先週28日土曜日、弊社にて、在宅看護セミナーを開催いたしました。
ご存知のとおり、想定外の動きをする台風12号が迫る中、荒れた天気の中、ご参加の方々が危険な思いをして来られるのは申し訳ないと思いながら、天気予報とにらめっこする先週でした。なんとかセミナーが終了するまで荒天になることもなく、電車が乱れることもなく、というまずは空にありがとうという一日でした。
在宅看護セミナーは毎年開催しています。
講師は看護師であり、介護支援専門員の資格もお持ちで、実際に訪問看護事業所開設も経験され、現在は管理の立場や、講師としても活躍されている『三輪五月』先生です。
三輪先生の講義は、いつも先生の明るく強く逞しいお人柄と、聴く人の心に響くメッセージ性のある言葉で、受講者の方々が自然と明るく前向きな気持ちになる、そんなエネルギーがあふれる内容です!
ただ、講義内容を拝聴するだけではなく、受講者の方々が、隣同士で自己紹介したり、意見を言い合ったりするお時間も設けてあります。
ほとんどの方が一人で参加され、初対面であっても声を出して笑いあったり、先生に意見を求められると思いを口にしやすい雰囲気になる、本当に明るいセミナーです。
講義中もそのような雰囲気なので、セミナー途中の休憩時間も自然と皆さんコミュニケーションをもたれ、セミナーアンケートの[受講者の方々や講師と交流できましたか]という質問には参加者全員が[交流できた、積極的に交流できた]に○をむけてくださるほど。
年齢層も居住地もバラバラでも、在宅看護について学びたいと思ってくださってる共通点、そして、看護師という最大の共通点もお話が盛り上がる要因なのだとも思いますが、いつも運営させていただく立場としてその光景を見ながらこちらが元気をいただきます。
今回はご参加者様には、弊社特製「トートバッグ」のプレゼントもございました!
触り心地も良く、意外と(笑)しっかりした生地なので、ちょっとしたお買い物などにも使っていただきやすいと思います。セミナーだけではなく、お渡しする機会もありますのでぜひお楽しみにお待ちくださいませ♫
セミナー内容はこれからの高齢化社会における医療の在り方、看護師さんの役割について、先生の歩んでこられたご経歴、取り組んでこられたお仕事内容をもとに、わかりやすく講義が進められました。
独居や老老介護、認認介護が多くなる中で、訪問看護というお仕事の大切さ。
ただ、そのような状況だからこそ、訪問看護に描くイメージのマイナス的要素について、本当に大変な部分とただただ、イメージが先行してしまってる部分など実例も交えながら講義くださいましたが、アンケートにも看護師としてそのお仕事を考える意味でも、今後、身内が高齢になり、看護師さんに自宅に入っていただくことも考えるうえでも自分が高齢になり、介護看護が必要になることを考えても、大変参考になったと書かれているご意見もあり、わたし自身も全く同じ思いになりました。
三輪先生が講義中に言われていた「まずは1日でも、週に1件でもいいから訪問看護のアルバイトしてみられるのがいいかも」というお言葉がとっても胸にささりました。
高齢化社会のなか、必要とされるお仕事について、私の仕事として社会に貢献できるのは、そういった看護師さんのお思いを少しでも実際の勤務につなげ、喜ばれる利用者様を増やすことであるとも実感した一日です。
そして、看護師さんそれぞれにご自身の強みが何なのかを考えられるのが良いとも話されてました。
どんな経験をしてきて、何が仕事で活かせるのか、社会で活かせるのか、それは人間全員がそうだとは思いますが、特に知識労働者である看護師さんはその点を自覚され実践されることで社会への貢献度や看護師としての仕事の充実度も違ってくるのかもしれないなぁと思います。
今後も各セミナーを開催させていただきますが、今はお仕事をされてない潜在看護師さんにもぜひご参加いただき、お仕事復帰へのお手伝いもさせていただければと願います。
今回のセミナー途中、場内の暑さに空調をマックスにしてもなかなか対策が追いつかなかったということもありました。まだまだ暑い日が続きますので皆様、お体大切に楽しく夏を乗り切ってくださいませ。
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