断捨離と必要最低限

断捨離という言葉はもともとはヨガの行法で、「断=入ってくる要らない物を断つ」「捨=家にずっとある要らない物を捨てる」「離=物への執着から離れる」という言葉の通り、不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のことだそうです ※ウィキペディアより

断捨離を行うには、モノに対して優先順位を決める作業が必要かと思いますが、私はその大変さを山に登るようになって切実に感じるようになりました。

なにせ、山にはリュックに必要なものを詰め込んで、自分でかついで上がらないといけないわけなので、あれもこれも持っていくわけにはいかないです。
普通の旅行では「身分証明とクレジットカードと携帯があればなんとでもなるわ」で済みますが、山ではそれら全てが通用しないので、自分の身を守るも必要最低限のものは持っていかなければいけません。
それでも荷物が多いと体力も削られるので、持ち物の取捨選択には神経すり減らします。

父と縦走登山の計画を立てている際のことですが、昨年は二人がお互いの食料を持ってきてしまい、結果半分余らせるという大惨事が起こりまして、これを反省し私が全て用意することになりました。
張り切って、期間中の献立を軽さと保存性を考慮して一食一食余りを出さないこだわり抜いたメニューを提案しましたが、一蹴されてしまいました。
食べるものに関しては、余裕を持って用意しておかないと、遭難とか、いざという時に危険だそう。
確かに、軽さを重視するあまり大前提に必要なものまで、置いて行ってしまうところでした。

断捨離は2010年に流行語大賞になるほどブームになりまして、私も沢山のモノを手放しましたが、後悔することが多々ありました。

必要最低限を分類するには勢いはもちろん、知識と経験の大切さを実感した今日この頃です。

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メディカリズム編集部

投稿者: メディカリズム編集部

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