なべめぐのドすっぴんブログ第34回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

1月は行く
2月は逃げる
3月は去る
とはよく言ったもので
ついこないだブログを書かせていただいたと思ったのに
もうほぼ2ヶ月たってました。

なのに特になんということもなく、2ヶ月過ぎておりました。

そして、いつもなら、あれも書きたいこれも書きたいと、連なる気持ちがあるのですが、何をしてたんだろうというくらい、昨日の自分の気持ちも思い出せないくらいの目まぐるしさで生きてます。

そういえば 趣味の読書も進みません。

ただただ、
年度末ということで、仕事やらなにやら、気忙しくてバタバタしているだけで、心がすさんでいかないようにとは思うのに、
ついつい「言わなくていいこと」を言ってしまいがちの私なので、

週に1回は、寅さん、、、
映画「男はつらいよシリーズ全50回」の録画を観ることにしてます。

昭和に癒やされる時間ですが、令和のドラマ「御上先生」もなかなかの見応えで、一人ひとりの悩みは、政治的なことにつながるという御上先生の考え方に、毎週納得させられたりしております。

そんな中身のないことを、つらつら書いてしまいました。

来年度も、疲れててもしんどくても、ちょっとだけ前向けたらいいなというようなブログを、ちょこちょこと書かせていただけたらと思っております。

そして、「言わなくていいこと」を言わなくてすむようなメンタルの鍛え方をされてる方がおられたら、ぜひ方法を教えてくださいませ。

毎年、この時期は自己嫌悪の毎日です。
そんな私の、こんなささやかなブログではありますが、4月からもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

写真は、自分が社内でばたばたして、空気悪くしてるのではと思ったときに眺めるようにしている、机に置いてる推しグッズです。

職場にほんとはこういう物置かないようにと、育てられた昭和世代なのに、堂々と置いてしまってます。
睡眠時間より長くいる職場のデスク周りに、やっぱり癒しは必要ですね♪

なべめぐドすっぴんブログ第33回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

2025年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はどんな1年にしよう、、、
年頭は、そう考えられるかたも多いと思います。

私はここ数年、毎年「とにかく健康に生きる」ということばかり年頭に思うため、自分でも、もっとなにかアグレッシブな目標立てないと、、と思うまま、これという目標も持てないまま、1年が終わる、ということが続いてます。

ただ実家を含め、空き家問題については、とにかくなんとかせねばと思うだけで、結局それもまた月日が過ぎていく、、という繰り返し。

これでいいのか、私の人生と思っていたら、子供の頃から、大好きな女性漫才師のハイヒールリンゴさんが、お正月番組で今年の目標を聴かれた時に「現状維持」ときっぱり断言されてて、

この歳になると、現状維持ってほんまに大変なんやで

と、返答されていたのを観て、さすがやなぁと、私もこれから、この言葉、堂々と使わせていただこうと思いました。

自分以外はみんな頑張ってるように見える、、
そんなまわりと比べて、私は現状維持が目標なんて、、健康だけを考えてるなんて、、と、自分を恥じてましたが、リンゴさんがそう言われるんだから、それが1番自分にもしっくりくるんだから、それでいいのだ、とあまり「頑張らなきゃ」と思わず、結局12月終わりに、今年も楽しかったやんと思えたらいいかなと思えました。

空き家問題も、自分だけではなく、身内とちゃんと議論を重ねて、いいようにやっていけば良いのですし。

そんなこんなで、1年というより、まずは1月どんなふうに生きようと思った時に、

観たい映画がたんまりあるのと、読みたい本が溜まっていることを感じ、もちろん仕事もありがたくも忙しい時期に入るので
「休日に映画観て、本を読む時間を増やす」
ということを決めました(平和ですね)

映画館で3本と、BSなどでやってた映画や撮り溜めしてた映画も含め、1月20日までに、6本くらいは観れたのですが、その中でも印象深かったのが、ミニシアターで一人で観た「どうすればよかったか」です。

ドキュメンタリー監督の藤野知明さんが、統合失調症の症状が現れた、幼い頃からとっても優秀だったお姉さんと、お姉さんを精神科の受診から遠ざけた御両親の姿を、20年にわたって自ら記録されたドキュメントです。

休日だったからかもしれませんが、ほぼ満席の映画館の中で、前のめりの姿勢で観たくなるほど、そのドキュメントに引きずり込まれました。

10の家族があれば
10の悩みや思いの交差があること。
それは、歳を重ねるごとに思うことですが、もし自分が、この監督なら、このお母さんなら、はたまた、お母さんの姉妹もでてきますが、家族の外から観てる身内なら、、なにができたんだろう、どうすればお姉さんが、もとの優しくて優秀なお姉さんに戻ったんだろうと、、
自分に同じようなことが起きたらどうするだろうとか、観終わっても、頭の中が、ぐるぐるになる映画でした。

そのミニシアターでは、そこで上映される他の映画の監督さんが、出入り口に立って、自らの映画の宣伝をされ、案内チラシを配られたりという光景もあり、お金をかけて、バンバン宣伝もされて、有名人がたくさん出演されて、日本を超えて作品賞を受賞されるような作品ももちろん魅力的だけど、この身近に感じられた監督さんたちが、伝えたいことを詰められたであろう、ミニシアターで上映されるような映画も、時間が許す限り観ていきたいなぁと思った1月でした。

1月は行く
2月は逃げる
3月は去る

と言われますが、本当にあっという間に年度末になりますので、息抜きもしながら、自分にとっての良い時間を大事にしていきたいと思います。
それがきっと、精一杯の現状維持の1年になると信じて。

今年も、誰のためになるんだろうというような、ただの呟きみたいな内容を、綴らせていただくブログになると思いますが、流し読みでも、目にしていただけたら幸いです♪

皆様にとっても、すこしでも楽しい1年になりますように。

なべめぐドすっぴんブログ第32回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

先日、祖母が入居させていただいている、老人ホームさんの入居者さんと家族のふれあい会に参加させていただきました。

今年から介護度があがり、祖母は施設を変わりました。なので、今の施設さんのふれあい会に参加させていただくのは初でした。

昨年までの施設さんのそういったイベントが、平日でしたので参加ができず、ここ数年はコロナ禍で、そもそもなかったので、土曜に開催いただけたことと、面会規制も無くなったために開催してくださった会、主人と親戚とわたしの三人で参加させていただきました。

