こんにちは。
コーディネーターの渡邉です。
12/14(土)、泌尿器看護セミナーを開催させていただきました。講師は、北風宏明先生。
北風先生は泌尿器科ドクターでらっしゃり、現在は大阪大学医学部の器官制御外科学の博士課程に入学され、精子形成に関連する遺伝子の機能解析の研究をされています。
コロナ禍の影響等もあり、北風先生にご講義いただくのは、2021年以来3年ぶりです。
今年は短期留学もされており、そのお話もうかがえるということで、とてもワクワクして当日を迎えた私でした。
北風先生のご講義は、とにかく「わかりやすい」というのが、私のような医療の知識がないものでも、一言目に印象として出てきます。
イラストでの具体的なご説明や、言葉でのご説明、事例の共有、そして、各テーマごとに、受講者さんである看護師さんたちに
「ここまででご質問などはございますか?」と聞いてくださり、理解されていることを確認してから進めてくださいます。
ご自身の自己紹介、勤務された病院様のご紹介もされながら、各病院の特徴や、もし看護師として勤めるなら、こうゆう特性がありますよなど、弊社が転職紹介もさせていただいているということもあり、働く目線としての紹介もしてくださったり、随所に看護師さんの気持ちをひきつける工夫もしてくださってます。
泌尿器というと「男性」の疾患や症状が多く、今までは女性看護師さんの受講者さんが、「看護する立場」として、聴いていただくことが主なのですが、今回は男性看護師さんも受講してくださったことや、弊社の男性社員も2名受講させていただいたので、先生も男性社員たちに「こういうことないですか?」「尿の悩みないですか?」など、話しかけながら、講義くださったのも、より具体的で説得力あるご講義として、盛り上がった要因のひとつだと思います。
そして、冒頭から
「こういうセミナーって眠くなりますよね」
「僕は最初の10分くらいは大丈夫ですけど、その後、ほんとに寝てしまうんです」
というお言葉や、
今回のアメリカに留学されてたときのお話では
「英語力、頑張ってもなかなかで、周りになじむのに苦労した」
「一対一だったら、英語力に合わせて会話してくれるんですが、5人くらい集まると、そうではないので話についていけなかったりした」
「自分は講義で寝てしまったりもあったけど、外国人さんたちみんな真面目で誰も寝てなくて、質問もバンバンするし、遅刻も全くしなくて、申し訳ないけどイメージと違った」
などなど、数え切れない本音トークを混ぜてくださるので、優しさとサービス精神旺盛な御人柄がご講義内容にもあふれ出ていて、自然と受講者さんたちが笑顔になり、声を出して笑われるシーンも沢山ありました。
御忙しい北風先生なので、ご講義後に質問のお時間をもうけていただくことが今回は難しかったので、休憩時間に皆さんからのご質問にも対応いただき、受講者さんたちからも帰られる時や、アンケートにも
「ほんとに来て良かったです」
「お話楽しかったし、勉強になりました」
と、表現してくださるかたばかりで、今回も大盛況のセミナー開催となりました。
とてもとても寒い中、そして師走の御忙しい中、講義くださった北風先生と、受講くださった看護師さんたちに、本当に感謝の想いでいっぱいです。
かなりの内容量を2時間弱に詰め込んでいただいたので、北風先生の研究されている
「男性不妊」
については、ギュッと凝縮された内容でしたので、来年度はぜひ、その分野にしぼってでも、詳しくご講義いただけたらなあと、社員一同、北風先生の講義が終わってすぐに、来年の予約までしてしまった私達でした。
私はセミナー前夜に、映画、実写版の「はたらく細胞」を観たのですが、漫画も読んでましたし、アニメも観た事はありましたが、真剣に、映画館で2時間、細胞・健康・病気・人の身体の仕組だけ考えられる内容は、大変勉強になり、くしゃみ1つでもどのようなことが身体の中で起こっているのかを改めて考えさせられた為、北風先生が講義くださった、泌尿器の疾患や日々排泄している自然現象の仕組なども、頭の中で映像化して聞かせていただく事が出来ました。
また、北風先生のご講義は、その映画の内容を上回るくらい、目からも耳からもわかりやすく脳と心に伝わる内容で、医療職ではない私も、映画以上にひきこまれるセミナーでございました。
毎回セミナー開催の度に感じることですが
「役得」でありがたいです。
2024年、年内はラストのセミナーでした。
今年度は、3月に、心電図セミナーを開催させていただきます。
毎年、2回開催させていただいている心電図セミナーですが、今年はちょうど8月末に来た台風に邪魔をされ、開催中止とさせていただいておりました。
貴重な今年度1回だけとなってしまった、心電図セミナーですので、日時確定次第、ホームページで告知させていただきます。
2025年もどうぞ宜しく御願い申し上げます。
少し早いですが、皆様、良いお年をお迎えくださいませ。