切れませんでした。

ですが、人を理解する、対人関係、コミュニケーション、心理についてセミナーを受講したり勉強をするようになって、親子であっても「違う人間・タイプが違う」から別にしっくりこなくてもいいものだと知りました。そして自分の見方を変え、相手を理解するために知識を増やし彼女への関わり方を変える(声かけや彼女に響きやすい単語を取り入れるなど)と、母に対して長年もっていたフラストレーションがなくなりました。

親でも距離感が近くなければいけないわけでもないですよね。いまは互いに心地良い距離で共存する感覚でいます。

それに、一番問題だったのが、これが“あるべき姿”だと思い込んでいたこと。誰もそうしてくれとリクエストされた訳ではないのに、自分が勝手につくったルールに自分を勝手に縛って、自分で自分を苦しめていたことです。

今はそんなことなどを払拭し、自由に、そして自己接待!(楽に優しくしてあげる)を大事にするようしていると、とても心地良い状態で過ごせる様になりました。

 

私もいまや3歳の男の子の母親となり、ちょうど母3年生です。

“矛盾のない自分”でいる私の息子との会話もすこし面白いですよ。笑

19時に保育所から連れ帰り、急ぎばやにご飯を作ってるいる横であれやこれや用事を増やす息子に怒った私に・・

3歳児:「お母さん、ニコっとして」

私:「お母さん怒っているから、いまはちょっと笑えないわ」

3歳児:「じゃあゆっくりしていいからね、ごみ収集車(=youtube)つけて!」

私:テレビでyoutubeを起動

3歳児:ルンルンで自分で操作し観る3歳児。満足。

互いに要望を言う、でも受容もする、母だからと一方が聞くのではなく1対1。

昔なら健気な3歳児には笑顔でこたえるべき!表面的に無理して笑っていたと思います。

でもすこしの無理で、ストレスポイントをためて後々爆発するより、こちらの状況を落ち着いて伝え、ちいさな無理もしない、なるべくニュートラルな気分でいるようにしています。

子供にとってはどんなに長い時間を共に過ごすより、たとえ忙しくて1分しか会えなかったとしても、母親が穏やかな顔でいることの方が大事なんだそうです。そうして互いに本当の意味での心地良い信頼関係がつくれたらと思っています。

麻薬撲滅の広告ではないですが、「無理 ダメ 絶対」だそうです。

この拙いブログをどこかでご覧いただいている方々、看護師としても母としても諸先輩方には、なんだという内容で大変恐縮ですが、もしなにかご意見やアドバイスなどあれば、弊社までご連絡いただけますと幸いです。お仕事のお話しだけでなく色々お聞かせください。もちろん若いピチピチナースのみなさまも是非、なにか話したいことがあれば大歓迎です!!

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メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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