どんな会なのかドキドキしましたが
まずは、介護ロボット体験ということで、私達はどの家族さんたちよりも早く体験会の会場に到着できたため、

 

 

 

私が寝たきりの人を介護するロボット
主人は車椅子の人を介護するロボット
を体験。

まず、ロボットが私達の思っているロボット(よく最近レストランで会う、Theロボットの形をした、目と口があってというロボット)ではなかったので、まずそこにびっくりしました。

私は全身の力を抜き、寝たきりの人になりきって介護ロボットに身を預けました。
痛くない、しんどくない、本当に心地よく、ロボットに抱きかかえられ、ベッドから車椅子に移動。

主人もすんなりと、介護ロボットに身を預けることができたと、文明の進歩を体感。

ただ、どちらも介護職さんが準備してくださってこそ成り立つ、介護ロボットの力なので、人間とロボットがうまく協力して、人間の負担を少しでも減らし、介護職さんの身体の負担による離職、人手不足を解消できるなら、こんなに素晴らしいことはないなぁと思いました。

超高齢化社会、この介護ロボットが、より低価格で様々な福祉施設さんに、広がっていくことを期待します。

その体験会の後は、祖母と一緒に施設の中に作られたカフェで、スタッフさんたちが接客してくださり、美味しくスイーツをいただきました。

認知症で私達のことも忘れてしまっている祖母と、スイーツ食べてどんな話しができるのかな、そもそも、私らとスイーツ食べて嬉しいかな、、、とも思ってましたが

1時間、おそらく自分は20歳くらいの設定で、日々のことを話してくれる祖母を見ていると、一緒にいた親戚も
「誰かわかってなくても、自分に会いに来てくれたことはわかるから嬉しいんやで」と言ってくれました。

祖母自身の妹たちの名前は覚えてましたし
「妹たちは学校行ってて、自分は地域の掃除や、この施設の掃除、近所の子守、田んぼの世話を毎日している」とか、姑とおばあさんに世話になってると言うので
「姑おるなら旦那さん(私の祖父)は?」て聞いたら
「家にはおらん」と。
戦争に行ってる頃なんでしょうか、、とか想いながら
何度もループする話を、聞き続けました。

近くの女性の入居者さん同士が、お互いが何を言ってるか聞こえていないだけで、喧嘩みたいなのが始まって、スタッフさんたちが2人をなだめていたり、

ひいおばあさんに会いに来た小学校低学年くらいの、お子さん2人がひいおばあさんになついている様子を見たり、いろんな状況も目に入ってきて

あらためて、介護ということ、ふれあいということを、考えるよい時間となり、いつもお世話してくださってる、そして、こんな素晴らしい機会をつくってくださった施設の皆さんに、感謝感謝でした。

途中で、すべての入居者さんの家族さんに声かけながら
「◯◯さんは、毎日こんな感じで」と
日々の様子を、それぞれに説明されているかたが、おそらく、施設長さんのような
雰囲気だったのですが、入居者さんのこと、それぞれ理解され、お声掛けされる様子や、うちの祖母のことを語ってくださった中身も、ちゃんと現場を見られているんだなぁということが伝わる内容だったので、こんな施設長さんのもとだったら
スタッフさんも安心してお仕事されてるのかもなぁと…

施設内の雰囲気の良さが、スタッフさんたちのお人柄、施設長さんのお人柄、すべてのかたのお仕事ぶりから、つくられているんだろうなぁと感動しました。

来年からも、もし平日に開催されたとしても、仕事にもつながることも沢山体感させていただけたので、休みもらってでも、参加させていただきたいと思いました。

1時間ほど、いつもいるテレビの部屋から離れて、カフェで団欒した祖母は、テレビの部屋に戻った途端、若い女性の介護職さんに
「久しぶりやねぇ」と声かけて
「ほんまやね、元気やった?」と話合わせてもらってました。

そのあと
「おばあちゃん、じゃあ、また来るね、今日はありがとうね」と私らが声かけても

また初めて会ったみたいな顔して
「ありがとうございます」と何度も繰り返してました。

認知症のかたの頭の中ってどんな感じなのかなぁと考えさせられました。

スイーツ食べるときも
認知症になる前は、こんなことしなかったなぁというくらい

「いただきます」という手をあわせて言うときに、よくテレビで見る
外国の方のお祈りのように、ずっと手をあわせてなにか唱えていて、なかなか食べなかったり、

久々に、1時間でもゆっくり過ごすと、祖母の新しい一面を沢山発見できました。

ただ、早く亡くなった娘(私の母)を忘れていることは、あらためて祖母にとって幸せなことかもしれないので、ちょっと安心したりもしました。

私は、コーディネーターという仕事柄、毎日様々な看護師さんからお話をうかがえます。
皆さんに、看護師さんになられた理由をうかがうと、度々
「家族の介護で、看護師さんにお世話になって、自分も勉強したいと思った」という理由をうかがいます。

自分も、両親、祖父母の闘病中・介護中に、介護職さん・看護師さん・ケアマネさんに沢山お世話になり、自分にももっと知識があれば、先に知ってたならと、痛感したことが度々ありました。

その想いを、「国家資格をとる」という行動に変えられた、看護師さんや介護職さん、ケアマネさんには、本当に尊敬の念でいっぱいです。

私はまだまだ素人として、祖母のこれからや、自分たちのこれからに向き合いますが、

体感したことをちょっとでもコーディネーターという仕事にも活かしていけたらなぁと思いました。

祖母の認知症、まだまだ初期の時は、家に帰りたいと嘆きすぎたり、同じ施設の入居者さんと喧嘩したりけっこう大変で、施設からも
「これ以上、まわりのかたと喧嘩など激しくなれば、入居を続けていただくことができない」と
その時の私の生活にとっては、絶望に近い状況をつきつけられる時もありました。

ただ、いまは、
完全に私達や、自分の本来の家を忘れたことで、穏やかな施設での日々があります。
皮肉なもんですが、それもまるっと受け入れて、祖母と会える時間を楽しんでいけたらと思ってます。

