<<世の中を捉えるフィルターが皆ちがう??>>
皆様、こんにちは!古上です。
月1回ではありますが、僭越ながら連載させていただいております^^
今回は、人により世の中(物・人・状況・現象など)を捉えるフィルターが違うということをお伝えします。
時折、会話の内容で「現実をみると~」「客観的には、」こんなワードがでてきます。
ですが、私はここで少し、疑問がでます。
この「現実」「客観的」は誰のスタンダードなのでしょうかと…
それぞれ生きてきた経路も経験もちがうので、見てきた景色や感じ方も違います。個性もありますし・・
自分の思っている現実と、他の方がみる現実は違うのですね。
もしかするとそこをまず知ることが、相互理解にの肝になるかもしれません。
では、どんな違いがあるのかを一例ではありますが、タイプ特有の言葉を交えて紹介します。
〇思考・論理がフィルターとなるタイプの方
「誰が」「いつ」「何が」「情報」「実績」「客観性」「合理的」「理屈」「プロセス」「次元」「枠組み」「優先順位」
〇意見・価値観がフィルターとなるタイプの方
「信念」「主義」「確信する」「本物」「賞賛」「こただり」「筋を通す」「信頼」「精進」「貢献」「判断」「コミットメント」
〇心情・思いやるがフィルターとなるタイプの方
「~と感じる」「気分」「心」「嬉しい」「かわいい」「仲良く」「ハーモニー」「和」「友達」「心地よい」「みんな一緒」
〇内省・想像がフィルターとなるタイプの方
このタイプの方は意識が常に自分の中に向いており、外に対して発する言葉をあまり必要としないのです。人から言われて耳に入る言葉として、「~をしてください。」明確・簡潔・具体的な指示です。
〇反応・ユーモアがフィルターとなるタイプの方
「~したい」「~好き」「~嫌い」「面白そう」「わあ!」「ドキドキ」「わくわく」※冗談・俗語・造語・感動を表す言葉を連発します
〇行動・魅力がフィルターとなるタイプの方
「要点は」「結論からいうと」「実践」「要領よく」「短期間で」「勝負」「ハイリスクハイリターン」「一目瞭然」
相手の言葉をきいて、タイプを見極め、おなじフィルター(共通語)を通してお話すると、こちら側が伝える言葉が相手に響きやすくなりますし、逆にまったく異なる言葉選びをすると同じことを伝えようとも相手に響かない(うまく通じあえない)こともあるかもしれません。
なにかのご参考になれば幸いです。