認知症の家族さんを家で看護・介護されているかた、本当に大変な日々だと思いますし、私の身内にもそういった家族がありますので、なんとかプロのお世話になれないかと、頭を悩ませることもありますが、利用できる介護サービスを考えながら
本当に共倒れにならない、断腸の決断を、そのときそのときで、自分も意見を求められたら、きちんと答えられるように、これからも勉強していきたいと考えました。

そんな様々な家族への想いを考えた日の夜に
「室井慎次、生き続ける者」という映画を観ました。

20年以上踊る大捜査線ファンのうちの夫婦には、大好物の室井慎次さんが主役とあって、前編・後編観ましたが、これは家族を考える映画でした。
「刑事モノ」では終わらせられない内容でした。
踊るシリーズファンの方にも、踊るシリーズを観てない方にも、とにかくオススメの作品です。
ここから年末年始にも観たい映画だらけなのに、なかなか時間がありませんが、うまく調整しながら、体調管理もしながら、年末年始の多忙を乗り越えたいです。

今回も長文で失礼しました♪

なべめぐドすっぴんブログ第31回♪

ドスンと風邪をひきました、コーディネーターの渡邉です。

原因は休日の薄着。。。

同僚に誘われて昨年観戦してからドハマりしている、女子バスケットボールのWリーグ、同僚や主人が推してるチームと、私が推してるチームの対戦が岸和田市であり、初日は車で行きましたが、翌日は岸和田市のイベントと重なり、渋滞や駐車場満車が予想されるために、JR阪和線に乗って行きました。

行きは楽々でした。
が、帰り、、、車両トラブルで、ダイヤが乱れまくった阪和線。

阪和線の遅延が多いとは聞いてはいたものの、これか~という感じで、久米田駅と鳳駅、どちらでも20分くらいホームで待機。

昼間は暑いくらいの気温予想だったので、薄着で行ってました。前日もそれで快適だったので。

なんのなんの、11月の夕方の電車のホームは寒い。
持って行ってた推しの選手のタオルを身体に巻いて温めましたが、その場しのぎにすぎず。

3連休だったので、翌日も友人と予定を入れていて、まぁそこまでの疲れはなかったので、予定をこなし家に帰るとなんかちょっと寒気。

まぁ、こんなこともあるかと(長らく本格的な風邪をひいてなかったので)
普通に過ごし、翌朝、さぁ3連休明けの仕事、忙しいで?
と気合い入れて起きたら、ちょっとしんどい。

でも、熱はなかったので仕事に。
まるまる働いてやっぱりしんどいなと、帰宅して熱測ると、ちゃんと発熱。そこから、ポカリスエットを飲んではトイレ、飲んではトイレと解熱に必死になり、早めに寝て、脇にアイスノンはさみ、首にもアイスノン巻いて、汗を大量にかいて10時間くらい寝たら、朝は熱が下がってたので出勤。

そこからも熱はもう上がることは無くでしたので、インフルエンザやコロナを疑わず、ひたすら残る喉の痛みだけに向き合う日々。

ただ、けっこう喋る仕事なので、なかなかこの喉の痛さはおさまらず、桂銀淑です、八代亜紀です、葛城ユキですと言いながら、枯れた声を例える日々(ですが、通じる世代が限られてます)

薄着はよくないですね、というよりも、やはり、休日に休息せずに興奮したまま過ごすのは、いくらストレス発散、推し活といっても、もう年齢的にもきつくなってきたんだなぁと・・・

20代の頃と同じように、休日もバタバタしている自分の衰えてきた身体を想い、いたわらねばと反省しました。

しかししかし、
推し活、とはよく聞きますが、昔から浅く広くいろんな分野(お笑い、アイドル、野球選手、スタート時期のJリーグ、お相撲さん)を応援してきた私ですが

今回の女子バスケットボールWリーグの推し選手へのハマりは、久々のズドンとしたハマりで、主人ももちろんのこと、同僚とも一緒に楽しめたり、会社でも試合を振り返る話しが出来たりという楽しさも後押ししてか、生まれつきのプロ野球ファンなのにそれを上回る勢いで頭と心を支配しています。

きっと、プロ野球ほどファンも多くなく選手との距離が近いことも、推し活を加速させる要因だなぁと感じます。

ただ、仕事も推し活も、様々な用事も、健康でないと存分に力を発揮できません。

体調管理、じゅうぶんに気をつけてきたはずなのに、喉を痛めるほどのことになり
仕事にも影響しました。まわりにも気を使わせることになってしまいました。

まだまだこれから、仕事もプライベートも忙しくなる季節、これ以上、寝込まないといけないことが増えないように、とにかく防げる体調不良は防ぐように、栄養を摂って、笑って、寝て、一番難しいですが適度な運動をして、体力を養っていきたいです。

皆さんの冬支度も、順調でありますように。

なべめぐのドすっぴんブログ第30回♪

こんにちは。コーディネーターの渡邉です。

先日、忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士のお墓がある、東京の泉岳寺まで、赤穂浪士さんのお墓参りに行ってきました。

子孫でもなんでもないのに、なぜお墓参りに行くのか、それは忠臣蔵が好きだから。
父や祖父が、年末になるとずっと忠臣蔵のドラマ観てましたし、いや、あの頃は各家庭でおそらく、5時間も6時間も放送されている忠臣蔵のドラマをずっとは観れなくても、要所要所観て今年も面白かったなぁ、いや、去年のが大石内蔵助よかったで、など言い合って観られていたのだと思います。

兵庫県民で、赤穂市も身近なので、赤穂市の大石神社にも行ったりしましたが、47士がそのまま眠っているという、泉岳寺のお墓参り行かないのは赤穂浪士ファンとしてまだまだファン度が足りないと思い、行ってまいりました。

主人と2人。

泉岳寺駅降りて徒歩3分位で到着。
赤穂浪士の墓地の方に入るときに、線香代を渡し、お線香の束をいただき、浅野内匠頭、瑤泉院様(浅野内匠頭の奥様)、赤穂浪士全員のお墓にお線香を供え、お参りができます。

堀部安兵衛さんのお墓を写真撮影してたら
「堀部安兵衛のファンですか」と
話しかけてこられた、鼻ピアス、金髪、マツエクバリバリ、両腕に沢山のタトゥーという、私の友人にはいないタイプのお姉様。
こちらがぎょっとしながらも、堀部安兵衛さんがやっぱり好きでと伝えると、そこからどんどん赤穂浪士の話を掘り下げてくださり、知らなかったことも沢山教えてくださいました。
ボランティアガイドさんでした。

人は見かけで判断してはいけないと言いますか、一見、まったく違う世界に生きてそうなそのお姉様が、私より赤穂浪士がお好きで、詳しくて、一人一人に尊敬の念を抱き、忠実にこの討ち入りについて語ってくださる、なんて素晴らしい方だろう、そして沢山観光客はおられるのに、なぜ私たち夫婦に話しかけて下さったんだろうとありがたく思い、20分近くお話を聴き、泉岳寺に行く前より深く、赤穂浪士に尊敬の気持ちを持ち、赤穂浪士ではなく「赤穂義士」なんだと。
そして、47士ではなく48士なんだと、沢山学べた大切な時間になりました。

私は、忠臣蔵好き好きと言いながら、何にもまだまだ知らなかったと、ちょっと恥ずかしい思いにもなりましたし、
やはり
いろんな世間を観て、まだまだ小さい自分に気づき、人から吸収することの大切さを学んだ出来事でございます。

いま、いろんなコンプライアンスの関係で、討ち入り、仇討ちという意味が強く出てしまう、忠臣蔵をTVではなかなか取り上げづらいとされているようですが、
恩や絆を大切にした、日本の美しい歴史は正確に語り継いでいかないといけないなぁと思い、完全に私的な想いですが、ここにも書かせていただきました。

歴史を感じながら、新しく学べたことや、来たかった場所に来れたことで、満足しながら泉岳寺を出た所で、私と同い年くらい(アラフィフ)の女性とそのお母様らしき方がおられ、その私と同い年らしき人がずっとお母様(だと思われる人に)
「何回言ったらわかるの?」
「私をこれ以上怒らせないで」
と何度も怒鳴ってらっしゃって、お母様(らしき人)はうつむいてなにか、ぼそぼそ言われている感じがあり、その横を通り過ぎながら、何があったかはわからないけれど、あんな風に皆の前で怒らなくても。。と思いつつも
「私も、父にあんなふうだったなあ」
「レストランでも、スーパーの中でも父に怒鳴ってしまい、怒鳴りながら涙していた時があったなあ。主人やおばに、なだめられてたなあ」
と思い出しました。

その親子さんは、どうかわからないですが、私は母を亡くしてから、身体がうまく動かない父との関係に悩み、しんどく、自分の心が壊れそうになるギリギリのところで、父にイライラをぶつけてしまってましたが、今考えると、不自由な体で、妻も亡くし、高齢の祖父(父の父)とも一緒に暮らし、寂しさも不自由さもひとしおの中、頼りの娘に、何かある事にイライラされてた父には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私にはそんな私を
「イライラしてもしょうがないよ、めぐみさんは頑張ってるよ」
と言ってくれる親戚や主人や友人が沢山いましたが、それでもやっぱり、怒ってしまった後は、反省もしましたし、それでも、私に不器用ながらも愛を注いでくれる父が愛しく、大好きでもありました。

あの女性も、きっと後でとっても反省されるだろうし、自分で自分が嫌いになる事もあると思いますが、お母様と常に仲直りして、癒しあえるお時間があればと祈るばかりです。
おせっかいではありますが。。。

子育て・介護、様々な場所で、どちらにも感情があり、いつも穏やかにはいられないと思いますが、つながりあってる大切な時間を後悔のないように過ごす事が、大切なんだなあと、改めて思った出来事でした。

さてさて、涼しくなったり、また暑くなったりの季節ではありますが、様々なことで思い悩むことも多いこの世の中、リフレッシュの為にも、自分自身の好きなことに使う時間も大切にしながら、健康的に秋を過ごしていきたいですね♪

なべめぐのドすっぴんブログ第29回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

8月末に心電図セミナー開催を予定しておりましたが、あのノロノロ台風10号の影響を考え、泣く泣く中止…
結局予定していた当日は
「電車普通に動いてるやん、案外、なんもないやん、雨もなんなら降ってないやん、えっ、プロ野球の試合あるやん」の1日で、中止したことを後悔するような京阪神の状況でもありましたが、もちろん日本各地では、大変な被害をうけられているところもありますし、今回のように判断したことも、あとあとの経験値として生きてくると考えていかないといけないなぁと感じました。

どこの時点でどう判断して、どう伝達をするか、、に悩みまくった1週間でした。

それというのも、私はとにかく昔から、えっ、なんで、という失敗が多く、幼い頃から「とにかく鈍臭い」が、キャッチフレーズのような人生を送ってきました。

幼い頃に観たドラマ「スチュワーデス物語」(このタイトルで、懐かしい~と思ってくださった方と語り合いたいくらい、おそらく弊社の社内でも、もう3割くらいの社員しかその時代に生まれてなかったと思います)
の堀ちえみさんが演じる主人公がよく言われていた「ドジでのろまな亀」というフレーズを、自分のことだと置き換えて生きてきました。

旧体育の日に生まれたのに、とにかく運動音痴で、徒競走もマラソンも毎回最下位争いですし、スキー合宿では、あまりにもスキー出来なくて、同級生たちにはいまだに語られる「スキー板担いで下山してきた事件」にも発展したり、もう上げたらきりがないくらいの出来ないっぷりでしたし、
学生時代のバイト先の室内遊園地でも、掃除してるだけなのに、なぜか消火器を派手にこかしてしまい、消火器が暴発して、室内遊園地中が真っ白になってしまったり、
学生時代、放送部に所属してたら、放送室のカフをあげたままで、独り言喋ってしまってたり、
きっとこんな感じで、覚えてるもの以上の何倍も覚えてない失敗をしてきたので、何も失敗してない日の方が、珍しいくらいなんだと思います。

慌てん坊、集中力がない、注意散漫、色々原因はありますが、これも全部、関西魂で「失敗はネタにしろ」という頭が働き、隠さず、すぐ誰かに話し、ウケなかったら、ウケるように、次の人には、ちょっと盛って話しをする事を、繰り返して生きてきました。これだから、反省も少なく、余計に、失敗だらけの人生なんだと思います。

SNSが発達してからは、口で喋るだけじゃなく、それを書いて発信することで、いろんな反応をもらうようになり、どうやったらええ感じで書けるかも、工夫を重ねるようになりました。

SNSって悪い影響もたくさんあるけど、やっぱり良いこともたくさんあって、1番わたしにメリットなのは「過去の思い出」が毎日、勝手にあがってくるので、SNSやりだしてからの「○年前の今日」っていうのが毎日観れて、あんなん書いてる、こんなん書いてる、こんなんあったんや、、と思い出のなかの自分に、呆れたり感動したり、笑ったり、が、ほぼ毎日あります。

ここ数年で1番笑ったのは、父が生きていた頃、カレー屋さんに行って食べてる最中に
「このカレー熱すぎて、食べるのに5年かかるわ」て言ったので
「ほな、5年後に迎えに来るわ」とわたしが返したエピソード。
父の困惑した表情と、美味しそうなカレーの写真とともにあがってました。

私のちょっと話盛るくせは、明らかにこの父の影響なんだろうなぁと思います。

失敗が多い私は、自動車教習所に通ってた時代も、まだオートマ限定で免許とるのがそんなに主流じゃなかったので(就職も、AT限定不可と応募条件に書かれてたことが多々ありました)
まぁ、田舎で、軽トラも運転しないといけないしと、ミッション車で免許とったのですが、坂道発進とか、ミッションでほんとに上手くいかなくて、落ちまくって、補講補講で、なかなか卒業できず、母に追加講習料を5万円くらい払ってもらって
やっと免許証が取得できた私に、唯一父が教えてくれたことが
「もし、運転中にパンクしたり、車にトラブルあったら、女の子は、車停めて泣いとったらな、優しい男の人が助けてくれるからな、自分でなんとかせんでええねんで」ということでした。

携帯電話も普及してない時代だったので、たしかに一人で運転してて、トラブルにあったら、自分ではなにも出来ないのはわかっています。

でも、それが父親として、娘に言うことなんやろかと、さすがの私も、なんじゃそれと思ってたのですが、実際社会人2年目のときに仕事中(毎日運転して営業にまわる仕事でした)社用車の車がパンクし(運転誤り路肩に派手にタイヤを乗り上げてしまったのが原因です)、一旦車を停めて、路肩に出て、途方に暮れていたら、すぐに通りがかりの親切なお兄さんが助けてくれて、スペアタイヤに替えてくれて、すぐに会社に電話して、整備工場に持っていくようにと教えてくれました。

お名前聞いても教えてくれず、お礼も、近くの自販機に売ってたコカ・コーラの
ペットボトルを渡すことしかできなかったので、そのあと数年、何度も探偵ナイトスクープに、あのお兄さんを探してほしい、お礼がしたいと依頼しようかと悩んだくらいでした。

でもあの時、真っ先に思い出したのが、父の「女の子は泣いとったらいい」という言葉でした。
実際は泣いてなかったですが、いいように変換すると
「困ったときは誰かを頼りなさい」
なんやろうなぁと今なら理解できます。というか、無理やり理解してます。

失敗が多い人生だからこそ、念には念をいれて準備したり、周りにもコツコツ型だと言われるくらい、何ごともコツコツ、早めから取り組んで、人の何倍もやらないと、みんなと同じ成果を出せないと頑張ることもありますが、どんだけやっても、なんじゃこれみたいな結果になることも沢山あるので、そんな私には
「困ったときに素直に助けを求める」は
人生において、けっこう重要な事なんだと思います。

そして助けてもらった時は、ちゃんと感謝を伝えること、助けてくれようとする人の優しさには素直に甘えること、困った時こそ、その想いも忘れずにということや、私自身も誰かが困っているときは、なにも出来なくても、とにかく声だけでもかけれる人間になりたい、そして人のしんどさがわかる人間になりたいと、日々思っております。なかなかできないのですが。。

このブログを書いている9月も公私ともに、なんでやねんという、失敗をくりかえしております。

今更一生傷のような、太ももに火傷も負っております。

子どもの頃は、40歳になれば勝手にW浅野になれる(この表現もわかっていただける世代は限られてると思いますが)と、かっこよくてシュッとした、ワンレンでロングヘアーが似合う女性になっていると思ってたのですが、全くなれないので
自分のこのバタバタした性格を受け入れ、人に迷惑をかけることを少なくする努力をし、困った時は素直に声をあげれることを大事に、生きていきたいと思います。

我が人生に常に父の名言ありです。

写真は、いま、ちょこっとプロ野球好きに話題の
「負けた~負けた~また負けた~」タオルです。
この裏は
「勝った~勝った~また勝った~」になってます。

ちゃらんぽらんさんという以前漫才をされてた、冨好さんという方が、とっても西武ライオンズファンなんですが、あまりにも今年負け続けるので
「負けた~負けた~また負けた~」と
負けをネタにして、TikTokで動画配信を毎日していたら、どんどんバズり、球場で、ちゃらんぽらんさんを知らない世代の若い人たちから、握手やサインを求められるようになり、若い人たちが真似して動画をTikTokにあげるようになり、それが追い風となってタオルまで発売され、私も買いました。
御本人も、こんなにバズると思われてなかったようで、急激に、若い人のファンも増え、単独ライブにも若いお客さんが増えたので驚かれてるそうですが
(しかも、単独ライブのチケットは数分で毎回完売します)

ほんとに人生、コツコツやっていることが、どこで花を咲かせるかわからないなぁと、この冨好さんのタオルからも学んだ私でした。ちなみにうちの主人は時々、冨好さんのTikTokの動画に映らせてもらってます。

人生に起こるいろんなことを、負けても勝っても、楽しめるように笑えるようにしていきたいなぁと思います。

なので、まだ事実をちょっとだけ盛る人生は続けていくつもりです。

今回も長々と失礼しました。

冒頭に書かせていただいた、今回中止になったセミナーですが、講師:寺町先生には、また3月末にご講義お願いしておりますので、近づきましたらこのホームページでも発信させていただきます。

まだまだ残暑が続きますが、皆様におかれましてもどうぞお疲れがでませんように。
実りの秋にむけて、鋭気を養いましょう。

ちょっとでもこの暑さの中の癒しになればと、日頃、動物苦手なので触れ合うことがないのに、無類の猫好きの友人とこれまた無類の猫好きの主人に付き合って行ってきた、猫カフェで華麗に猫ちゃんに逃げられている
私の写真を載せさせていただきます♪

なべめぐドすっぴんブログ第28回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

夏の全国高等学校野球選手権大会、いわゆる、夏の甲子園が終わりました。

わたしは毎日、甲子園球場横を通って通勤しておりますが、夏の甲子園が終わると
甲子園球場を見ると、さみしくて泣けてしまうくらい高校野球が好きです。

もちろん現地観戦もします。
出場選手のデータが載っている本を広げながら観戦します。
選手だけではなく、その高校がどんな高校で、どんな出身者がいて、どんな監督がいてなども読み、頭に入れながら観戦しますし、中継を観るときも解説が、現役や元の監督さんなので、それぞれの監督さんの教える心情や、作戦への考え方なども、
野球を経験していなくともお聞きしながら、生き方、人生の勉強をさせていただいてます。

先日は、神奈川県の強豪校、あの松坂大輔投手が卒業した横浜高校の元監督 渡辺元智さんが、今年で解説からも引退されるということで、ラジオ出演をされ、今までの想いを語っておられるのを聴きました。

渡辺元監督の解説は、具体的でわかりやすく、選手・監督・ご家族・関係者へのリスペクトが端々に感じられる温かい解説で、大好きだったので、来年からはその解説をお聴きできないのは残念過ぎて、寂しすぎるのですが、80歳を迎えられ、今まで野球にささげた人生の中で出来なかった奥さん孝行をしたい、という想いをお聞きすると、本当に納得のご決断だなぁと思いました。

その渡辺元監督のお話の中で、勝てないチームをどうやって勝てるチームに変えたか、どうやっていい選手を獲得できるように体制を整えていかれたか、などのお話ももちろん命がけ、人生をかけてらっしゃって、心に残るものばかりでした。
時代に合わせて、選手との関わり方も変えてこられたお話。今でもプロ野球で活躍中の有名投手が、横浜高校時代も素晴らしい才能はあるけれども、コミュニケーションが取りにくく、話しかけても、まともに想いを聞き出すことが出来ないので、
どうやれば彼と向き合えるのか悩み、その当時、携帯でのメールが普及しだした頃だったので「メールの機能を覚える」と決意し、徹夜で携帯のメール機能を覚え、その選手にメールで連絡すると、きちんと想いが文字にして返って来たと。

その当時ももう、名門の横浜高校、しかも日本でも有名な名監督、渡辺監督が一人の選手、生徒とのコミュニケーションの為にメールを徹夜で覚えるなんて、わたしにとっては驚きのエピソードでした。

やはり、どんなに年齢や実績を重ねられても、時代に適応していける人が、時代の変化をきちんとわかり、学べる人が勝ち残っていける、それが世の中なんだとまた改めて学びました。

その日、そのラジオが聴けたのは、祖母が今年2度目の骨折をし入院をしたので、その手続と空き家の実家に空き巣が入り、その被害届けを出すための帰省で、会社に有給休暇申請をし帰っていたからなので、普段なら働いていて、ラジオは聴けない時間なので、ラッキーだったなぁと思いましたし、
祖母の入院も、思ってもなかった空き巣被害も、もちろんびっくりしましたし、空き家の空き巣、気持ち悪くて不安も沢山でしたがこれも経験と想い、なんだか前向きな気持で帰省することができました。

空き巣については、会社でもプライベートでも今回のことを話すと、まわりでも沢山、空き巣や盗難被害に遭ってる人がいて、エピソードを教えてくださり、今後の防犯対策を考える上での勉強にもなりました。

そんな、楽しいことも不安なことも起こった夏でしたが、今回の夏の甲子園には
知人のお孫さんが、ある、高校のベンチメンバーとして出場していて、そのこともありいつもよりも余計に、我が夫婦の想いは盛り上がりました。
主人は、そのご家族と一緒に、アルプススタンドでも応援させていただきました。

結局、その高校は見事優勝しました。

その知人から「応援ありがとう」とメールを戴きましたが、こちらとしては大好きな高校野球で、その知人のお孫さんがベンチにおられたからこそ、余計に気持も盛り上がり、ラストまで楽しませていただけたので、本当に感謝の気持でいっぱいです。

人生に起こるいろんなことが、御縁に感謝の連続だと想いました。

高校球児に、監督さんに、球児のご家族さんに、応援団に、たくさん元気を戴いた今年の夏。

まだまだ残暑が続きますし、台風もこれからは心配な季節ですが、苦しくてもそれが今後の自分の役に立つというのを、もう一度思い返し、少しでも笑顔で乗り切っていきたいなぁと思います。

皆様もどうぞ夏のお疲れでませぬよう、ご慈愛下さいませ。


※写真はわたしの気合を入れた
高校野球観戦の後ろ姿です、、、

なべめぐドすっぴんブログ第27回♪

こんにちは、
コーディネーターの渡邉です。

夏ってこんなに暑かったんやなぁ、という日々が続いてます。

わたしは、野球観戦が好きなので、もちろん夏の甲子園、全国高校野球選手権大会が、楽しみなのですが、地方大会でも熱中症で救急搬送される選手も出ていますし、甲子園も2部制にされるなど、対策を練られたとしても、どんなふうな大会になるのか、選手や審判、大会関係者の皆さんの、安全管理が、本当に年々心配だなぁと思う毎日です。

今年はその前に、パリオリンピック・パラリンピックもありますね。
観る方としては、楽しみが詰まった夏ではあるのですが。。

私と主人、どちらもの親が亡くなり、私達より高齢な身内として
もちろん、叔父、叔母などはいるものの、自分が直接心配しないといけない身内としては、特別養護老人ホームで安全な暮らしを送れている、祖母だけですので、こうなってみてこそ、こんな暑い中に、父や母も生きてなくて良かったよと、寂しさよりも安堵感がある日々です。

自分がそうなってみてこそ、周りの方々の、子育ても含めた家族との向き合い方についても勝手にですが、考えさせられることがたくさんあります。

遠く離れた親の病気のこと、
折り合いがよくない親との今後のこと、
子供と縁をきっている高齢女性のこと、、
10人いれば10人、抱えていることは違い、SNSで繋がっている人たちが、発信していることを見ると、あたかもみんな幸せで、楽しそうで呑気でいいなぁと、人を羨むことも多いかもしれませんが、ほんとは誰しも乗り越えていっていることがあって、
だからこそ、楽しみや幸せを見つけて、作り出して、SNSで記録としても発信している人も多いのでは、、
と思う日々です。

そんな中「家族じまい」という
桜木紫乃さんが書かれた本を読みました。

昔、結婚を反対されてから、ほぼ連絡をとってない親と、急に向き合うことになった女性が、主人公として最初に出てきますが、読み進めると各章で、それぞれ主人公が変わり、その最初の主人公から見た親のこと、妹のこと、次はその妹から見た親のこと、姉のこと、次は親から見た子ども達のことなど、どんどん、立場と見方が変わるという構成になってます。

家族だけではなく、もちろんどんなことも、立場、見方によって、真実はひとつでも、大きく感情や判断は変わるものだということを、わかっていてもなかなか、普段の生活や、物の考え方に、それを取り入れられていないなぁということを、痛感させられます。

親を人より少し早めに見送り、仕事でも、お仕事紹介ということを通してではありますが、ご相談いただく方々の、様々な家庭背景やご自身の体調、お悩みのことなどをうかがう日々ですので、友人、知人から何かを相談されたり、報告を受けても、ついつい、その場合はこうかもよ、こうしたら?などと、求められてもいない提案、あつかましいアドバイスなどを、してしまうこともありますが、冷静に考えて黙って聞かせてもらうだけで、ほんとうは良かったのかもしれないと、反省することもしばしばあります。

でも思い返すと、今から考えると、自分がとても辛かったとき、母の余命を、ドクターから一人で聞かされた時、もう助からないと聞いて、母が初めて私の前で泣いた時、父との向き合い方に戸惑い、自分まで心を壊しそうだった時、

やっぱり、聞いてもらうだけではなくて、経験談からアドバイスをくれた人達の言葉は、場面は違っても、いま、自分が生きる上でも、忘れられず刻まれて生かされていることが多いです。

小説、「家族じまい」を読みながら、どの立場で、ひとつの事象を考えるかで、感情も解決法も違うけども、やっぱり意地をはらず、ちゃんと向き合って、自分の立場での考えを正直に話して、相談し合って、折り合いをつけていくことが大事だし、何人も絡むと中には、そっぽを向いたままの人もいるけれど、そういう時は、弁護士さんなり、行政なり、専門家にちゃんと入ってもらって、全員が少しずつ妥協してでも、ベストは無理でも、ベターな雪解けをしていくことが、大事なんだなぁと思います。

漠然としたことを長々書いてしまいました。

写真は、この時期になると、各地の神社に出現する茅の輪です。
毎年ではないですが、行ける時は行ってるという私にとっては、ちょっと気になる行事なのですが、

今年も、今年になってから骨折して大変だった友人と行ってきました。
これは、半年間で心身に付着した罪や穢れを祓い清め、無事に過ごせたことに感謝し、残り半年の無病息災を願う伝統行事ということで、しきたりに基づいてくぐる「茅の輪くぐり」と呼ばれるものです。

早いもので、2024年も半年過ぎました。

下半期も、もちろん、しんどい日もあると思いますが、少しでも心身穏やかに過ごせることを願いながら、元気に茅の輪くぐりができたことにまず感謝して、今回のブログを締めくくらせていただきます。

なべめぐドすっぴんブログ第26回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

今年は梅雨入りが遅いし
でも、じめじめは続くし、、、なんだか不安定な日々ですね♪
雨は憂鬱でも降ってくれないと、農作物に影響するので、やっぱり日本特有の四季の中でおとずれる様々な気候は大切だなあと思っています。

梅雨にそなえて、新しいレインブーツを買ったので、少しは昨年までよりこの時期を楽しめそうな気がします。

我が家は、梅雨になる前に高野山に行きたい!
と、今年の年明けくらいから計画して、5月末に高野山に行ってきました。
車なら日帰りもできる距離ですが、どうせならと、南海電車で難波から特急こうやに乗って、1泊2日で高野山を楽しんできました。

予想よりは混雑もせず、飲食店も行列なく入れましたし、目的地すべて参拝できたので、このインバウンドが話題になる最中でも、思い切って行ってみて良かったなぁと思いました。

高野山に行きたいと思ってから、沢山ある宿坊を調べて予約し、でも共用のトイレや洗面台って不便じゃないかなとか、お風呂狭くないかなとか、いろいろ初体験への不安があったものの、口コミサイト見ても、安心できる内容でしたし、なにより案外自分のまわりにも宿坊体験者が多く、みんなに絶対行くべきと言われて、安心して当日を迎え、そして、感想としては毎年でも行きたいと思えるくらいの満足感と、心の洗濯が出来たような清々しさに包まれた時間でした。

朝からのお勤めへの参加も、毎朝こんなふうに、早起きして1時間心を無にすることができたら、もっと1日が元気に明るく生きれるのかもなぁと思ったり、お食事の中のちょっとしたしきたりなども学ぶと新しい発見があったり、

高野山奥の院への歩く道で沢山のお墓を見て、武将のお墓も一つ一つ見ながら、いろんな歴史を感じたり
(上杉謙信さんの御廟が武田信玄さんのお墓を見下ろせる高さにあるとか)
しろありの供養塔を見たり、命のつながりや、命の尊さを実感するような時間にもなりました。

どんなことでも、挑戦してみて初めてわかることもありますし、人に相談してみて後押ししてもらえることの多さや、人と意見を共有させてもらえることのありがたさとかも、今回宿坊に思い切って泊まってみたことで感じました。
(何より精進料理がむちゃくちゃ美味しいのも泊まって良かった!と思った理由の、1番かもしれません。)

なんでも先人に聴けですね。

 

会社の後輩くんが、最近とってもイキイキした顔をしてるので、なにかあったか聴くと

●朝早起きして10分歩いている
●スキンケアを始めた
●朝、瞑想の時間もとってる

というのです。
ダイエットのためと聞いたので、痩せたか聞くと、まだ体重の効果はないけど、気持が明るくなりましたと、ニコニコしながら教えてくれて、感動しました。

彼にはいつまでに何キロ痩せるという目標もあるのですが、そのこと以上に、明るくなったと言える強さもかっこよく見えて、とってもいいことを教えてもらったと思いました。

もちろん、、真似は出来ませんが、素敵だなと思う人に、素敵の秘訣を聞ける私の素直さも(笑)←あつかましさですが・・・今後も大切にしたいです。

ではでは、これからどんどん暑くなる季節。
とにかく、熱中症に気をつけて、少しでもこの夏も楽しかったと言える時間にしたいですね!
皆様もご慈愛くださいませ。

なべめぐドすっぴんブログ第25回♪

こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。

ゴールデンウィークも終わり、新年度からどちらのご職場も異動や新人さんの迎え入れなど、お忙しい日々が続かれていたと思いますが、少し落ち着かれた頃でしょうか。

最近、他者への思いやりについて、考える機会が多いのですが、そんな中、ネットニュースなどで「産休クッキー」というキーワードをやたら目にするので、どんな内容か調べてみました。

わたしが想像した「産休に入る方が、かわいいクッキー配られてて、そのクッキーが大人気」という話題かと思っていたら、その逆のような話題で驚きました。

なにか戴き物をしたときに、素直に喜べない時って誰しもあるかもしれないのですが、自分自身がそういうときは、やっぱり自分に余裕がないときに多いなぁと考えます。

このクッキーが「子供が欲しくてもできない人への配慮がない」みたいに書かれているのも見て、そんなことを言い出したら、先日の母の日だって、来月の父の日だって、世間は、母の日、父の日と騒ぎますが、母、父がいない人だっているわけで、誰も何も言えない、誰も何も発信できない世の中になってしまわないかなぁと、思いました。

そんな数年前の母の日のこと。
実家の母を亡くしてからも、主人の母に、母の日は会いに行ったり、贈り物したりしている中で、家に帰ると、主人がケーキを用意してくれてた事があって。
子供を、もうつくらないというか授かれなかったから、母になれなくても、いつも自分たちの母に、感謝してくれてありがとうというケーキでした。
泣けました。

母の日が来るたびに、もう、義母も亡くなってしまって、お墓参りするくらいしかない母の日でも、このエピソードを思い出します。

今年は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで
「サンクス・ラブ・マンス」
というイベントを、母の日も父の日もある期間で開催されており、誰でもよいので
自分が感謝したい人と一緒に行って、Thanksシールを貼るという期間のようで、この発想が素敵だなぁと思いました。

以前、母も義母も亡くなってから、お世話になってる叔母にカーネーションを母の日に送ったのですが、写真を撮ってくれてて
「これを毎年観るから、来年からは要らんよ。お義姉ちゃん(私の母)に悪いから」
と言われた事があり、喜んでくれている事も、叔母が抱えた想いもとてもよくわかったので、そこからは母の日には何も贈っていません。

みんなそれぞれ、抱えるものも、生きる環境も違うけど、誰かに感謝したい時に、ちゃんとありがとうが言える素直さ、いくつになっても忘れずにいたいです。

産休クッキーは、見た目がめちゃくちゃかわいかったので、(ニュースで観るだけですが)わたしは個人的に、欲しくて欲しくてたまりません♪

日々、本当に余裕なく、仕事と家事だけで(しかも主人もだいぶしてくれてるのに)疲弊しながら、これで子育てや介護もされている方って、ほんとにすごいなぁと思うのです。

母の日の欲しいものランキングで、1位が、2位に圧倒的な差をつけて
「自分の自由時間」
という答えだったのは、まわりのママさんを見てても頷けます。

もちろんパパさんもそうだと思います。

そんな忙しくてたまらんであろう、私の身近なパパ、ママである弟家族のお家に、GW一泊させてもらい、弟にすすめられた映画を、旧大津公会堂で月1開催されている、浜大津シネマで観ました。
インド映画「響け!情熱のムリダンガム」という映画です。

インド映画を観るのはおそらく初めてで、
弟に薦められていなかったら、観ていません。

が、インドのカースト制度、国民の中での宗教の違い、男女差別など、日本とはまた違う、格差、差別、区別のきつさ、報道の規制などもあり、その後、映画を観た感想を話したり、インドに詳しい方に、質問ができる時間もあったのですが、そこでの意見交換でも、日本映画にはない表現や字幕などにも気付かされて、大変勉強になったり、現代のインドを知る良い会になりました。

また、弊社の休憩室には本棚があり、そこにいろんな本が並べられているのですが

その中でこの「置かれた場所であばれたい」を薦められ
数年前に話題になった、渡辺和子さん作の「置かれた場所で咲きなさい」を読んで、とっても感動したことを思い出し、対象的な本なので、GWを活かして読んでみました。

するする読めました、どこでも暴れている著者:潮井エムコさんのエッセイ。とても人間味あふれてて、反抗期が生まれた時からずっと、続いているような素直な生き方が、なんだか発言、行動、どんなことも過敏になり、窮屈に感じることが多いこの世の中で、気持ちよくてSNSで話題になるのがわかるなぁと思いました。

自分がやりたい事を、隙間時間を使ってどうにかこなすだけの、余裕のない日々の中で、人に薦められた本で、感銘をうける時間をもらえたGW、やっぱり世間のママたちが、何よりも欲しいと願っている「自分の自由な時間」て大切ですね。

自分が関わる全ての人たちにも、その
「自分の自由な時間」が少しでもあるように、自分に何ができるかを考えて動いていきたい。

そういう、他者貢献をしていきたいなぁと思えた、5月です。